
MOBILE SUIT IN ACTION!! ガンタンク の紹介です。
発売日 2001年3月 価格 1500円

後ろ姿。

こちらはMIAシリーズの初期頃に発売された商品。
ガンダム、ガンキャノンのリリースから約2年ほどかかりましたが、ようやくメインどころが揃ったといった感じになりますね。
当時MIAシリーズは1000円前後の価格帯でしたが、ガンタンクは他のMSよりもボリュームがあるので定価1500円と少し値段が高くなっています。

バストアップ。
キャノピーはクリアパーツ成形でコクピットに座る黄色い人影をうっすら見ることが出来ます。

コクピット部分。
キャノピーの開閉ギミックはないので、パイロットの取り外し等は出来ません。

MIAシリーズは主に「PVC」と「ABS樹脂」をメインとしたフィギュア。
ガンタンクの車体はまさにゴムの塊といった感じでだいぶ重量があります。

転輪、駆動輪、キャタピラ。
細かなパーツ分けになっておりますが、車体の可動は一切ありません。

HGUCのプラモデルシリーズよりもディテールが増えており見た目の情報量がかなり多め。
キャタピラ表面の凹凸も非常に立体的になっています。

後部にはエンジンハッチと通気口。
アニメで見る従来のガンタンクよりも戦車らしさが増してますね。

底部スラスター。
こちらもしっかり塗装されてます。

RX-75 ガンタンク
地球連邦軍V作戦試作モビルスーツの一つで劇中ではリュウ・ホセイとハヤト・コバヤシがメインパイロット。
頭部コックピットの砲手と腹部コアファイター操縦席の二名で運用しています。

40mm4連装ボップミサイルランチャー

対空用途に活用された小型ミサイル。
給弾システムも腕部に内装されているため、本機はマニピュレーターを持たず白兵戦能力はありません。

塗装は砲口内部まで綺麗かつ丁寧に塗り分け。
肘関節は通常のMIAと同じジョイントが使用されています。

頭部と肩にはボールジョイントで腕の回転や首の上下可動も可能。
初期頃に発売されたMIAの中では非常に高いクオリティで仕上がっていると思います。

120ミリ低反動キャノン砲

両肩部に2門装備する実体弾で長距離支援、拠点攻撃に威力を発揮します。

キャノン砲はそれぞれ上下に可動。

テレビアニメ版ではホワイトベースに配属され、数々の戦場を戦い抜くがア・バオア・クー戦にて大破。
ザクレロvsガンタンクの戦闘は絵面的に面白かったですね。

リュウホセイ戦死後、頭部コクピットが単座操縦式に改修されハヤト1人でも操縦可能に。
その際コアブロックシステムも廃止されました。

映画版「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」ではガンタンクは登場せず、ハヤトはガンキャノンで出撃しています。

サイド7でのテスト中にジオン公国軍の強襲を受けてうち3機が破壊され、残った3号機がホワイトベースで運用されています。

きどう~せ~んし~ ガンダム~~ガンダム!

MIAガンタンクは比較的入手困難アイテムでプレ値で取引されていることが多い印象。
このクオリティなら買う価値はあるかと思います。

ホワイトベース隊!
おまけ。

ガンダムタンク
ガンダムの上半身とガンタンクの下半身をそれぞれ組み替え。

この姿はケツ顎シャアで有名なPCゲーム「GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH」に登場します。
軸が合わないので車体にガンダムの胴体を乗せただけですが、MIAで再現するとチープさが増して味わい深さが出ますね。

以上「MIAガンタンク」レビューでした。
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