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HG 1/144 ガンダムグリープ の紹介です。
初版1997年11月 価格1080円
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OZ-19MASX ガンダムグリープ

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後ろ姿。

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「新機動戦記ガンダムW」の外伝作品「新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT」に登場するMS。
こちらは2020年に再販された商品でキット内容に関しては当時品と大差はありませんが、パッケージの表記やロゴが一部変更となっております。

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バストアップ。
写真は付属のシールを貼り、スミ入れと部分的に塗装を施した状態。

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ボディのメインカラーはジムのような薄緑色。
パッケージの作例だと全身ホワイトの塗装が施されているので、実際に組み立ててみると完成品とのギャップがかなりあるかと思います。

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パッケージイラストは少し緑かかっているようにも見えますし、この色合も個性だと捉えれば・・・
背中に装備されたリフレクトシールドのおかげで外観がボリューミーに見えますが、本体のガンダムは意外とスリム体型です。

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ジェミナス01、LOブースター、アクスレプオスは一部共通ランナーですが、今回のガンダムグリープはポリキャップ以外すべて新規パーツによる構成。
基本的な作りは当時のガンダムW、ガンダムXなどのキットと同じなのでポリキャップがむき出しの関節です。

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付属ホイルシール。

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付属デカールシール。
使用するのはAのマーク部分のみなので、余ったシールは好みで各部に貼り付ける感じです。

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頭部
シールはツインアイ部分のみを使用し、額、顎、モヒカン部分を塗装。

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鋭い目つきと尖った顎でやっぱり敵のガンダムっぽい印象。
この時代のキットは細々としたシールが上手くパーツに定着せず、触るとすぐに剥がれてしまうので、面倒ですが塗装がおすすめ。

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頭部に装備された「パルス・レーザー通信システム」
スクランブルシステムを採用することでリアルタイムの暗号通信が可能となっています。

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胸部。
マークはデカールシールによる再現。

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付属シールを貼れば色分けはほぼ補えるので、その点はかなりありがたいですね。
各部スラスターもホイルシールのおかげでいいアクセントになっています。

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腕部。

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肩アーマーのスラスター等もシールによる再現。

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ハンドパーツ「平手」
ジェミナス01、LOブースターには付属してなかった付け替え用のハンドパーツ。

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背部には「リフレクトシールド」が翼のように配置されています。
ウィングゼロカスタムやデスサイズヘルカスタムとは違いメカっぽいと言いますかかなり無機質な感じ。

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こちらは接続部から内側への折りたたむ事が可能。
各部の軸が非常に折れやすいので・・・無理に動かして負担をかけるようなことはしないほうがいいですね。

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腰回り。
可変機という事でフロントアーマー、サイドアーマー、リアアーマーが無くかなりシンプルな外見。

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脚部。

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脚部に装備される「バリアブル・スラスター」
両脚部の脛部に設置された可動式推進システムで補助スラスターや姿勢制御バーニアとして使用します。

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足は薄緑部分のみ塗装が必要です。
なかなか成型色と同じ色味が出せないんですよね・・・。

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腕は水平まで上げられますが、肩は軸接続なので前後のスイング可動等は出来ません。
肘は軸とポリキャップによる接続で約90度ほど曲げられます。

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足は付け根と足首がボールジョイント、膝は軸とポリキャップによる接続。
股が開かないのでポージング幅が狭いのと、グリープは背負っているパーツの重みで後ろに倒れやすいところが欠点です。

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OZプライズに所属していたシルヴァ・クラウン(オデル・バーネット)が秘密裏に完成させた新型の可変機構搭載型MS。
廃棄衛星を敵にぶつける作戦「オペレーション・パンドラ」と偽り、アディンのもとへ機体が届けられた。

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父マーク・バーネットが生前に理論を完成させていたプラズマジェットエンジンとパイロットとの神経接続により機体を自在に制御するMSCS(精神同調型操縦システム)を採用。
PXシステムを応用しており、機体そのものもアディン・バーネット専用に調整がなされています。

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PXオーバードライブによってさらに機体性能を向上させる事も可能ですが、その際はパイロットに多大な負担をかける事に。
またGユニットに対応しており、ガンダムジェミナスとはパーツの互換性をもっています。

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ガンダムグリープは敵のガンダムとしてデザインされたMSなので、改めてパッケージイラストを見てみると結構な悪人面ですね。

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リフレクトシールド

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MS形態では翼状に展開するフレキシブルジョイントで接続された防御シールド。
高密度シリコンカーバイドを発動させることで強力な反発力を発生させ多方面からの攻撃を効率よく防ぐ事ができます。

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付属武器「ビームランサー」

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刃は別パーツ構成でクリアオレンジ成形。
柄の部分がかなり細いので破損には要注意。

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ブレード部分がプラズマビームで生成された接近専用の大型ヤリ。
MS形態時のメインウエポンとして装備されております。

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パッケージイラストのようにもうちょっと長さがあると見栄えそう。

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アクション!

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「もらったぁ!」

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「PXシステム発動!」

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「オレが決めるぜ!」

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コミックでは最終決戦時に「ハイパーメガ粒子ランチャー」を使用しているんですが・・・残念ながらキットには付属せず。

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モビルアーマーモード
リフレクトシールドで腕を覆い隠しバックパックを前面に。この際、頭部パーツは取り外した状態となります。

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後ろ姿。
足は後ろ方向に倒し、脚部のバリアブルスラスターの角度を変えます。

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MS形態では運動性を活かした格闘戦能力を発揮し、MA形態では高速機動(宇宙空間で24km/s)とバスターメガ粒子砲による砲撃を行う。

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バスターメガ粒子砲
モビルアーマー形態やアサルトモード時の機首部に装備される。高出力のメガ粒子を放射する大型火器。

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メインセンサーはリーオーなどのOZ系モビルスーツと同じで所謂テレビ顔。
こちらはシールによる色分けとなります。

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光学式アクティブ・ソナー
MA形態時に機体正面に設置されているセンサーシステム。
特殊な波長の光線を照射して反射スペクトルパターンを解析する事により敵モビルスーツを索敵する探査システム。

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最終決戦では機首パーツを取り外し、手持ち式のシールドのように携行しています。

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カナード・スタビライザー
MA形態時に展開する姿勢安定用補助ウイングシステム。
大気圏内における空力特性の向上をねらうべく、リフレクトシールドの一部と股間部パーツからなるスタビライザーウイング。

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リアクタージェットエンジン
脚部の付け根に設置されている推進用高出力エンジン。
前方より星間物質を取り込み、後方からプラズマジェットを噴射する。

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これまた主人公機らしからぬ姿。
L.O.ブースターよりもちゃんと変形していますが・・・なんだかビグロみたいなビジュアルですね。

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アサルトモード
モビルアーマーモードから足だけ位置を戻した、所謂ガウォーク形態。

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中間形態アサルト(突撃)モードでは高い防御能力と敏捷性を発揮。
脚部が展開されるため、接地することで砲撃時の安定性を向上させる事も可能としています。

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「アサルトモード!バスターメガ粒子砲!!」
今度はビグロからビグザムに・・・。

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バックパックを取り外すとこんな感じ。
特に装備換装ギミック等はありませんが、他のGユニット系と手足を直接付け替えることなら可能です。

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説明書。

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パッケージは青バンダイロゴですが、説明書は赤バンダイロゴなので当時品と同じ。

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パチ組の状態。

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G-UNITだ!

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以上「HG ガンダムグリープ」レビューでした。



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