バンダイより METAL ROBOT魂(Ka signature)<SIDE OG>ヒュッケバイン の紹介です。
価格14,040円
凶鳥復活!
RTX-008 R ヒュッケバイン
後ろ姿。
「スーパーロボット大戦V」参戦をきっかけに、ロボット魂のカトキハジメ氏オリジナルブランド「Ka signature」にて商品化!
まさかバンダイからヒュッケバインがリリースされる日が来るとは思いませんでした。
バストアップ。
初出は 第4次スーパーロボット大戦(1995年) 2017年の新作「スパロボV」にも登場してますが、水色を基調としたボディカラーは新しくもなんだか昔懐かしい雰囲気がありますね。
全体的なプロポーションは第4次の頃のイラストよりもOGでリファインされたヒュッケバインに近い感じ。
胴体の配色や肩の白いラインなどの細かなボディカラーは初期の頃のものが見事に再現されています。
今回はMETAL ROBOT魂シリーズなので胴体やヒジ、ヒザなどの関節部にダイキャストが採用されています。
ずっしりと重いため安定したポージングを取らせることが可能なんですが、その分価格が通常のROBOT魂シリーズよりも割高になってしまう所が厳しいですね。
頭部
ツインアイと黄色い頭部アンテナが特徴。プラ製なので全体的にシャープな仕上がりです。
メインカメラ部分はメタリック塗装が施されているため非常によく見栄えます。
横顔もかなりかっこいいですね。
頭部後ろ。
この頭部形状はやっぱり・・・ガンダム。
胴体
各所にプリント処理されたマーキングはカトキハジメ氏によって新たにデザイン。Ka signatureシリーズらしい仕上がりに。
腕部。
新たな監修によって随所のディテールも最新の設定が反映されております。
脚部
足裏の造形。
背中のスラスター・ユニット
こちらもかなりシャープな仕上がり。
スラスターはボールジョイント接続されており左右それぞれ独立して可動。下部ウイングも上下に動かせます。
頭部の付け根と首の付根がボールジョイントになっているので上下左右に可動。
腕部は肩が大きく前方へ引き出せる他、二重関節のヒジが約180度ほど曲がります。
可動面は基本的に問題なし。
膝は2重関節。
足首はボールジョイントで左右に角度を付けられるようなジョイント構造になっているため接地性も良好。
膝アーマーは脚部の可動と連動してスライドします。
スラスターのパーツ展開。
スラスターユニットは開閉可能で内部の噴射口のディテールが再現。
METAL ROBOT魂シリーズはあまり購入してないんですが、前回買ってレビューした騎士ガンダム(リアルタイプVer.)よりも全体的に関節部が固く各パーツのポロリもないので非常に遊びやすいなーっと思いました。
今回はダイキャストの比率が高めで手に取ったときの重量感も楽しめます。
METAL ROBOT魂というブランドとしては文句なし。
付属のスタンド
支柱はシリーズ共通のパーツ。ベース部分は文字がプリントされています。
ハンドパーツ「平手」
アクション!
付属武器「ロシュセイバー」
柄の部分をサイドスカート裏に収納。
初期のヒュッケバインは武器のモーションが曖昧だったんですが、今回はスパロボV参戦とフィギュア化をきっかけに新たに設定が追加されております。
刀身を重力波で形成する非実体剣。
ガンダムで例えるとビームサーベルに当たる武装。
昔のスパロボでは他にも「プラズマソード」という武器を装備していましたが、OGシリーズから未登場になっています。
ビームエフェクトは2本付属。
プラ製なので接続部の破損には要注意。
柄を握るグリップパーツには手首に角度がつけられています。
スラスターユニット上面カバーの展開ギミック。
上面カバーをスライドさせることで内蔵されたマイクロミサイルの展開が可能です。
バックパックの2基のウェポンベイに搭載された小型ミサイル。
第4次やFではMAP兵器、OGシリーズでは搭載されていなかったため謎の武装とされていましたが、スパロボVにて初めてモーションが公開されました。
もちろんこのギミックはフィギュアでもMETAL ROBOT魂が初。
付属品「リープスラッシャー」
敵を切り裂く空間跳躍ブーメラン。扇状のユニット6基を空中に射出し合体させリングを形成します。
フィギュアではパーツの分割は再現されておらず、遊びやすさに配慮した一体造形になっています。
付属品「エフェクトパーツ」
軟質クリアパーツをリングの外側にはめ込む形で取り付けます。
エフェクトはブルーカラーなので、こちらは第4次スパロボの戦闘モーションがモチーフになっていると思われます。
リープスラッシャーは輪の内側にジョイントパーツを取り付けることで、ヒュッケバインと一緒にディスプレイすることができます。
付属品「ブラックホールキャノン」
まさにヒュッケバインの切り札。
こちらにも支柱を取り付けることができるので同じ台座にディスプレイすることが可能。
後ろから。
ブラックホールキャノンはプラ製なので、見た目のサイズの割に軽量です。
センサーはメタリック塗装で再現。
本体もライトグレー1色ではなく部分的に色合いが異なります。
流石最新モデルなだけあってハイディテールな仕上がり。
グリップ部。
パーツを引き出すことでグリップが左右に展開します。
ヒュッケバインの股間ブロック。
カバーを展開することでジョイント部が露出。
ブラックホールキャノンのジョイントをヒュッケバイン側に接続することで発射体制が再現可能となっています。
凶鳥の力・・・その何たるかをな!!
