
MOBILE SUIT IN ACTION!! フルアーマーガンダム の紹介です。
発売日2004年4月 価格1575円

FA-78-1 フルアーマーガンダム

後ろ姿。

こちらのフルアーマーガンダムはなんと追加装甲の脱着が可能!!
「MIAガンダム・セカンドバージョン」発売後にリリースされた商品ですが、ガンダム本体はセカンドバージョンよりも古い
「MIAガンダム&Gファイター(US版)」がベースとして使用されております。

バストアップ
構成パーツが通常のMIAよりも多いんですが、品質がとても良くPVCながらもカッチリとした仕上がりです。

頭部
非常に立体感のある造形。

正面から。
メインカメラはイエロー。頭部自体の造形は通常のガンダムとほぼ変わらないんですが、より力強く見えますね。

胸部装甲。
脱着可能な装甲部はすべてプラスチック成形。

バックパック部分
こちらは装甲と本来のバックパックが一体になった造形。ブースターノズル部分が上下に可動します。

バックパックセンサー部。

脚部装甲。
各所にスミ入れが施されています。

足裏造形
スリッパ部分は取り外し不可能なんですが、ちゃんとガンダムの足に装甲を付けたような造形になっています。
塗装といいディテールといい非常にこだわりを感じる部分ですね。

腕部の可動
肩や肘関節は2nd以前の関節が使用されているので、同時期に発売されていたSEED系MIAよりも可動範囲が若干狭い感じ。

膝は90度まで曲がります。
足首の付け根はボールジョイント、前後の引き出し式になっているため比較的よく動きます。

左腕装甲とシールド部。
こちらはガンダムのハンドパーツを外し、装甲を腕に通す手順で装着させます。
シールドは装甲とは別パーツ造形になっているため取り外しが可能。

背中のキャノン砲

接続基部から可動。
前方に砲口を向けることができます。

さらにキャノン接続部から左右にロールすことが出来るので位置の調整が可能です。

武装「2連装ビームライフル」

こちらはグリップ部と腕部に接続することで保持。
左側のシールド同様で別パーツ化されているため、ライフル部分だけの取り外しが可能です。

フルアーマーガンダムはFSWSと呼ばれるガンダムの改良プランによって生み出された試作MSの一つで一年戦争末期に連邦軍内で極秘裏に開発が進められた機体。
装甲により重量は増したものの、装甲自体に装備された補助推進装置によって機動性を損なわずに耐久力を強化することに成功しています。

当時の携帯兵器としては破格の火力を持つ2連装ビームライフル。
フルアーマーガンダムの火力は宇宙戦艦1隻分に相当すると言われていますが、ハイスペックゆえに生産は難航したとされています。

フルアーマーガンダムの正式名称は「ガンダムフルアーマータイプ」。
宇宙世紀時代に実戦投入されたかどうかは曖昧な設定になっているんですが、その後の「フルアーマープラン」に活かされることとなりいます。

武装「360mmロケット砲」
ガンダムの基本能力を総合的にアップさせるプランの一環として装備された大型キャノン。
遠距離戦時の火力が大幅に向上しています。

肩部・膝部から小型ミサイルを発射する「ミサイル・ベイ」が装備されているんですがMIAではハッチの開閉などと言ったギミックは再現されていません。
「 ROBOT魂 フルアーマーガンダム ver.A.N.I.M.E.」ではミサイルの展開や発射エフェクトまで付属しているので、玩具的にも進化した形で商品化されていますね。

付属武器「ビームライフル」

もちろんガンダムが装備しているものと同じなんですが、MIAガンダム(1st)、MIAガンダム(2nd)とはまた別の造形です。
スコープ部が可動します。


追加装甲部の脱着。

胸部アーマー。
胸装甲はボディ側に被せてるだけなので、そのまま取り外し可能。

腰部アーマー。
フロント部とリア部の装甲が取り外し可能。
この部分は「ROBOT魂 フルアーマーガンダム ver.A.N.I.M.E.」とは追加装甲部の解釈がことなります。

脚部アーマー
こちらは2パーツの貼り合わせ。

このようにパカっと割る感じで取り外します。

装甲パージ!
俗にスリッパと呼ばれている足の装甲と肩の部分は一体造形になっているため取り外しはできません。

フルアーマーガンダムのガンダム姿

バックパックが付属してないでかなり中途半端な姿。
装甲の脱着ギミックの分、玩具の生産コストは他のMIAよりもだいぶ上がってそうですよね。

上半身を外すと断面にはこのようにGブル用のディテールがあります。
海外で発売された「MIAガンダム&Gファイター」がベースになっているので、それの名残ですね。

付属品「シールド」

腕とハンドグリップの2点で保持。

シールドはガンダム用のボーナスパーツ的な感じ。
バックパックとサーベルが欲しいところですが、元がUS版故にピッタリと合う代用パーツがないのが残念です。

ちなみにFAガンダムの2連装ビームライフルや小型シールドは左右の腕にも取付可能。
同じものを2体買えば、武装を付け替えて遊ぶことが出来ますね。

アクション!!



MIAガンダム1st と MIAガンダム2ndの比較。
関節の作りや造形が異なるため、フルアーマーガンダムに使われているガンダムは、1stと2ndの間を取って「ver1.5」と呼ばれています。

GFFフルアーマーガンダムと一緒に

後ろ姿

こちらは2001年に発売された初期タイプ 全塗装されているGFFの方が重厚感がありますが、体型のバランスはMIAの方がいいですね。

ちなみにGFF版フルアーマーガンダムにはシールドにバレルの予備パーツがついています。

GFF版は全塗装ですしホント見た目がかっこいいんですが、動かすと壊れるという難有りで・・・。

ガンダム状態での比較。

フィギュアサイズが異なりますが、MIA側にGFFの追加装甲の1部を取り付けることが可能でした。

付属のデータシート

裏面。
おまけ。



以上「MIA フルアーマーガンダム」レビューでした。
関連
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