
MOBILE SUIT IN ACTION!! ゾック の紹介です。
発売日 2002年 3月 価格 2600円

アッガイとゾックは2体がセットになった珍しいパッケージングになっております。
発売は2003年という事でMIAシリーズとしては第二世代に差し掛かった時代にリリースされた商品になりますね。

アッガイとゾックは海外の方で先行リリース。
US版はセットではなく個別のブリスターパックで販売されています。
では今回はMIAゾックの紹介です。

MSM-10 ゾック

後ろ姿。

ジオンの水陸両用MSの中でも最も巨大な機体で前後対象のデザインが大きな特徴。
一年戦争時のMSとしては破格ともいえる大型ジェネレーターを搭載しており、ザクⅡの4倍の出力を誇ると言われております。

アニメではのっぺりとした印象ですが、MIAでは全身にメカディテールが追加されており独自の解釈で立体化。
また今回は大型MSという事でフィギュアサイズも他のMIAと並べると一回りほど大きめに造形されています。

モノアイはイエローのプリント。
ゾックはピンク系のモノアイではないのでかなり珍しいですね。

それほど色数が多いMSではないので基本的にライトグリーンの成形色がメイン。
スミ入れは部分的に施されており、MIAの初期シリーズとは違いかなり控えめな仕上がりです。

両肩のピンク色の三角部分は「メガ粒子砲」。
前後合わせてなんと8門も装備されているという恐ろしさ。

頭頂部には「フォノンメーザー砲」を装備。
ピンク、モスグリーンの塗装が施されています。

腕部。

アイアン・ネイル
残念ながらツメの可動はありません。

背部。
設定通り全く同じ造形なので、モノアイの位置で前後を判別する感じになります。

フェアリングシェル(くちばし)の裏側にはメカディテールがあります。
下からのぞき込まないと見えない箇所まで作り込まれているところがいいですね。

脚部。

後ろから。

足裏。
メカディテールはもちろんノズル等の彩色も抜かりなし。

腰はボールジョイントで可動。
1回転は出来ませんがある程度捻ることが出来ます。

腕の付け根と手首がボールジョイント。

肘は一軸関節で約90度曲げる事が出来ます。

脚部は股の付け根と足首がボールジョイント。
膝には関節がありません。

アクション!

ゾックのアクションフィギュア化はMIAが初。
もともと移動砲台みたいなMSなので腕が動けばもう十分といった感じですね。












シャア「見掛け倒しでなければいいのだがな」

シャア「メインカメラをやられたか。ええい、ボラスキニフ聞こえるか?援護を頼む」

ボラスキニフ「うおーっ」

ちなみにガンダムとの体格差はこんな感じ。

MIAゴッグよりもサイズが大きく体積があるのでフィギュアはかなりの重さ。
ほぼPVCの塊と言って過言ではないかと思います。

立体物としてはかなり珍しいゾックですが、当時はMIAアッガイの方を目当で購入した人の方が多かったのではないでしょうか。

ピースピース

以上「MIA ゾック」レビューでした。
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