
バンダイより COMPOSITE Ver.Ka エクスバイン の紹介です。
発売日 2011年04月29日 価格 6,090円
凶鳥の眷属!!

TVアニメ「スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター」にて初登場した新たなパーソナルトルーパー「エクスバイン」がCOMPOSITE Ver.Kaシリーズにて最速立体化!

PTX-EX エクスバイン

後ろ姿。

COMPOSITE Ver.Ka(コンポジット バージョンKa)はG.F.F.のノウハウを用いたカトキハジメプロデュースによる派生フィギュアシリーズ
2010年6月発売の「ランスロット・アルビオン」を始めとして限定版を含めた全12種類がリリースされております。

バストアップ
各所にマーキングが施されていますがGFFシリーズほど目立ったものではなく機体名やコーションマークがメイン。

エクスバインと特徴と言えばやっぱりメインカメラ前にあるゴーグルバイザー。
こちらはクリアパーツが使用されているのでツインアイが透けて見える仕様になっています。

エクスバインはヒュッケバインMk-IIとヒュッケバインMk-IIIの中間に位置づけられる機体。
Mk-IIIのコンセプトである「小型、高性能化したSRX」と同じ意匠が込められており、バンプレストロゴのようなバイザーもその設定から取り付けられております。

バイザー部を取り外すとこんな感じ。
これが素顔。

諸事情によりVアンテナが外され、ツインアイを隠すようにゴーグルがデザインされたヒュッケバイン。
その後に登場した「ガーバインMK3・トロンベ 」というアニメオリジナル機もかなり衝撃的でしたね。
偽装しないとアニメには出せないという大人の事情。

とは言え、カトキ氏デザインの新規メカ、カトキ氏本人が原画を担当したアニメシーン、そしてカトキ氏プロデュースのフィギュアとエクスバインは初お披露目からかなりの優遇っぷり。
おそらくバンダイのフィギュアブランドからスパロボオリジナルメカが発売されたのはこれが初なんじゃなかと思います。

ボディ
かなり複雑な配色ですが丁寧な色分け。
装甲部は全身ブルーメタリック塗装が施されており非常に綺麗な質感です。

腕部。
当時のフィギュアはまだGFFの塗装工程を引きずっている感じがあり、よく見るとイエロー、ホワイト部の塗装面は若干厚塗りになっています。

脚部。

ディテール等が現代風にリファインされていますがヒュッケバインMkⅢと非常に近いデザインになっています。

足裏の造形。

バックパック。
こちらは取り外しが可能。

ウイング部はどれもシャープな仕上がりで、それぞれに細かなマーキングも入っています。

スラスター部。
計4つのスラスター部は基部ごとにパーツが分割されておりそれぞれが独立して可動します。

首は2重ボールジョイント構造になっているので、上下左右ぐりぐりと動かし表情をつけることが出来ます。

ヒジは二重関節。
手首はボールジョイント接続でハンドパーツの交換も非常に簡単。

肩はボールジョイント接続で上下と前後のスイングが可能。
肩アーマーも独自に動くためロボット魂シリーズのような広めな可動域となっています。

ヒザは二重関節。
足首、つま先も可動します。

胴に引き出し関節が設けられているので前後に反れるようになっているんですが、関節に渋みが全くないのであまり安定感がありません。
関節部が全体的に緩いので正直遊びづらいかな・・・。

バックパックの左右4枚の主翼はそれぞれ可動。
可動軸のおかげで様々な表情を付けることができます。

主翼の折りたたみ。
このようにコンパクトにすべての主翼を畳むことも可能。

付属の台座。
白地のベースには機体名等がプリントされておりGFFシリーズと近い雰囲気がありますね。

付属品「ロシュセイバー」

こちらはグリップ部とサーベルエフェクトの二分割構造。

ロシュセイバーは初代ヒュッケバインから装備されている非実体剣。
OGシリーズでは汎用武器扱いなので他のPTにも装備可能。

ガンダムで例えるとビームサーベルに相当する武器でしょうか・・・

ロシュセイバーは2本分付属しております。

付属品「セイバーラック」

こちらは両腕部に取り付け可能なオプションパーツ。
内部にロッシュセイバーの柄の部分を2基収納可能。

またサーベルエフェクトを差し込むことでこの状態での攻撃も可能です。
もちろんアニメの設定が反映されてるんですが・・・起動からの登場シーン以外はあんまり印象ないような。

サーベルラックは腰アーマーにも取り付ける事ができます。

付属品「フォトン・ライフルS」

光子弾を発射するエネルギーライフル。
エクスバインガンナー、エクスバインボクサー形態でも使用可能。

武器も全塗装が施されいるんですが、若干スミ入れが荒いといいますか・・・GFFシリーズ感!!
それぞれの武器に対応した専用のハンドパーツが付属しいるので、しっかりとグリップがフィットします。

ちなみに、フォトン・ライフルSのSはショートの意味。
ヒュッケバインMK-Ⅱが装備しているものよりもバレル部分が短くなっています。

やっぱり合体時の運用を視野に入れてのリファインなのかなーっと。

付属品「チャクラムシューター」

ギミックとして収納ハッチを展開することが可能。
こちらも左右両方の腕に装備することが出来ます。

チャクラムの取り外し。
専用の台座等がないので、本当に取り外せるだけ・・・・

付属品「チャクラム(展開)」
刃が全部展開された状態のもので、こちらは別途で付属しております。

有線式の小型チャクラムで発射後チャクラムからは刃が展開し、ワイヤーを標的に巻きつけて斬り刻む。
MkⅡから引き継いだ武装ですがエクスバインは本編では未使用。

こちらも腰アーマーに取り付け可能。

付属品「ファングスラッシャー」
こちらはラックにファングスラッシャーが折り畳まれた状態。

ファングスラッシャーの取り出しと展開。
ラックから外し、軸を回転させることでブーメランのような形状に。

専用のハンドパーツがついているんですが、保持力があまりなく・・・こちらも特にスタンド等がないので手の持たせるだけになってしまいます。

ファング・スラッシャー 本来ならMk-Ⅲが装備している武器。
ゾル・オリハルコニウム製の刃が形成されるクロスブーメランで念動力者による誘導が可能。

付属品「グラビトン・ライフル」

強力な重力波を発射するエネルギーライフル。

グレー調で全塗装されておりスミ入れ、デカールなど見事なクオリティ。
マットな仕上がりなのでエクスバイン本体とは質感が全く異なります。

武器のデザインはヒュッケバインMk-Ⅲが装備しているものとほぼ同じ。
大型ライフルがよく似合いますね。

グラビトンライフルはマガジンやグリップが取外し可能で、パーツを付け替えることで左右に持たせ変えることが出来ます。

グラビトン・ライフル と フォトン・ライフルS

バニシングトルーパー
ボークスのフィギュアと一緒に並べてみました。
エクスバインのスケールは大体1/144なんですがボークスのフィギュアはノンスケールなので若干小さめ。

第2次OGではガリルナガンの襲撃を受けてまさかのヒュッケバインシリーズ全滅。
エクスバインは予備パーツで「アッシュ」に改修。最終的には本来の強化改修形態である「エグゼクスバイン」へと姿が変わります。
ガリルナガン、エグゼクスバインはコトブキヤのプラモデルシリーズでキット化されてますが、できれば完成品がほしいところですね・・・

以上「COMPOSITE Ver.Ka エクスバイン」レビューでした。
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