ブラックホール・キャノン発射!!
マイクロブラックホールを射出して標的を圧壊させる重力兵器。
後のヒュッケバインシリーズに搭載された重力系武装とは異なり、キャノン本体にもブラックホールエンジンが搭載されています。
圧壊するがいい!
スパロボVでは機体設定が一新され、オリジナルキャラのヴェルトが搭乗。
バックパックカバーの展開
こちらはフィギュアオリジナルのギミックで中央部がこのように開きます。
バックパック部にブラックホール・キャノンをマウントすることが可能です。
この形態もゲームにはなかったMETAL ROBOT魂オリジナル要素。
どこからともなく飛んでくるブラックホール・キャノンなので・・・マウント状態があっても不思議ではないはず。
両手に武器をもたせる事もできるので遊びの幅が広がります。
可動範囲を活かしたアクション!
(GOTTA) TAKE A CHANCE 心の痛み 勇気にかえ
ビィシッ!
TAKE A CHANCE 悪な闇を切り裂け DEAD OR ALIVE!
ビュビュビュン
立ちむかえ 未来を胸にえがき
ドュォゴーン!
(Just) TRUST WHAT YOU BELIEVE IN TO GO!
2003年頃にボークスから発売されたヒュッケバインと並べてみました。
当時はPVCフィギュアがメインだったので造形が少し厚ぼったい感じです。
ボークスのフルアクションフィギュアシリーズはOG版がベースになっているため白いラインなどのカラーリングが異なります。
ボディの水色は当時のイラスト並みに薄め。
可動面ではだいぶ劣りますが、こう並べてみると過去の立体物もなかなかクオリティが高いですよね。
ちなみに水色カラー版はボークスショップ限定商品です。
せっかくの機会なのでボークスのヒュッケバインを三色を並べてみました。
緑色のRTX-009はキャラホビ(2003年)限定品で今でも割と品薄レア商品。紺色は初期版と関節強化版の2種がリリースされています。
コトブキヤのヒュッケバインと一緒に。
今ではFAG、メガミデバイスでお馴染みの変態企業コトブキヤですが、2003年頃のキットはボロボロで・・・
ブキヤのヒュッケバインも初期生産版と再販版の2種類と009がありましたね。
METAL ROBOT魂 ヒュッケバインMkⅡ!?(遠近法でごめんなさい。)
っというのは冗談で。
ユニファイブの究極造形可動。
2005年頃発売されたダイキャストが使用された重厚感あるアクションフィギュア。
関節部が非常に壊れやすく・・・てか、もう壊れているのでお蔵入りになっていた物をこの機会に引っ張り出してみました。
そして、
バンダイの COMPOSITE ver.Kaエクスバイン(2011年)
昔はスーパーロボット超合金でアルトアイゼンとか発売されていましたが・・・OG系はなかなか続きませんでしたね。
フォトン・ライフル!
COMPOSITE ver.Kaとはサイズが大体同じくらいなので武器を流用してもいい感じ。
グリップサイズもぴったりですし、カトキ氏のマーキング等も今回のヒュッケバインと相性がいいのでおすすめです。
以上「METAL ROBOT魂 ヒュッケバイン」レビューでした。
関連
・COMPOSITE Ver.Ka エクスバイン
・METAL ROBOT魂 ヒュッケバイン
・ボークス SRWOG:FAF-003DX 魔装機神 サイバスター
・ボークス SRWOG:FAF-001 ヒュッケバイン アーリーカラー
・ボークス SRWOG:FAF-001DX ヒュッケバイン
・ボークス SRWOG:FAF-001EX ヒュッケバイン 限定カラーバージョン
セガサターン版のスパロボFでは、ヒュッケバインにたどり着くところで、いく度とデータ消えて心折れた記憶が…
個人的には紺っぽい感じが好きです。Mk‐Ⅱカラーの!!