
HG 1/144 ガンダムガンダムエルオーブースター の紹介です。
初版1997年7月 価格880円

OZX-GU01LOB ガンダムL.O.ブースター

後ろ姿

「新機動戦記ガンダムW」の外伝作品「新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT」に登場する主人公MS「ガンダムジェミナス01」の強化形態。
こちらは2020年に再販された商品でキット内容に関しては当時品と大差はありませんが、パッケージの表記やロゴが一部変更となっております。

バストアップ。
写真は付属のシールを貼り、スミ入れと部分的に塗装を施した状態。

ボディの成型色はホワイト、ブルー、レッドの3色でLOブースターは小豆色のような独特なカラーリング。
1/144のガンダムW系、ガンダムX系キットに近い簡単な構造で各関節やハンド部がポリキャップパーツになっているところが特徴です。

ボディ、腕部、太もも、足は「HG ガンダムジェミナス01」と共通パーツ。
頭部と脚部、胸部の一部が新規パーツなのでジェミナス01とは見た目のビジュアルが異なります。

胸のダクトや頭部センサー、アンテナ、顎、ツインアイ部がシールでの色分け。
キットの色分けが結構大雑把なのでパッケージ通りに仕上げようとかなり手間がかかるかと思います。

付属シール。
ホイルシールとデカールシールの2種が付属。

頭部は完全新規パーツによる構成でジェミナス01よりも顔が大きくなっています。
額や口先のレッドはシールだと剥がれやすいので塗装したほうが良いですね。

胸部。
中央部が新規パーツ。

リアクターユニット。
肩アーマーのホワイト部分は塗装が必要です。換装装備武装なので、特徴的なリニアロックボルトの造形があります。

背部には3基のメインスラスター、中央の3次元ドップラーレーダーで構成された大型ユニット。
LOブースターは小豆色1色なので、塗装が大変なホワイト部分はシールが付属しているので有効活用してもよし。

腰回りはジェミナス01と同じパーツ。
レッド部分はシールなので腰回りのアーマーはスミ入れ程度でOK。

脚部は膝下は新規パーツ構成。
姿勢制御用補助スラスターユニットが新たに装備されています。

脚部に装備される「アクティブスラスター」
フレキシブルノズルで噴射方向を変えることが可能。ジェミナス01の換装ギミックはありません。

腕は水平まで上げられますが、肩は軸接続なので前後のスイング可動等は出来ません。
肘は軸とポリキャップによる接続で約90度ほど曲げられます。

足は付け根と足首がボールジョイント、膝は軸とポリキャップによる接続。
両肩アーマーが重いので、肩が下がらないようにパーツを接着したほうがより遊びやすくなるかと思います。

アクション。

ジェミナス01に「G-UNIT SYSTEM 03」に分類される「Liner Offence-Booster」の試作1号を装備した高機動形態。
パイロットは引き続きアディンが務めるが、「ガンダムグリープ」に乗り換えて以降は、MO-Vに身を寄せたロッシェ・ナトゥーノの搭乗機となります。

LOブースター両肩部のリアクターユニットは、小型反応炉、バインダーパーツそれと、スラストシザースと呼ばれる電磁誘導レールで構成。

バインダー状の大型パーツには小型反応動力炉が合計2基内蔵。
無重力空間での高速、高機動戦闘および大出力兵器の使用はジェミナス内蔵のリアクターでは出力不足のため、増加動力炉として装備されております。

スラストシザースはハサミ状の超電導レールユニット。
磁気収束により、ビーム砲やスラスターを制御し噴射エネルギーやビームエネルギーを通常の1.2~1.7倍の出力で加速する。

付属武器「ビームソード」

ジェミナス01に付属しているパーツと同じ。
クリアピンク成形ですがエフェクトと柄の部分が一体になった造形です。

高出力のプラズマビームを磁界収束により幅広の剣状に成形した接近専用兵器。



ビームサーベルは2本付属しております。



付属武器「軽量型アクセラレートサブマシンガン」

全2パーツのモナカ構造。
銃身の伸縮ギミックはありません。

標準型よりも軽量、小型に設計されたビームサブマシンガンで短時間にビームを連射可能。




付属武器「リアクティブシールド」

シールドは本体とグリップの2パーツ構成。

シールド裏にはサーベルユニットを2基マウント可能です。

軽量型特殊シールド。
表面に配慮した結晶構造のコンデンサー粒子がビームを吸収し、エネルギーを放射、拡散させる。

スラストビームキャノン

肩部に軸接続されたリアクターユニットを前方向に動かし、バインダーを広げて発射形態に。

バインダー内側のモールドまで細かく再現されています。

リアクターユニット内に装備された高出力ビーム砲。
リアクターから直結のエネルギーを拡散、収束し発射。砲門はスラスターノズルとしても機能します。

どことなくゾイドのジェノブレイカー感。

PXシステム発動!

ファイヤー!

バインダーを広げるとかなりのボリュームに!
Gユニット系のキットは軸が折れやすいのであんまり無理に動かすと根本からポキっとなるので要注意。

ガンダムL.O.ブースター(高速飛行モード)

後ろから。

パーツの差し替え無しで完全変形!!
とはいえ、ほぼ本体をうつ伏せにした状態なのでウイングガンダム、ウイングゼロ、エピオンよりも簡易的。

スラスターを前方へ倒しただけなので下から見ると・・・。

ちなみに高速飛行モードでもスラストビームキャノンは使用可能。


ジェミナス01と一緒に。
改めて見比べるとエルオーブースターは顔つきが少しウイングゼロに似てますね。

本体はほぼ同じなのでパーツの換装も可能。



説明書。

パッケージは青バンダイロゴですが、説明書は赤バンダイロゴなので当時品と同じ。

パチ組の状態。




以上「HG ガンダムエルオーブースター」レビューでした。
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