
HG 1/144 ガンダムジェミナス01 の紹介です。
初版1997年5月 価格880円

OZX-GU01A ガンダムジェミナス01(地上用ユニット)

後ろ姿。

「新機動戦記ガンダムW」の外伝作品「新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT」に登場する主人公MS。
こちらは2020年に再販された商品でキット内容に関しては当時品と大差はありませんが、パッケージの表記やロゴが一部変更となっております。

キットは付属のシールを貼り、スミ入れと部分的に塗装を施した状態。
ガンダムジェミナス01は完全新規造形で再キット化されるので、当時キットの風合いも味わいつつお手軽な感じで組み立ててみました。

ボディの成型色はホワイト、ブルー、レッドの3色。
1/144のガンダムW系、ガンダムX系キットに近い簡単な構造で各関節部やハンドパーツ等はポリキャップパーツになっております。

胸のダクトや頭部センサー、アンテナ、顎、ツインアイ部、そして肩アーマーの青い部分がシールでの色分け。
価格を考えるとかなりプレイバリューの高いキットなんですが、色分けが大雑把なのでパッケージ通りに仕上げようとするとかなり時間がかかりそう。

付属シール。
ホイルシールとデカールシールの2種が付属。02用のナンバーまで付いているのでサービス精神旺盛。

頭部。
額や口先のレッドはシールだとキレイに補えなかったりシールが剥がれてしまうので塗装したほうが見栄えが良いかと思います。

胸部。
グリーンの部分は「質量感応型索敵システム」で、物質による空間のゆがみを増幅・補足しモニターに投影する装置だそうで。

Aショルダーユニット。
ブルー部分は全面シールになるんですが、テカテカなホイルシールなので貼るとこの部分だけ結構目立ってしまいますね。

バックパック。
ビームサーベル基部は別造形。バックパックはブルー1色だったのでこちらもパッケージを見ながら大雑把に塗装。

腰回り。
レッド部分はシールなので腰回りのアーマーはスミ入れ程度でOK。

脚部
「リニアロックボルト」という換装機構が特徴的。

Aレッグユニット。
太もも裏のパーツは取り外し可能で別パーツと換装できます。

足。
レッド一色なのでホワイト部分は塗装となります。

腕は水平まで上げられますが、肩は軸接続なので前後のスイング可動等は出来ません。
肘は軸とポリキャップによる接続で約90度ほど曲げられます。

足は付け根と足首がボールジョイント、膝は軸とポリキャップによる接続。

当時のキットなので可動はぼちぼちですが、がっしりとしたプロポーションは今見てもなかなかかっこいいんじゃないかと思います。
やっぱりGユニットはHGシリーズが馴染み深いので、ロボ魂やリニューアルキットのほうがすこし細すぎる印象。

アクション!

G-UNITはガンダムWの外伝ですが、どちらかと言うとコミックボンボンのガンプラ販促寄りの作品ですよね。
当時は作品の内容よりも、子供心にかっこいいと感じさせるデザインや換装ギミックが好きで買ってた気がします。

付属武器「ビームソード」

クリアピンク成形ですがエフェクトと柄の部分が一体になった造形。

高出力のプラズマビームを磁界収束により幅広の剣状に成形した接近専用兵器。

低価格ながらもクリアパーツまで付いているのが良いですね。
パーツは中央合わせ目の部分が多いんですが、まぁ細かいところを気にしなければ十分遊べます。




ビームソードは2本付属しております。

付属武器「アクセラレートライフル」

全2パーツのモナカ構造。

OZ内部の量子物理学研究所が開発した試作型ビーム兵器。
螺旋型粒子加速器によりミューオンを高速射出するビームライフルで電磁コンデンサーが内蔵されており、「ハイパーショット」と呼ばれる溜め撃ちが可能。


付属武器「G-UNITシールド」

シールドは本体とグリップの2パーツ構成。
中央のホワイト部分は塗装になります。

ガンダニュウム合金製でEMフィールド(電磁場)発生装置を装備したハニカム構造の盾。 実体弾とビーム兵器の両方に効果があります。

シールド裏にはライフルをマウント可能。

パーツの換装。
Aショルダーユニット、Aレッグユニットを取り外すことで付属パーツと換装することが出来ます。

OZX-GU01A ガンダムジェミナス01(宇宙用ユニット)

後ろ姿。

別名「アサルトブースター」と呼ばれる高機動ユニットを装着した姿。
地上用ユニットでも宇宙空間での運用が可能ですが、肩・脚・背部にスラスターが追加された事で推力がさらに向上しております。

ショルダースラスター。
肩部のスラスターは無重力機動制御システム。
可動式高出力スラスターはハッチを可変させることで、宇宙空間での姿勢制御を行う。

スラスター部のギミック。

側面ハッチの可変が再現されております。

可変させると上部はこのようなスラスター造形に。

後部スラスターユニット。
グレー1色なので各部塗装が必要です。
スラスターは付け根が軸とポリキャップによる接続になっているため角度等の調整が可能。

レッグスラスター

換装によってガラリとイメージが変わるところが良いですね。
パチ組みだとグレー1色ですが、宇宙用ユニットは見た目にボリュームがあって迫力満点です。

あ、ショルダースラスターの一部に塗り忘れがあることに今気づきました・・・。


PXオーバードライブ!



オレが決めるぜ!


説明書。
パッケージは青バンダイロゴですが、説明書は赤バンダイロゴなので当時品と同じみたいですね。


パチ組。




以上「HG ガンダムジェミナス01」レビューでした。
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小学生の時に中古で買ってくんだ記憶があります
簡単フィニッシュでもすごくカッコよく仕上がってますね!!