
プレイメイツよりキングコング フィートドン の紹介です。
(Playmates Toys Inc. King Kong Basic Figure: Foetadon)

パッケージ裏。

販売元はタートルズ系玩具で有名な「プレイメイツ(Playmates )」社ですが、国内では「タカラ」から委託販売されています。
映画に合わせた玩具なので発売はおそらく2005年。

フィートドン(Foetadon)

後ろから

2005年公開の映画「KONG THE 8TH WONDER OF THE WORLD」に登場する巨大なトカゲやワニのような肉食恐竜。
髑髏島に住んでいる独自進化した恐竜で属名は「悪臭を放つ歯」。

2017年版キングコングの髑髏島は怪獣レベルの巨大生物だらけだったので、恐竜や昆虫から進化した生き物が出てくる2005年版キングコングのほうが説得力がありましたね。
まぁでもジュラシックパークかなって・・・。

頭部造形
この無気力な瞳・・・微生物による感染症で顔面が酷く荒れているという設定なので腫れぼったい感じなんでしょうね。

祖先はおそらく水棲生物で成長すると陸上生活に戻り、腐葉土に隠れて待ち伏せ型の狩りをするのが特徴。
コングから逃げたアンを朽ちた大木の中に追い詰めますがバスタトサウルス・レックスに捕食されてしまいます。

上の歯、下の歯は安全を考慮した軟質パーツに。

少々リアリティには欠けますが、プレイメイツはベーシックフィギュア、アクション付きのDXフィギュア、大型のプレイセットなど商品ラインナップが非常に豊富。
やっぱり立体物のメインはコングばっかりになってしまうので、怪獣、恐竜、昆虫は当時の玩具シリーズが貴重な存在です。

背中。
まさにワニ。

足。

可動として前足後ろ足の膝付近にロール軸があるんですが、造形的にあまり動かして遊ぶ感じではありませんでね。

尻尾

尻尾の付け根から先まで軟質素材になっています。

一応、各部の付け根でロール的な可動がありまが、ポーズを調整する程度しか想定されてないと思います。

アクション!!



口の開閉ギミック。

上部には押しボタンがあり、押すことで舌が動き口が少し閉じます。

動きの幅がかなり小さいので、もうちょっとはっきりと見てわかるような開閉ギミックなら迫力があってよかったんですが・・・ 惜しい。

口内部はこんな感じです。
動画で御覧ください。

そして、フィートドン最大のギミックがこれだ!!

背中の後ろ足付近に押しボタンがあるので・・・

押してみましょう。
ポチッとな。

・・・・・・。

フィートドン死んじゃった・・・・。

そうなんです、背中の「急所ボタン」を押すとフィートドンが死んでしまうのです。

こちらは手、足、尻尾、頭が胴体内の紐で繋がれてた状態になっており、スイッチを押すことで張り詰めた紐が緩むといった仕掛けになっています。



糸が緩むことでグテーっと一気に力が抜けたかのように倒れ込んでしまうフィートドン。

お腹には「つまみ」があり、こちらを回すことでフィートドンの救済が可能。

つまみを回すと、解れた糸が再びピンッと張った状態に戻り・・・フィートドンが生き返ります。

アメトイではこの手にギミックを使用した玩具が複数あるんですが、総じてギミックが壊れやすいので遊び過ぎには要注意。
体内で紐が切れてしまうともう一生フィートドンは息を吹き返すことがなくなり、玩具的にも死を迎えてしまいます。

パッケージのギミック解説
ギミックを動画で

武装神姫と一緒に。
横長で頭から尻尾の先まで約21センチ位です。

付属の「ミニフィギュア」

全6種類付属。


配置することでフィートドンのスケール感を更に大きく見せると言った効果があります。

どうどう。

・・・・




こちらが当時の玩具CM

以上「プレイメイツ キングコング フィートドン」レビューでした。
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