
HGAC 1/144 リーオー の紹介です。
発売日 2018年05月11日 価格1,080円

OZ-06MS リーオー

後ろ姿。

「新機動戦記ガンダムW」に登場する汎用量産型MSリーオーが最新のガンプラフォーマットで待望のHG化!!
リーオーはLM (リミテッドモデル)として1996年頃に一度キット化されているので約20年ぶりになりますね。

バストアップ。
パチ組ではなくスミ入れを施し一部手を加えた状態です。
今回はシールの付属もなく、少ないパーツのみでリーオーの色分けがほぼ完璧に再現されています。

GUNPLA EVOLUTION PROJECT 第4弾!
今回のリーオーはEVOLUTION PROJECTの一貫も兼ねており、組み立て工程はもちろんランナーの構成や説明書に至るまで丁寧かつわかりやすさが徹底的に追求されています。
お求めやすい価格設定や誰が作っても「基本的にパッケージと同じものを組むことが出来る」っという点も大きなウリですね。

メインカメラはクリアオレンジパーツで再現、頭部横の赤い部分も別パーツ化されています。
四角いメインカメラはまさにリーオーのアイデンティティとも言える一番重要な部分ですね。

胴体と頭部でパーツが分割されているんですがデザイン上、左右への旋回ができないような作りになっています。
なので、

頭部は旋回できるように少し改造してみました。

中央の軸を残して後の出っ張りは全てカット。
頭部横の赤いパーツは接着してしまえば問題ありません。

更に四角いカメラアイの下部を少し削ればスムーズに旋回できるようになります。
本来なら「動かない」が正解だと思うんですが・・・・アニメだと終始動いちゃってるので。

可動の他、クリアパーツが見栄えるようにメインカメラの下にメタリックシールを貼っています。
こちらは100円ショップ等で売っているもので十分です。
改造はここまで。

ボディ。
渋みを感じさせるボディの色合いは成型色で見事に表現。

背部。

中央の丸い蓋を外すとカスタム用の3mm穴があります。
胴体内にポリキャップが使用されていないので接続は若干緩め。プ
ラ同士という事もあって軸や穴は摩耗しやすいかと思います。

下半身。
太股や脛は前後2パーツの組み合わせで構成。
昔発売されていた1/144キットと対して変わらないパーツ数で組み上がっているところに驚きです。

太股横。

こちらも一部パーツが外れ、カスタム用の3mm穴が隠されています。
今後発売されるかもしれないリーオー用のオプションパーツやビルドダイバーズシリーズの「リーオーNPD」に使用する為のハードポイントだと思われます。

腕は肩のボールジョイント、二の腕のロール、肘の曲げ、手首のボールジョイントと基本的な部分は問題なく可動。

肩は前方方向へ少し引き出せます。
こちらもプラ関節ですね。

股の可動と左右のロール、足首はボールジョイント接続。
膝は180度ほど曲げられます。

ジョイント部が緩かったりアンクルアーマーや蓋パーツがポロリしやすかったりと、作りが簡素になった分、保持力や強度不足を感じる箇所があるんですが・・・
肉抜きがほぼ無いような外見や後々加工しやすいようなパーツ分割など総合的に見れば非常に新設かつ良心的なキットだと思います。
何はともあれ、パチ組でもいいから「たくさん買ってたくさん作ってね」という趣旨がひしひしと伝わってきますね。

付属品「105mmマシンガン」

マシンガン本体は2パーツの貼り合わせ。
銃身部、サイドグリップ部、マガジンは別パーツ構成。

主に陸戦型に装備される携帯火器。
引き金部分のグリップと銃身上部のキャリングハンドルを持って腰の部分に構えて撃つのが基本で、マガジンには100発以上装弾することができます。

もちろんリーオーの射撃ポーズがキットでもしっかり再現可能!
ハンドパーツは武器持ち用しか付属してないので、後々オプションパーツとして平手が欲しところです・・・。

マガジンは取り外し可能。

ACの時代では武装組織「OZ(オズ)」、「地球圏統一連合」など、多くの国家、勢力に広く普及している汎用量産型MS。
モスグリーンカラーは地球圏統一連合・マリーメイア軍・OZトレーズ派の陸戦機です。

付属品「シールド」

肩アーマーと外し、差し替えることで取り付け。
グリップも用意されているので、ハンドパーツに持たせることも可能です。
シールド表面のグレー部分もパーツで色分けされています。

左肩アタッチメントに装着される円盤形状のシールド。
トールギスのシールドとほぼ同型という設定なっています。

シールド裏にはビームサーベルが2基マウントされています。
こちらは細い軸で接続されているので、付け外す際に破損する恐れがあるので要注意!!

付属品「ビームサーベル」

こちらエフェクトを差し込むことでビーム展開時を再現。

接近戦用の斬撃武装。
ガンダムが装備するサーベルよりも性能は劣りますが、鍔迫り合う事は可能。

もちろん2本分付いています。

パチ組の状態。

成形色のみで6色!
まさに塗装要らず、ダンボール戦機キット並みの組み立てやすさなので、初心者向けキットとしてもかなり向いていると思います。

HGAC リーオー と LM リーオーカスタム
スケールは同じ1/144のはずなのにLMの方がサイズが小さめ。

ビギナー向けにあらゆる面で簡易化されたリーオーと最初から改造を前提とした上級者向けのリーオー。
LMの価格が800円なので値段的にもそれほど大差がないところがまたすごいですよね・・・

HGAC リーオー と ロボット魂 リーオー
実際に比較するとロボット魂のほうがサイズが大きめですね。目立った違いはメインカメラの大きさ。

いろんなリーオー

一番端はMIA。
全体的なプロポーションはやっぱり新作のHGACが一番かな。

ROBOT魂 リーオー オプションセットの「肩部ビーム砲」を装備させてみました。

HGACの肩アーマーを付けた状態で肩部ビーム砲パーツを上から押し込めば無改造で取り付けることが可能ですが・・・かなりきつきつな状態です。
サイズ的には良い感じなので改造次第でピッタリと肩部にはめることが出来るようになると思います。

同じく、ROBOT魂 リーオー オプションセットのバズーカ こちらはグリップサイズが同じなので、そのまま使用可能。

フライトユニットとかドーバーガン、そして宇宙用パックなど、いずれオプションパーツ込みのリーオーが発売されると思うので・・・
無理にロボット魂のパーツを使った改造をする必要はないかと思います。
リーオーで遊ぼう!

ランゲ・ブルーノ砲装備。
カスタム用のマウントラッチが用意されているので、何かしら武器を装備させたくなりますよね。

ギラドーガヘッド。
首の軸は従来のHGUCシリーズと同じなので。

リーオー + 鉄血のオルフェンズオプションセット2

オルフェンズ系の武器は結構似合いそう。

ヴェイガン製リーオー
頭部を付け変えるだけで簡単にオリジナルのリーオーが完成します。(?)


火星のリーオーは凶暴。


イルカが攻めてきたぞ!

もはや戦いは避けられない。

リーオーの脚パーツは組み替えることで身長を簡単にSDサイズまで下げることができます。

SD系と同じボールジョイントが使用された脚部・・・改造のネタに役立てる事ができれば良いんですが。

違うそうじゃない。

以上「HGAC 1/144 リーオー」レビューでした。
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