
海洋堂 XEBEC エヴァ参号機(バルディエル) の紹介です。
発売日1999年 価格3000円

パッケージ裏。
こちらはXEBEC(海洋堂)とレッズより発売されていたエヴァンゲリオンのフィギュアシリーズ。
パッケージは大きくてド派手なブリスターパックになっています。

山口勝久氏による設計で軸のひねりや回転で各部が可動するアクションフィギュア。
今で言うリボルテックシリーズの元祖的な商品になりますね。

エヴァンゲリオン参号機

後ろから。

ブリスターを開けた瞬間から嫌な予感がしていたんですが・・・どうやら経年劣化がだいぶ進んでいる様子。
フィギュアの表面が全体的にベタベタしており、変な匂いを放った状態になっていました。

開封して数分でこの有り様。
左肩と左太もも軸が一瞬で砕けてしまい、中性洗剤を使った洗浄や関節の調整などの手入れをするスキは一切ありませんでした。

回転軸がメインの山口式可動ですが、癒着による軸のねじ切れや軸受の破損がかなり深刻。
海洋堂のエヴァフィギュアは造形がいいのでついてに取ってしまったんですが、もう流石に限界がきているんじゃないかと思います。
気を取り直して。

頭部。

さすが海洋堂だけあってフィギュアは今見ても十分通用するかっこよさ。
新劇場版ではないエヴァ参号機を見るのもかなり久々。

肩部。

エントリープラグハッチ。
ボディは単色のブラックではなく濃い紫のグラデーション彩色になっております。

アンビリカルケーブル。
こちらは取り外し可能でケーブル部分は軟質のチューブ素材。

脚部。

山口式可動ということで各部をロールさせることでダイナミックなポージングが可能。
ただ癖が強いのでフィギュアの動かし方が非常に難しい。

膝のみ曲げ関節になっています。

ハンドパーツ。
参号機には武器が付属していないんですが、ハンドパーツを使って同シリーズの武器をもたせることが可能。

差し指パーツも付いています。




付属品「暴走顔パーツ」

参号機、バルディエル共通の口を開けた状態の頭部パーツ。
めちゃくちゃかっこいい。

付属品「開き手」

指をグワッと開いた表情付き。





付属品「エントリープラグハッチ(侵食状態)」

付属品「エントリープラグ(侵食状態)」
2種ともパーツの差し替えになります。

付属品「長い首パーツ」

付属品「長い腕パーツ」

一通り換装すると第13使徒バルディエルの完成。



本来ならもっとメリハリが効いたポージングを取らせることができるんですが・・・関節がもう限界で。。


以上「海洋堂 XEBEC エヴァンゲリオン参号機 (バルディエル) 」レビューでした。
関連
・セガ リアルモデルシリーズNo.02 エヴァ零号機改
・セガ リアルモデルシリーズNo.07 エヴァ参号機
・セガ リアルモデルシリーズNo.10 エヴァ初号機 ゴールドver.
・セガ リアルモデルシリーズNo.13 第14使徒ゼルエル
・海洋堂 XEBEC エヴァンゲリオン参号機 (バルディエル)
海洋堂のこの頃のフィギュアはブリスターの中で既に死んでるのが大半なので
今後手に取る時には要注意
もう十数年前の段階で中身は大体死んでるのばかりでしたので
造形が良いのばかりなんですがね…