
HG 1/144 ウイングガンダム ゼロカスタム MOVIE CLEAR SPECIAL の紹介です。
発売日1998年8月1日 価格1200円

こちらは映画「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇」公開時に劇場で販売された限定キット。
「HGFA 1/144 ウイングガンダムゼロカスタム」をベースとしたクリアカラーモデルとなっております。

ポリキャップは当時の共通規格として使用されていたPC-120。
ハンドパーツは「握り、拳、平手」の3種類付属しております。

ホイルシール。
こちらは通常キットと同じものが付属。

説明書。
使用されているキット画像が限定版仕様になっておりますが、解説等の内容の変更はありません。

XXXG-00W0 ウイングガンダムゼロカスタム

後ろ姿。

ムービークリアースペシャル!!
今でも劇場限定ガンプラと言えばクリアカラーキット。
通常商品と同じ価格で購入できるので、お土産や記念品としての意味合いが強い商品だと思います。

ちなみに、映画公開同日にパシフィコ横浜で開催されたガンダム20周年記念イベント「ガンダムビッグバン宣言」の会場でも販売されていたようです。
劇場パンフレットからの通信販売も行われていたみたいですが、当時は早い段階で売り切れになっていたとのこと。

バストアップ。
写真は付属のホイルシールを貼った状態。

ツインアイと顎のレッド部分はシールによる色分け。
表面がツルツルしているのでシールがうまく定着せずかなり剥がれやすい状態です。

顎の赤い部分はシールの面積が小さい故に綺麗に貼ることが出来なかったので、こちらの箇所だけ塗装しております。
クリアカラーキットなのでシールは好みで貼り分けた方がいいかと思います。

頭部後ろ。

ボディなど全体的にさわやかな配色。
中央部のサーチアイはシールによる再現ですが局面なので貼るのが難しい。

腰周り。
後にメッキパーツを加えた「メタルクリヤー特別版」なるバリエーションキットも販売されましたね。

腕部。
肩アーマーはシールが多めでこちらも局面なので結構剥がれやすいです。

脚部。
基本的に2パーツの張り合わせで、内部に関節になるポリキャップを組み込む構成になっています。

足。

後ろから。
中身がスカスカなのでクリアカラーキット化すると見た目の透明度が高くなりますね。

外側の大きな翼パーツ。
ウイングパーツはすべてクリア成型ですが、こちら少し軟質性のある素材が使用されております。

内側の小さい翼。

こちらは付け根の関節で跳ね上げることができます。

さらにバックパック基部の付け根から可動し内から外へスイングさせることが可能です。

翼は接続アームのポリキャップ部が可動。
クリア成型だと軸がバキッと折れやすいので、軸に負荷がかからないように注意しながら動かしましょう。

可動は頭部がボールジョイント。
腰は分割されておりポリキャップも仕込まれているんですが、左右に動かすとサイドアーマーと干渉してしまうのでほぼ動かず。

腕は水平まで上がりますが、肩は通常の軸接続なので前後のスイング可動はありません。

肘関節はシリーズ共通のポリパーツを使用した簡単構造で約90度ほど曲げられます。

足は付け根と足首がボールジョイント、膝は軸とポリキャップによる接続。

アクション!!

背中の翼の扱いが難しく、左右のバランスと重心の調整が難しいですね。

この当時のキットにはスタンドを差し込むための穴が開いていないので・・・
挟み込みタイプのスタンドを使った方が扱いやすくなると思います。








大気圏突入モード

背面部4枚の翼をそれぞれ可動させ、機体の前部へと移動。
翼を畳んだ鳥のような特徴的なデザインになります。

モードチェンジギミックはパーツを差し替え無しで見事再現されています。
クリア成型なので本来隠れてしまうボディが翼越しに透けて見える所が面白いですね。

付属品「ビームサーベル」

無地のクリアカラーの1パーツ成形。

通常キットだとホワイト一色なので、塗装をするならこちらの方が表現しやすそうですね。
クリアグリーンでエフェクト部分を塗りましょう。



ビールサーベルは2本付属しております。


付属品「ツインバスターライフル」

こちらはクリアブラック1色成形でセンサー等の色分けはありません。
グリップは可動し内部収納が可能。

手首のジョイントが弱く武器を持たせるとへたれるので、ポージングがきっちり決まり難いところが難点。






付属品「胴体アクションパーツ」

差し替え用のボディパーツでこちらを使用することでやや前屈みのポージングを取らせることが可能となります。

ツインバスターライフルを連結し発射ポーズが再現可能。

通常ボディ、ポージング用ボディの2つを付属させるという発想はなかなか面白いですよね。

「確認する。シェルターシールドは張っているな」

「シェルターは完璧なんだな?」


ウイングガンダムゼロカスタム メタルクリヤー特別版と並べて。

後ろ姿。

メタルクリヤー特別版の方が後発なんですが、クリア部分の色味は全く同じでした。

ちなみにメタルクリヤー特別版はプレバンやガンダムベースにて定期的に再販されています。

シールなし状態。




以上「HG ウイングガンダム ゼロカスタム MOVIE CLEAR SPECIAL 」レビューでした。
おまけ。

キットに付属していた当時の小冊子。










以上です。
関連
・HG 1/100 ガンダムデスサイズ
・HG 1/100 ウイングガンダム ゼロカスタム スペシャル オペレーションタイプ
・HGAC ガンダムサンドロック クリアカラー
・HGAC ガンダムヘビーアームズ クリアカラー
・1/144 ウイングガンダム(ゴールド仕様) VS トールギス (シルバー仕様)
・HG ウイングガンダムゼロカスタム メタルクリヤー特別版
・HG ウイングガンダム ゼロカスタム MOVIE CLEAR SPECIAL
でも同時にパーツが砕けそうで怖い😱