
群雄【動】No.013 グランカイザー の紹介です。
発売日2008年12月 価格3,240円
目覚めよ!超重神!今こそ、邪悪を砕く牙となれ!

グランカイザー

後ろ姿。

株式会社やまと より2008年頃から展開されていたアクションフィギュアブランド「群雄【動】」!!
低価格かつコレクション性を重視したシリーズで他社とは違ったやまと独自の商品ラインナップが魅力となっております。

バストアップ。
CADを活かした高精度な設計によりシャープでメリハリのある造形。

当時のアクションフィギュアはPVC素材をメインとしたものが多かったんですが、群雄【動】シリーズは内部フレームから外装パーツまで基本的にプラスチックがメインです。

頭部
首付け根のボールジョイントで可動。
全高13cm程度のフィギュアなので頭部は非常に小さいんですが、表情がはっきりとしておりそれなりに良く出来ていると思います。

ボディ。
他社だとリボルテックやロボット魂(初期)の時代ですし、2008年当時のフィギュアとしてはまあ塗装面でもきっちりとしているかな・・・

背面
小さなバックパック部分はすべてパーツでの色分けになるのでこれもなかなか細かい。

下半身。
内部フレームがシリーズ共通なので若干フレームと関節の処理が雑・・・膝とアーマー部の間に不自然な隙間ができてしまいます。

肘は2重関節で90°以上曲げることが可能。
肩はボールジョイント接続で、肩アーマーとの干渉も少ないので腕もよく上がります。

グランカイザーは比較的シンプルな外見なのでインナーフレームの可動範囲を活かせてる気がします。
見た目がゴツいスーパーロボット系のほうが厳しいですよね。

膝は90°ほど可動。
やっぱり膝を曲げるとフレームが大幅に露出してしまうので、ちょっと劇中のイメージとは違います。

インナーフレームを共通することで製造コストを抑えて商品の開発スピードを上げるという効果はあったと思うんですが・・・
それがあざとなって、肝心な可動が十分に生かせなかったり、パーツ保持力に問題があったりと結果的に遊びにくい玩具になってしまったんじゃないかとおもいます。

今となっては3000円程度で購入できるならやすいと感じてしまうんですが、当時はリボルテック、ロボット魂、さらによく動くfigmaも2000円台という価格帯だったので・・・

うーん、やっぱり価格的にも群雄【動】シリーズはアクションフィギュアの波にうまく乗れなかったイメージがありますね。

ちなみに発売されたのは、グランカイザーとゴッドグラヴィオンの2種のみ。

せめてソウグラヴィオン、グランΣ、グラントルーパーなどの数多いラインナップでユーザーを黙らせてほしかった。
グランナイツの諸君、合神せよ!!

エルゴフォーム!


付属品「試作銃火器」

こちらはハンドパーツ側にある軸に銃のダボ穴を差し込むことで保持。
銃を構えられるように表情付きのハンドパーツが両手分付属しています。

付属品はたったのこれだけ・・・
せっかくのアクションフィギュアなのにいまいち遊び要素が薄いという。

武装神姫と並べて。
ノンスケールサイズなので、スーパーロボットもバルキリーも基本的に大きさは同じです。





以上「群雄【動】No.013 グランカイザー」レビューでした。
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・群雄【動】No.013 グランカイザー
最初に発表されたもう一つのラインが思い出せない
まぁ発売当時も早い内にワゴン行きでしたが
ダンクーガノヴァのバリエーションが増えて欲しかった