
バンダイ モビルファイターシリーズ No.07 ゴッドガンダム の紹介です。
発売日1994年 価格2800円

パッケージ裏。

こちらは機動武闘伝Gガンダムの放送当時販売されていた全高約190mmの大型ABS製アクションフィギュアシリーズ。
ゴッドガンダム2種+シュピーゲルを加えた全8種類販売されており、シャッフル同盟の5機が約1/100スケールサイズで揃えられるようになっています。
今回は中古で購入したため、付属の説明書とシールが欠品になっている状態ですのでご了承ください。

GF13-017JII ゴッドガンダム

後ろ姿。

ゴッドガンダムはメッキパーツが多く使われている豪華な外見。
肩の黒いラインなど色が足りない箇所は付属のシールで補う仕様となっています。(写真はシールなし状態。)

戦隊玩具で例える所のプラデラのような商品ですが、価格は1体2500円から3000円と当時はそこそこ高額だった印象。
ちなみにモビルファイターシリーズは同じ金型を使用した海外版(7.5インチシリーズ)が存在しております。

バストアップ。
プラスチック成型でホワイトに当たる部分はシルバーメッキ、イエローに当たる部分はゴールドメッキ処理が施されています。
全体的にギラギラで、良くも悪くも おもちゃっぽい 外観ですね。

頭部。
4本のアンテナはパーツの破損や安全の観点からPVC成形になっています。

個体差もあるかと思いますがツインアイの塗装が結構雑でだいぶはみ出た状態になっていました。
頭部センサーは付属シールを貼ることで色を補います。

頭部アップ。

後ろから。

ダクトやコクピット部分はパーツによる色分け。
ボディやフロントアーマーなどのブルーの色味が濃く、全体的に光沢感がある成形色になっています。

胸部。

腰回り。
シルバーメッキは中古だと色がくすんでいたり擦り傷が多かったりと状態の悪い物が多いので、綺麗な物を見つけるのが結構大変です。

サイドアーマー。
ビームソードがマウントされており、こちらは脱着可能です。

コアランダー部。
可動はもちろん合体、分離、変形ギミックがしっかりと再現されています。
ホワイトのプラスチックは黄ばみやすいので要注意。

腕部。
肩アーマーの黒いラインはシールにより色分けになるので、基本的に細かな部分の彩色はありません。
ハンドパーツは差し替え出来ない作りなので、「武器持ち手」のみ。

大きいサイズのおもちゃという事で、パーツは部分的にネジ止めされています。
ネジ穴は基本的に内側にあるので外観を損なわないような工夫がみられますね。

脚部。
シルバーメッキで見え難いんですが、パーツ表面には細かなメカディテールが施されています。

アンクルガードは別パーツ構成で少しだけ前後に動かせます。

後ろから。

足裏のディテール。

頭部は頭の付け根がボールジョイント接続。
腰は軸接続で左右にロールしますが、ビームソードを取り外さないとパーツが干渉してうまく動かせません。

腕部可動。
肘は一軸で大体60度程曲げられます。 二の腕部分の回転と、さらに手首がボールジョイント接続で可動。

フロントアーマーは前方のみ跳ね上げることが可能ですが横に開こうとするとサイドアーマーと干渉するのであまり動かせません。
膝の曲げは太ももに対して大体90度くらい曲がります。

アクション!!

可動範囲が狭いので満足に遊べるとは言い難いんですが、大きいサイズのおもちゃと考えればなかなかの代物。
シャッフル同盟の5機が揃うシリーズなので集め甲斐があるかと思います。

ちなみにゴッドガンダムは同シリーズで「真ハイパーモード ゴッドガンダム 明鏡止水ゴールドver.」が発売されています。

造形はこちらのゴッドガンダムと同じですが、 明鏡止水ゴールドver.はその名の通りゴールドメッキとゴールドの成形色をメインとした仕様です。




付属品「ビームソード」

エフェクト部とグリップ含めて一体造形。

腰に装備されているグリップとは別途で付属しているので、ビームソードを持たせる際は腰のパーツを外します。

ゴッドガンダムのビームソードはクリアピンクが正しい色だと思うんですが、クリアグリーンになっていますね。


ビームソードは2本付属。



ゴットスラッシュ!!

腕部のGナックル。

クローの可動とプロテクター部分が前方向にスライドします。

マシンキャノンの展開ギミック。

左右のカバーを上げると、内部のマシンキャノンが露出します。


マシンキャノンもゴールドメッキ。

背部スタビライザーの展開。
別造形でそれぞれ個別に可動します。

レッグスラスターの展開ギミック。
カバーが開閉、スラスター部はゴールドメッキパーツになっています。

胸部ギミック。

胸部中央の装甲が展開して内部のエネルギーマルチプライヤーが露出。

レンズ部分はクリアグリーンになっているのでかなり見映えがいいですね。

ゴッドガンダム ハイパーモード。

ハンドパーツ等が付属していないので、必殺技のゴッドフィンガーが再現出来ないところが残念。


ヒートエンド!

コアランダーの分離ギミック。
背中からスライドさせて引き抜くことが可能です。

キャノピー部を可動させることでコアランダー形態へ。

後ろから。

コクピットのキャノピーはクリアパーツになっています。
開閉ギミックはありません。

下部。

ビックスケールMIA ゴッドガンダムと並べて。

後ろ姿。

ビックスケールMIAは「モビルスーツインアクション」として2004年に販売された別ジャンルの玩具なんですが・・・。
実はボディ、肩アーマー、脚部はモビルファイターシリーズのパーツを使いまわした構成になっています。

比較。
ビックスケールMIAの頭部はPVC成形で完全新規造形。

肩アーマーは側面にパーツが追加されて隙間が埋められています。

下半身は成形色が違うだけで造形自体はすべて同じ。
ビックスケールMIAの方は全体的につや消し仕上げになっています。

分かりにくいんですが、ビックスケールMIAの方はハンドパーツがPVCの新規造形。

コアランダー比較。

1994年から2004年に。

パッケージ側面。

パッケージ上下面。


以上「バンダイ モビルファイターシリーズ 07 ゴッドガンダム」レビューでした。
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