
ENTRY GRADE 1/144 νガンダム の紹介です。
発売日 2022年4月9日 価格1100円

ENTRY GRADEシリーズより次世代のファーストガンプラ三弾として「νガンダム」が新登場!!
νガンダム自体はMG、RG、HG、BB戦士など各スケールやブランドで何種類ものガンプラが発売されていますが・・・
今回のEGは組み立てやすさに配慮された設計で初心者でも作りやすいキットとなっております。

説明書。
接着剤を使わずに組み立てられる「スナップフィット」、手でパーツが外せる「タッチゲート」を採用。

マーキングシール。
今回は機体に貼るエンブレムシールが付属しております。

RX-93 νガンダム

後ろ姿。

映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」よりアムロ・レイの搭乗MS。
今回は細かな色分けゆえに小さなパーツが多いので、入門用キットとはいえガンダムやストライクよりも組み立てがやや難しくなっていると思います。

2008年に発売されたHGUCに近いオーソドックスな外見でMGやRGのようなディテールアレンジはありません。
HGUCも古いながらによくできたキットでしたが、EGはさらに組みやすくパーツ分割がより最適化された感じです。

バストアップ。

頭部は6パーツ構成。
ライトグリーンのツインアイと頭部センサーは1パーツで繋がっています。

νガンダムは横から見た時の細く切れ目になったツインアイがかっこいいですね。
ダクトとバルカンは塗装が必要です。

メインカメラ周りの黒い縁に当たる部分はパーツの隙間と影で表現。
こちらはガンダムAGE放送時にリリースされていた「AG(アドバンスドグレード)」の技術が継承されています。

頭部後ろ。
センサー部は色が無いのでこちらも塗装が必要です。

ボディ。
ブラック、ホワイト、レッド、イエローの4色による構成。
左胸のセンサー部分の色分けはありません。

サイドアーマー。
HGUCでは塗装が必要だったイエロー部分が細かな色分けに。
フロントアーマーは一部が開口されており、こちらも影による表現が用いられてますね。

リアアーマー。
色分けは上部のレッドのみで、スラスター部分は塗装が必要です。

バックパック。
バズーカとフィンファンネルのは付属しておりませんが、HGUCのパーツをそのまま取り付けることが出来ます。
右側のビームサーベルは取り外し可能です。

バックパックを取り外すと3ミリ穴が本体側には2つ用意されています。
ニューガンダムはサイズが大きいのでカスタムにはやや不向きな気がしますが、ビルド系のパーツと互換性があるので改造するのもありですね。

肩アーマーは合わせ目の出ない分割でイエロー部分も再現。
エンブレムはシールです。

左腕のビームサーベルラック。
サーベル基部はパーツが一体化されている為、取り外すことが出来ません。

脚部。
簡易だったRX78-2ガンダム、ストライクガンダムとは違って構成パーツ数が多め。

一番の注目は膝と膝下周りのスラスター。
こちらもHGUCでは色分けされていなかった箇所なので、長年のノウハウが活かされた部分だと思います。

簡易なキットながらも関節のシリンダー造形は細かく表現されています。

後ろから。
カバーで隠れていますが、後部のブースターノズルも再現。

足裏。

頭部の可動。
首は頭部の付け根と胴の付け根でダブルボールジョイント。

腰部の可動。
ボールジョイント接続で前方に曲げることが可能。

さらに左右のスイングも可能。
可動の影響もあって腰回りは元のデザインよりも少しアレンジが加えられておりますね。

腕部可動。
肩はボールジョイント接続で肩アーマーと干渉することなく水平まで腕が上がります。
EGガンダムのような垂直に腕を上げる引き出し関節は採用されておりません。

肘の曲げ。
ジョイント接続で90度以上曲がります。

膝の曲げ。
簡易なジョイント接続でこちらも90度以上曲がります。

片膝立ちポーズ。
可動はEGストライクガンダムに近い感じですね。

アクション!!



ニューガンダムの武器といったら「拳」なので、追加で開き手があるといいかもしれませんね。


ビームサーベル。
ビームエフェクトパーツは付属しませんが、グリップの一部が可動します。

EGと同時期にHGUCも再販されているので、エフェクトはHGUCの方から流用してください。

付属品「ビームライフル」「シールド」

シールドはシンプルに2パーツのみの構成。
エンブレムはシールになります。

シールド裏。
アタッチメントパーツを介して腕部に取り付け。

ビームライフルは3パーツ。
グリップ等の可動はありません。

アクション!!

ガシガシ動かして遊んでいると足の付け根のボールジョイントが徐々に緩くなってくるので、その都度調整が必要になります。


EGガンダム(フルウェポンセット)のようにフィンファンネル、バズーカ、サーベルエフェクトの付いたキットが発売されてほしい気もしますが・・・
パーツ分割が細かく、組み立て工程が多いフィンファンネルはEGシリーズのコンセプトを考えるとかなり厳しそう。

もしかしたら、フィンファンネルやバズーカはEGストライクガンダムのように、本体+武装で小出しにする販売パターンかもしれませんね。


EGストライクガンダム、EGガンダムと並べてみました。
νガンダムは見ての通りサイズが大きめ、1100円という価格でこのボリュームが維持できているところが凄いですね。

EG ガンダムとEG νガンダムはバックパックの規格が同じなので付け替えることが出来ます。

試しに手持ちの「HGBC Ez-ARMS」をνガンダムに取り付けてみました。

機体が大きい分、取り付ける武器もちょっと派手目なサイズの方がいいかもしれませんね。
雑誌限定の特典キットですが「マーキュリーレヴ」を使ってνガンダムヴレイブを作るのもありだと思います。

ガンダムユニバースのニューガンダムと並べて。

後ろ姿。

どちらもプレーンなνガンダムなので見た目はかなり近いですが、ユニバースの方がすこしマッシブ体型。
顔の造形はユニバース側も負けず劣らずかっこいい仕上がりです。

ガンダムユニバースのフィンファンネルとビームサーベルをEGの方に装備させてみました。

取り付け部の太さが違うのでフィンファンネルは背中に引っかけているだけですが、背丈がほぼ同じなのでサイズは問題なし。
EG側の接続軸を太らせると、しっかりと固定できるようになると思います。

でも、手間をかけるなら素直に再販されたHGUCを買った方がいいですね。

以上「EG νガンダム」レビューでした。
関連
・EG RX-78-2 ガンダム (フルウェポンセット)
・EG RX-78-2 ガンダム クリアレッド
・EG RX-78-2 ガンダム クリアイエロー
・EG ストライクガンダム
・EG ストライクガンダム(ライトパッケージVer.)
・EG νガンダム
後、エントリーでも元がでかいMSはやっぱ大きいですね、当たり前ですが。