NECAよりターミネーター2 ケナートリビュート メタル・マッシュ エンドスケルトン の紹介です。
(NECA Kenner Tribute Metal Mash Endoskeleton)
パッケージ裏
メタルマッシュエンドスケルトン
後ろ姿。
こちらは90年代にケナー社(Kenner)から発売されたオリジナル玩具を元にNECAがリメイクした「ケナートリビュート」シリーズ。
すでに「クラシックケナー」としてリリースされていたエイリアン、プレデターに続いてついに「ターミネーター」も本格的にスタートです。
全身ゴールドカラーで少し風変わりなT-800エンドスケルトン。
1992年に発売された「ターミネーター2 フューチャー・ウォー(TERMINATOR2 Future War)」と呼ばれるケナーのオリジナルシリーズが元ネタとなっております。
NECAのエンドスケルトンはリメイク版やビデオゲーム版など種類がありますが、ボディの造形や関節構造等はおそらくどれも同じだと思われます。
通常のシルバーカラーもちょくちょく再生産されてますよね。
頭部は一部新規造形。
歯の部分は白で塗装が施されており、なかなかかっこいい面構えだと思います。(ジャーク将軍を彷彿とさせる)
カラーは銅褐色に近い金属感で、通常のエンドスケルトンよりもスチームパンクな雰囲気に。
色の違いからリーダー機みたいな格上感がありますよね。
顎の後ろ側から首に沿って伸びたパイプは軟質製。
通常のエンドスケルトンとは異なる後頭部。
デザインを無視して埋め込まれた謎のクリアオレンジパーツ・・・なんとこちらは集光部になっております。
このフィギュアの大きな特徴は「集光ギミックによる目の発光」。
トランスフォーマーなどでよく採用されている、電池を使わなくても楽しめる発光遊び でおもちゃでは定番ギミックの一つでもありますね。
わかりやすいように照明を暗くしてみました。
デデンデンデデン!! デデンデンデデン!!
集光は元ネタになったケナー玩具に採用されているギミックの再現となっております。
わざわざ頭部を一部新造してまでリスペクトしているところに強いケナー愛を感じてしまいますね。
集光部の面積に対して発光面が少ないからか、これが かなり効果的。
まるで電池で発光してるかのような明るさで力強い光を放ちます。
正直ここまでよく光ると思っていなかったので・・・・びっくりしました。
このギミックだけでも十分な満足度だと思います。
集光ギミックを動画で見てみましょう。
ライトが集光部に当たる位置までフィギュアを段々とずらしていくといった動画となります。
実際に肉眼で見ても同じ光り方なので参考までに。
こちらがパッケージの解説。
ボディには「7550」の数字とバーコードのような模様がプリントされています。
このプリントも元玩具の再現になるんですが、数字が表す意味合いはよくわかりません。
製造番号なのか部隊番号なのか・・・最初から意味など無い適当な数字なのかもしれませんね。
肩部。
シャフトやパイプ、シリンダー部はすべてブラックカラー。
腹部。
胸部下のパーツは独立して可動。
背部
肩甲骨に当たる部分の装甲が開くように外側へ可動します。
右腕部
ハンドパーツは銃のトリガーに指をかけた状態のもの。
付け替え用のハンドパーツは一切付属しておりません。
左手は指を開いたポーズが付けられたもの。
腰部
股から太もも部をつないでいるシリンダーパーツが結構デリケートなので遊ぶ際は要注意。
このアングルはちょっとセクシーですね・・・・
脚部
足
踵は丸くなっています。
接地面が狭いので自立し辛いところが難点ですね・・・
首の付根でロール、頭部の接続はボールジョイントになっています。
腰は左右にロール可能ですがシリンダーで繋がれているためあまり動かすことができません。
首周りもこのようにパイプ等で細かく繋がっているため動きの幅はかなり狭め。
腕部の可動。
二の腕と手首がロール、肘は約90度ほど曲げられます。
腕のシリンダーに注目。
肘の動きに合わせてシリンダーが可動する仕掛けになっています。
だいぶ動きが制限されますが、細かなギミック面で芸が細かいところが面白いフィギュアなんじゃないかなーっと思います
脚部の可動
膝の曲げは90度ほど、足首がロールします。
足は指部分が可動。
注目は太もも周りのシリンダー部。
こちらは動画にしてみたので御覧ください。
股の開きや前後可動に対応してシリンダーのシャフトが上下に動きます。
先程も書きましたが、非常にデリケートな部分なのであまり激しく動かすとこのシリンダーが外れて、最悪の場合はパーツの破損に繋がってしまうので注意が必要です。
アクション!
眼力が強くてほんとかっこいい。
付属武器「フェイズドプラズマライフル」
ターミネーターの未来の世界で登場する武器。
こちらは元のケナー玩具には付属せず、NECAのオリジナル要素として用意されています。
これもNECAエンドスケルトンに付属している物と同じ造形でカラーが変更されているだけですね。
握りとグリップサイズが合っていないので、しっかりと保持できるといった感じではありません。
アクション!!
残念な点は、ケナーオリジナルの巨大武器「アローブラスター」が今回は再現されなかったという所かな。
vs パワー・アーム T-800
以上「NECA ターミネーター2 メタル・マッシュ エンドスケルトン」レビューでした。
関連
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