
バンプレスト スペシャルクリエイティブモデル3 ガンダムF91 の紹介です。
発売日 2003年

ガンダムF91

後ろ姿。

こちらはバンプレストからリリースされていた「スペシャルクリエイティブモデル」シリーズ。
完成品アクションフィギュアで通称「S.C.M」と呼ばれております。
初期頃の商品はMSのギミックを重視した立体物が多く、ガンプラやMIAシリーズとは違った住み分けのフィギュアになっていると思います。

バストアップ。
外装はプラスチック、ハンドパーツ等は軟質素材が使用されており、プラモデルとフィギュアを掛け合わせたような感じです。

F91はMIAシリーズで発売されなかったので、当時だと小スケールサイズのアクションフィギュアは結構貴重でしたね。
少し太めのプロポーションで、近年のHGUCやロボット魂よりも逞しさを感じるスタイルだと思います。

ボディ。
所々に設けられたスラスターやダクト部分などしっかりと色分けされています。
マシンキャノン部、バルカン部などの細部まで彩色されているところに驚きです。

バックパック。
こちらも塗装されています。

下半身。
アンクルアーマーが独自に可動。
基本的な構造は第一弾から変わっていないので、足が上手く接地せず少し浮き足になってしまいます。

肘は二重関節、手首はボールジョイントを採用。
良く動く作りになっておりますが、関節の強度や保持力が弱く緩くなりやすい所が難点です。
MIAシリーズより可動域は広いけど、強度はガンプラよりも弱いといった感じですね。

F91の特徴である左右非対称の腕部。
ビームエフェクトは付属しておりませんが、ビームシールド発生装置はしっかりと造形されています。

付属品「ビームライフル」

ライフルを保持するための専用ハンドパーツが左右とも付属しています。
武器はPVC成型で特にギミックはありません。

「抵抗するんじゃない!いっちゃえよ!!」
15m級MSに最適化されたバランスを持つF91の標準兵装。
出力の調整が可能で長射程の通常ビームのほか、ビームマシンガンのような速射にも対応。

付属品「ビームサーベル」

ビームエフェクトパーツは取り外し可能。
PVC成型という事もあって時間が経つと自然と撓んでしまいます。

ハンドパーツはライフルと兼用なので、握りが弱くやや持たせにくい感じです。

エフェクトは2つ分付属。

「ヴェスバー」
前後に可動するアームを介して左右一門ずつ懸架されています。

背中から前方に移動させ、砲身をスライドしグリップが展開。
なんと一連の動作が差し替えなしのギミックで再現されています。

ヴェスバーは「V.S.B.R.(Variable Speed Beam Rifle=可変速ビームライフル)」の略称。
低速で破壊力の大きいビームから高速で貫通力の高いビームを無段階で撃ち分ける機能を待ち、連射性にも優れています。

「こんなところにノコノコ来るからっ!」

フェイスオープンギミック。

マスク中央には分割があり左右のパーツがそれぞれスライド可動。
見た目がやや不格好ではありますが、パーツ差し替えなしで再現されているところが結構凄いと思います。

肩アーマーのギミック。

放熱フィンが展開可能。
こちらは肩アーマー側面のフィンを引き出すことで再現。

ガンダムF91(最大稼動状態)

マスク部分がスライド可動して開く事からフェイスオープンとも呼ばれる形態。

「なんとぉぉぉ!!!」

2013年に発売された「HGUCガンダムF91」と並べてみました。
発売から10年の差がありますが、HGUCは細身でだいぶアレンジが加えられてますね。

後ろから。

以上「スペシャルクリエイティブモデル3 ガンダムF91」レビューでした。
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