
ACROより KRS ガンQ の紹介です。
発売日 2019年4月 価格15,800円

奇獣 ガンQ

後ろ姿。

KAIJU Remix Series(カイジュウ リミックス シリーズ)は原型師、造形師、イラスト作家などのアーティストさんが思い描く表現や解釈で「怪獣」をアレンジし立体化したというシリーズになります。
最新作となるこちらの「ガンQ」はクリーチャー原形師「ポール・コモダ」氏が担当。

ガンQはウルトラマンガイアに登場した怪獣。
大きな目玉に手足が生えたようなまさに不気味なモンスターと言ったビジュアルなんですが、近年では「キモ可愛い」と何故か評判の様子。
平成ウルトラマンシリーズにも複数回登場してますし、ガンQをモチーフとした玩具も多く発売されているので平成生まれのウルトラ怪獣の中でも知名度はかなり高いほうなんじゃないかと思います。
で、今回紹介するのは「キモ可愛い」ガンQではなく。
キモかっこいいガンQ!!

ACROのKRSシリーズは値段が値段なのでなかなか手が出せなかったシリーズなんですが、今回はガンQだけにまさに一目惚れ。
クリーチャー的なかっこよさを引き立たせながらも、ウルトラマンをパワーで圧倒しそうな力強い造形アレンジに衝撃を受けて購入を決意しました。

ACROのKRSシリーズはPVCフィギュアではなくソフビ製で1点1点丁寧に塗装が施された完成品。
こちらのガンQは全高約30センチ、横幅約28センチほどあるのでKRSシリーズの中でもかなりボリューミーな商品になるんじゃないかと思います。

内箱の梱包は発泡スチロール。
購入は「あみあみ」や「スパイダーウェブ」などで取り扱っているんですが、時期を逃すとなかなか手に入りにくくなってくる商品なのでお早めに。

ということでガンQ。
公式ページの写真で見て想定してたよりも、実物は遥かに大きく自分がいつも撮影に使っているスペースから少しはみ出してしまうので・・・

ダイナミックさが伝わるよう、一旦ブースの外で撮影してみました。

いかがでしょうか・・・(圧倒されてる。)
では細部を見てみましょう

顔というか頭というか・・・目というか・・・。

目の周りの肉感や筋張った部分の生々しさ。


目の玉はボディと一体成型になっているんですが、まるで目玉をはめ込んだような立体感がありますね。

アップで。

目の波打った筋、瞳部分、中央の黒い部分とすべて凹凸で造形されております。

あざ笑う眼。


頭から生えた触覚のような角。

元のデザインどおりですが、禍々しさがアップしてますね。

他の小さな目はシールのようなものが貼り付けられており、その上から剥がれないようなコーティングが施されている感じ。
塗装じゃないので全体的に見ると少し質感が異なります。

頭部後ろ側。

まるでドリアンのようなトゲトゲとした造形。

ソフビと言ってもサイズがサイズなので、手に持つとズッシリと重く重量もかなりありますね。

身体部分。

元のガンQにも筋張った造形がありましたが・・・・こちらのガンQは筋肉の塊といった雰囲気。


腕。

腕は先端が3つの爪になっているようなデザインにアレンジされています。


触手。

こちらが元のガンQの腕に当たる部分だと思われます。


ウルトラ怪獣というよりもクトゥルフ神話に出てくる異形の生物に例えたほうがしっくり来る外観。


触手で絡めて爪で切り裂く・・・そんな攻撃が予想できますね。

足

この太くてドッシリとした足はまさしく巨大怪獣。

爪も巨大化しずいぶんとたくましくなっていますね。


大きさ比較。
っということで、

武装神姫と一緒に撮影してみました。

いつも遊んでいるキューポッシュのアーキテクトと一緒に。

で、で、でかい!!
部屋に飾りたいところなんですが、流石にこのサイズだとちゃんとガラスケースを買って場所を作らないとだめですね。

ウルトラ怪獣シリーズのガンQと一緒に。

全高は約16cmでたしか2007年に出たソフビだったと思います。

子供向けながらも十分なクオリティなんですよね。
ガンQコレクション、略してガンコレ!

小さいガンQ!?

食玩「プレイヒーローVSウルトラマン対決セット メビウス最終決戦編」にラインナップされていたソフビ。

ウルトラ怪獣500のガンQ
ウルトラマンギンガのギンガスパークに連動したソフビシリーズ。

目の充血もなく造形もかなりあっさりとしてますね・・・
サイズも怪獣シリーズより小さくなっています。

ウルトラエッグ ガンQ
2012年頃に発売されたウルトラエッグシリーズ。

エッグ形態。
子供受けを狙ったとは思えないグロテスクな玩具・・・。

チキモン ガンQ
2014年頃に発売されたチキモンシリーズ。

ゼンマイを巻くことで歩くといったギミックが内蔵されています。
デフォルメが効いていてこれはかなり可愛らしいですね

ボーイズトイだけではなく、カプセルトイでも「ウルトラボーンガンQ」や「ガンQの目玉焼き」さらには「ガンQのラバーストラップ」まで発売されているという謎の充実っぷり。
単純に商品化しやすいデザインだからなのかもしれませんが、やっぱりガンQには不思議な魅力があるんだと私は思います。

ガンQ大集合!
さすがにこれ以上にかっこいいガンQは世に出ないと思うので・・・
ウルトラ怪獣好きだけではなくクリーチャー好きの方にも手にとってほしいおすすめの逸品です。

以上「ACRO KRS ガンQ 」でした。
・ACRO KRS ガンQ