MOBILE SUIT IN ACTION!! ジオング の紹介です。
発売日 2000年9月10日 価格1980円
パッケージ裏。
MSN-02 ジオング
後ろ姿。
日本でMIAシリーズがスタートして約1年後とかなり早い段階で発売となったジオング。
アクションフィギュアとしてはやや物足りないところがありますが、当時の立体物としては非常に完成度が高い一品だと思います。
ちなみに「HGUCジオング」は2001年発売なのでMIAの方が先にリリースされていますね。
MIAの外見は設定画よりも肩アーマーが大きく頭が小さめといった印象。
全体的にオリジナルの筋彫りやディテールアレンジが施されており、より見た目の情報量が増しています。
バストアップ。
頭部。
アンテナはPVC成形ながらもなかなかシャープな造形。
簡単にパーツが折れるといった心配が無いので、ガシガシ遊ぶおもちゃとしてはこれが最適だと思います。
モノアイ、モノアイレールは塗装による再現。
頭部メガ粒子砲のディテールが細かく、砲門の開口や周りの凹凸造形など立体的に表現されています。
頭部後ろ。
アンテナ、スラスター部分はレッド、イエローの彩色。
もちろん頭部は取り外し可能で「ジオングヘッド」に。
他のMIAシリーズとは規格が異なり、首は大きな接続穴になっています。
頭部下側。
ボディ。
スミ入れはやや濃いめですが、初期のガンダムよりも綺麗な仕上がりです。
背部。
腕部。
モスグリーン部分は成形色になりますが、色味の調整が絶妙でかなり見映えがいいですね。
腕部スラスターは塗装による再現。
下半身。
パネルラインの筋彫りが多めで、他の立体物とは違ったアプローチがMIAの魅力だと思います。
後ろ側。
スカート内部のメインスラスター。
カッパーカラーのパーツもなんと成形色でややメタリックな色合いになっています。
頭部は頭の付け根から左右に旋回。
胸部はボールジョイント接続になっておりますが、ほんの数ミリしか動かすことが出来ません。
肩の付け根はボールジョイント軸で腕を脇から外側方向に開くことが出来ます。
肘は一軸ジョイント。
パーツがぶつかるので直角に曲げることは出来ません。
手首はジョイント接続でハンドパーツの付け替える際は接続部から外します。
可動として少し角度を付けることが可能です。
4本の指は付け根部分で可動。
滑らかな指の動きと表情付けが出来るようになっています。
スカート裏はメインスラスター部が左右それぞれ可動。
MIAの股関節と同じ原理で動きます。
アクション!!
胴体が動かないので見える範囲の可動は基本的に両腕部と頭のみ。
PVC成形なのでかなりずっしりとした重みがあります。
ちなみにMIAジオングは2004年10月にパッケージリニューアル版(赤パッケージ)として再販売。
他、「ファイナル・デュエル・セット」という名称でダメージバージョンのMIAジオングが発売されています。
US版はスミ入れが無く、肩アーマーなどにMSV的なラインのマーキングが施されているようです。
分離。
付属品「ハンドパーツ(握り)」
こちらは手が拳になっています。
パンチ的なアクションを取らせることが可能。
付属品「ハンドパーツ(平手)」
こちらは「腕部5連装メガ粒子砲」の発射体制を再現したハンドパーツ。
一体造形なので指の可動はありません。
「見えるぞ・・・私にも敵が見える!」
付属品「サイコミュコントロールケーブル(直線)」
付属品「サイコミュコントロールケーブル(曲がり)」
腕部はPVCパーツなのでやや重め。
腕を飛ばした状態でのポージングはなかなか難しいですね。
大きさ比較ということで、MIAガンダムとMIAガンダム(セカンドバージョン)と並べてみました。
背丈は同じくらいですが横幅はガンダムの2倍くらいあります。
MSN-02とMSN-01
HGUCドムあたりの足パーツをMIAジオングに移植すればパーフェクトジオングっぽいものが作れそうな予感。
以上「MIA ジオング」レビューでした。
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それにしても安い。当時のMIAとしては高いんでしょうが、もっと子供には手を出せないイメージだった…