
マクファーレントイズより スポーン11 ザ・ホリッド の紹介です。
(McFarlane Toys Spawn Series11 Dark Ages The Horrid Ultra Action Figure)

今回購入した商品は、国内で発売されたフィギュアなのでパッケージには日本語表記のラベルシールが貼られております。
海外版との違いや個体差があるかもしれません。

ザ・ホリッド

後ろ姿。

こちらは1998年にリリースされたSpawn Series11の1つ。
「DARK AGES SPAWN」というフィギュアオリジナルのシリーズで「アーサー王と円卓の騎士物語」の世界観をモチーフとしたダークファンタジーとなっております。

数多いスポーンフィギュアの中でも珍しいドラゴンタイプ。
今までのフィギュアとは一線を引いた大胆かつダイナミックな造形で、後のマクファーレンドラゴンを彷彿させるような魅力があると思います。

頭部造形。
口の開閉等はありませんが、凹凸がはっきりとした立体感のある口周りや、クリっとした瞳の塗装が良いですね。

首
首の付け根、中腹部、頭部の付け根の3パーツ構成。

それぞれこのような大きなボールジョイントで接続されております。

首の付根のパーツが浮いているように見えるんですが・・・
ここはボールジョイント可動と動きの範囲を考えて設計されたもので、パーツの嵌りが悪いとかそういった不良ではありません。
造形からこの首元がすこし不自然に見えますね。

ボディデザイン。
なんともいい難い独特な色合い。

肩や脇付近にはエラのような造形があります。

背中。

翼の付け根がボールジョイントになっているのでグリグリと可動します。

実は難ありフィギュアとしても有名なホリッド。
右側の翼の付け根に使用されている軸が非常に折れやすく、新品でも高い確率で破損している場合がります。
私も開封3秒で壊れてしまったので、軸を埋め込むなどの修理を施しました。

おそらくパーツの劣化ではなく、使われている素材自体の脆さや設計上の不良が最初からあるんじゃないかと思われます。

あと、翼の重さにも耐えられないんでしょうね・・・扱いには注意が必要です。

腕部。
肩はジョイント。

肘は無可動。
赤いトゲみたいな造形が良いですね。

ツメ部分。

四本指で中の2本がそれぞれ可動。
手首がロールします。

脚部

膝、足首に当たる部分がヒンジ可動のジョイントになっているんですが・・・ ここも難あり!

フィギュアが大ボリュームな故、その重量を足で支えきれないといった問題があります。

何かスタンド等で胴体を支えて重さを軽減すれば自立させることが可能だと思うんですが・・・
普通に遊んでいると、すぐこのようなポージングになってしまいます。

関節部の癒着とかもあるので、動かすのが怖いんですよね・・・
関節プラプラ証明動画。

尻尾は無可動。

アクション!!

ホリッドはスポーンザブラックナイトと共に戦うドラゴン。
ビジュアルは闇属性のドラゴンといった感じなんですがこう見えて味方になるキャラクターです。

自分の一族を滅ぼした邪悪な者たちと戦う戦士。
巨大な翼は武器としても使用します。

ロール軸可動や頑丈な接続軸を採用した後のマクファーレンドラゴンシリーズはホリッドを踏まえた正しい判断なのかもしれませんね。



お茶目なホリッド


シリーズ1のスポーンと並べてみました。
シリーズ11はどれもサイズが大きいんですが、ホリッドは足を伸ばすと全高26センチ、横幅も翼分24,5センチ位あると思います。

ドラゴンと和解せよ

ほぼDXサイズなのに通常ブリスターに収まっているところにもびっくりですよね。
破損や緩みなどの問題がありますが、これは見かけたら即ゲットしちゃっても良いんじゃないかな。

パッケージの組み立て図

キャラ解説

ジャンヌオルタとホリッド



ゴールドソーとホリッド






以上「SPAWN11 ザ・ホリッド」レビューでした。
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