
HGAC 1/144 マグアナック の紹介です。
発売日 2019年04月20日 価格1,296円

WMS-03 マグアナック

後ろ姿。

「新機動戦記ガンダムW」に登場するカトル率いる局地戦用モビルスーツ「マグアナック」が「Fine Build」のコンセプトをもと待望のHG化!!
去年発売された「HGAC リーオー」同様で組み立てやすさを追求したモデルとなります。

マグアナックの立体物は数年前に発売されたMIAとGジェネレーションのプラモデルシリーズくらいじゃないかと思います。(国内だと)
まさかサンドロックを含むガンダムタイプを差し置いて最新フォーマットでキット化するとは思いませんでしたね。

今回はスミ入れと部分的な塗装を施した状態となります。
腹部や頭部横のオレンジのパネルはすべてパーツでの色分けとなっているので基本的に付属するシールを貼ってスミ入れをする程度で十分見栄えるかと思います。

メインカメラはシールでの色分けになりますが、ホワイトのマスク部は別パーツ構成。
額のパーツは取り外し可能で、あらかじめカスタム機の販売を考えたパーツ割りになっていますね。

こちらが付属のホイルシール。
番号③④のシールは肩のパネル、②はライフルのセンサー、⑤⑥はシールドのラインに当たる部分になります。

付属のマーキングシール
機体ナンバーを再現できるシールなのでこちらは使用しなくてもOKです。字体も作中通りで凝ったデザインになっています。

ボディ。
他のMSと共通点がないので完全新規造形。腰部はボールジョイント接続で左右への回転と前後のスイングが可能。

腰回り。
サイドアーマーはボールジョイント接続。小型バーニア周りのみ塗装が必要です。

バックパック部。
取り外し可能ですが、ビルドファイターズ系と穴位置が合わないので他のパーツを取り付けるといった事はできません。

腕部

ショルダーアーマー外側の装甲はボールジョイント接続になっており、このように跳ね上げることが出来ます。

更に肩アーマーは独立可動。
腕を上げても干渉せずに動かすことが可能です。

肘は1軸による曲げ可動。
左右の挟み込みによる構造で鉄血のオルフェンズ系キットの内部フレームに近い感じですね。

肩は少しだけですが前方方向へと引き出しが可能。
基本的にプラ関節となります。

後ろから。
少ないシールでよくここまでカラフルなカラーリングを再現できたなぁ・・・と感心させられますね。

脚部。
モールドがほとんど無く非常にシンプルな外見。

足。
足底から3色のパーツで分けられております。アンクルガードの再現も完璧。

膝は2重関節構造。

簡単な構造ながらも、各部の可動とスタイル、そして肉抜き等が一切ない見た目のクオリティを保っているところが見事ですよね。

リーオーよりも少々組立工程が多いんですが、数を作って揃えたいというユーザーにとっても非常に手軽で優しいキットだと思います。

マグアナックは中東諸国が対OZ戦を想定して独自開発した局地戦用MS。
機体名の由来はタガログ語(ピリピノ)で「家族」を意味しております。

サンドロックとの連携と砂漠という特殊な環境下での運用を想定として開発されたMSで高い防塵性と機動力、更に汎用性にも優れた機体。
マグアナック隊として全40機配備され、ほぼ全ての機体にパイロットの個性や役割に応じたカスタムが施されています。

今回発売されたのはマグアナックの標準タイプ。
ラシード機&アブドゥル機、アウダ機&アフマド機はパーツのコンパチという形になりますがプレバンからの発売がすでに決定しております。
また、マグアナック隊を再現するための「36機セット」という大変親切な内容のキットも販売されるようで・・・。

付属武器「ヒートトマホーク」

1パーツ成形。
刃部分はシールがないのでシルバーで塗装が必要です。

大型のブレード部が高熱を発し、目標を溶断する格闘兵器 投擲も可能で多数の機体に装備されている。





接続パーツをリアアーマーに取り付けることでトマホークをマウント可能。

付属武器「ビームライフル」「シールド」

ビームライフルは2パーツの張り合わせと先端の銃口部の3パーツ構成。
センサー部はシールが付属、エネルギーパックはグレーで塗装が必要です。

シールドは接続パーツを介して、腕部に取り付け可能。

銃身上部にセンサーを下部にエネルギーパックを備えたビームライフル。
連射性に優れ、中距離帯での射撃に用いられる。

威力も高くリーオーを一撃で破壊するほど。
エネルギーパックはひとつで、約20発ほど射撃が可能。

全身を覆うほどのサイズを持つ防御用シールド。
表面にリアクティブアーマーの装備も可能。

シールの裏にはビームライフルを収納することが出来ます。

さらに、シールドは接続パーツを使うことで背中にマウント可能です。

ロボット魂のガンダムサンドロックと一緒に。
本当ならガンプラ同士で並べたいところなんですが・・・1/144キットの方の手持ちがなかったので。

HGACガンダムサンドロックは参考出品ですでに公開されていますが、まぁこの調子なら無事発売されるんじゃないかと思います。 (サンドロック改はプレバンかも。)


マグアナック隊!!
マグアナック唯一の立体物であったMIAシリーズ。しかしノーマルタイプではなくラシード、アウダ、アブドゥールの3機となります。

MIAとHGの比較
やっぱりMIAの方がこじんまりとしていますが、出来としては十分で過ぎるくらいですよね。

Gジェネレーションキットのマグアナックと一緒に。
当時購入したものを引っ張り出してきました。

こちらはラシード機とアウダ機のコンパチになります。
いや、これも奇跡のキット化ですよね。

マグアナックカスタム

いきなりですが、少々パーツを追加してオリジナルのマグアナックを製作してみました。

後ろ姿。

追加したのはこちらの両肩パーツと懸架した武器のみ。

鉄血のオルフェンズの「MSオプションセット2」に付属しているグレイズ用の肩部とバズーカ。
肩アーマー接続部の構造がガンダムフレーム系キットと近い作りになっていて、なんと無加工パーツの取り付けが可能です。

イメージは見たまんま砲撃機といった感じですね。


今回はたまたまグレイズ用の肩部パーツが余っていたので取り付けただけなんですが、鉄血キットとの相性はかなり良さそう。
特にMSオプションセットは手っ取り早くパーツが使えるのでかなり役に立ちそうです。






パチ組状態。


以上「HGAC マグアナック 」レビューでした。
関連
・MIA ガンダムサンドロック
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