
マテル トイ・ストーリー2 ムービングモーファーズ ウッディ の紹介です。
(Mattel Toy Story 2 Movin' Morphers Woody Wagon)

パッケージ裏。

こちらは2000年頃にマテルから発売されたトイストーリー2の「ムービングモーファーズ (Movin' Morphers)」という玩具シリーズ。
劇中に登場しているおなじみのキャラクター達が設定を無視して 変 形 す る といった一風変わった商品となっております。

ウッディ ( Woody )

後ろ姿。

変形トイとはいえ見た目は特に大きな破綻のないウッディ。
服の彩色もかなり細かく再現されていて、フィギュアとしても十分よくできていると思います。

バストアップ。
ウッディは「トイ・ストーリー」シリーズの主人公。
昔ながらのカウボーイ人形でアンディが幼稚園児の頃からお気に入りとしているおもちゃです。

横から。
テンガロンハットはPVCの軟質素材。

ハットは別パーツになっているので取り外しが可能です。

帽子なし状態。
顔の形状も凹凸がしっかりと表現されており、非常に立体的な造形になっていますね。

ボディ。
身体の左右にヒンジがありますが、牛柄のベストや保安官バッチなど装飾がしっかりと再現されています。

背部。
大きな突起があります。

右腰にはホルスター。
軟質素材になっています。

腕部。
服の模様は印刷表現。

ハンド部は右手が持ち手。

左手は指さしのポージングになっています。

脚部。

ウェスタンブーツは軟質素材。
滑り止め効果がありフィギュアの転倒防止や安定性の向上を担っています。

足裏。
残念ながらアンディの文字は省けれていますね。

腕部の可動。
肩の付け根はボールジョイントになっているんですが、前と後ろに腕を振るくらいしか動かせません。

肘は簡易な二重関節。
変形の都合上もありますがよく曲がります。

足の付け根はジョイントで前後の可動と股を開くことが可能。
膝は1軸で90度まで曲がります。

ブーツの付け根部分で左右にロール。

首は少し前後に振ることが出来ますが、左右への回転はありません。
ボディも変形ギミックのみなので動きません。

お座りポーズ。




「あんたは俺の相棒だぜ!」

顔が左右に動かないのでポージングが限られてしまいますが、ウッディだけでも楽しめるような作りにはなっていますね。

ギター。

後ろから。

ライトブラウンの成形色がメインでサボテンマークとアルファベットの部分だけ彩色されています。

ギターのサイズは結構大きめ。

一応右手に持たせることが出来るんですが、この持ち方が正解かどうかは分かりません。

ポンチョ。
テンガロンハットと同じで、こちらはすべて軟質のPVCパーツ。

ハットを取り外したウッディの頭から被せるように取り付けます。

背中の突起にギターを接続。

このようにギターを背負うことが出来ます。

フル装備ウェスタンウッディだ!!
重心が後ろ寄りなのでこの状態だとかなり転倒しやすいです。

ポンチョがあまりにもでかすぎる!
これだと手足の可動もあんまり意味がなくなってしまいますね。

ちなみにポンチョの色はパッケージ写真と異なります。

ウッディの大きさは全高約15センチ。
かの有名な海洋堂の「リボルテック ウッディ」と同じくらいのサイズ感だと思います。
では変形させてみましょう。

WOODY MORPHS INTO A WESTERN WAGON!!
あれれ?一瞬のうちにウッディが幌馬車に変形してしまったぞ!?

ウッディ、ポンチョ、ギターを変形合体させると「幌馬車」へと姿を変えます。

外見ががらりと変化してしまいましたが、ウッディは一体どこへ行ってしまったのでしょうか?

…ウッディ、嘘だよなぁ?

ウッディは無残にも手、足、頭がバキバキに折り畳まれた状態で幌馬車の後ろに隠れていました。
では、
変形手順を簡単に。

まずはギターから変形。

裏返して後部のロックを外します。

開いたら内部から車輪を引き出します。

90度に曲げる感じで展開し、車輪を出したら再びギターを閉じてロックします。

前方の突起を押し込みます。

矢印の部分からパーツを展開。

馬になります。

これで馬車部分が完成。
元がキターだったとは思えない姿の変わりようで、かなりよくできていると思います。

ウッディは両腕を上げた状態からスタート。

腹部を観音開きに。

さらに中のパーツを表に引き出します。

お腹に出来た空洞に頭を収納します。

寝かせます。

肘関節から腕を腹部方向に折り曲げます。

裏返して。

膝関節を使って足を背中方向に折り曲げます。

コンパクトになったウッディを馬車の上に載せます。(軸接続)

ここからがクライマックス!!

ウッディの上にハットを無造作に置きます。

大きなポンチョでウッディとハットを覆って隠します。

最後にポンチョがずれないように穴の部分にブーツの拍車を通して固定。

WOODY MORPHS INTO A WESTERN WAGON!!
余剰パーツが一切ない完璧な変形ですね。

後ろから。

馬。
かなりざっくりとしたディテールですが、おもちゃ という設定ならそれもあり。

馬はトイ・ストーリーに登場するウッディの愛馬「ブルズアイ」を意識しているのかもしれませんね。

車輪はすべて回るのでビークルモード状態で 走行遊び が楽しめるようになっています。

ウッディは変形というよりも邪魔にならないように収納したといった感じですね。
側面から見るとウッディが隠れて見えますが、大分無理があることが分かるかと思います。

これウッディを組み込む必要ある?
正直言うとウッディを内部に入れなくても、馬車にポンチョを乗せるだけである程度は成り立ちます。

大きさはこんな感じ。

あまりに衝撃的すぎるウッディの姿。

「ムービングモーファーズ (Movin' Morphers)」は変形トイ界隈ではネタ玩具として有名なんですが…。
その中でもこのウッディ幌馬車は迷作として密かに語り継がれています。

幌馬車がウッディに戻る姿も見てみましょう。




「俺がついてぜ!!」
怖すぎる。

ラインナップはウッディの他に5種類発売されています。
画像を見る限りだとRCとレックスはアレンジとしても非常に秀逸なデザインですね。
(この2つも持っているのでいつかレビューするかと思います。)

パッケージの解説。

なんとなくユニトロボーンと一緒に。


以上「マテル ムービングモーファーズ ウッディ」レビューでした。
おまけ。

AOIだよ!

思ったよりも似合う。

おわり。
関連
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