NECAより プレデター シリーズ16 スパイクドテイル・プレデター の紹介です。
(NECA Predator series16 Spiked Tail Predator 7" Scale Action Figures -)
発売日 2016年11月末
パッケージ裏
スパイクドテイル・プレデター(Spiked Tail Predator)
後ろ姿。
こちらは1990年代にケナー社(Kenner)から発売されたオリジナル玩具を元にNECAが独自の解釈でリメイクした「クラシックケナー」シリーズ。
当時のデザインやギミックを現在の技術でブラッシュアップしたリブートフィギュアとなります。
ちなみにシリーズ16のラインナップはゴースト・プレデター、ストーカー・プレデター、スパイクドテイル・プレデターの3種。
コレクション性の高さからNECAでも人気シリーズなんですが過去の商品は一切再販されないので、中古品で出回らないとなかなか入手が困難です。
スパイクドテイル!!
名前の由来は「突起のついた尻尾」でNECAの設定だとRogue Space Tribeのリーダーとしてロストプレデター、レーザーショットプレデターと同盟を結んでいます。
頭部。
見ての通りこれまでのプレデターとはだいぶデザインが異なっており、大きな口はメカ的なマスクが覆われた状態で造形されています。
マスク部は「シティハンタープレデター (バトルダメージ版) 」の酸素マスクからの流用。
既存のパーツを使いながらもケナー独自のデザインを踏襲し、パーツをすり合わせている所が凄いですよね。
横から見えうとマスクから伸びたパイプで背中側と繋がっています。
額部分
頭部には2本の角が生えています。
ちなみにマスクや所々のメカ部分はスパイクドテイルの生命維持装置としての役目を果たしています。
詳しい設定はよくわかりませんが、結構高齢なヤウジャだそうです。
元の玩具では体の半分以上がメカ化されたまさにサイボーグのようなデザインでしたが、NECAでは機械化されたアーマーを着込んでいるように見えますね。
ちなみにアーマーの一部はNECAのロストプレデターと同じパーツが使用されております。
にしてもかなりゴツい!
プレデター離れした外見ですが、これでもケナーの元デザインよりはプレデターらしいアレンジになっているんですよね。
腰回り
体色はクリーム色のような薄い色合い、メッシュの造形もありますね。ここもロストプレデターのパーツが使用されております
リアアーマー
太もも部アーマー。
左右で少しデザインが異なります。
肩部アーマー 基本的にアーマー部は軟質パーツが使用されており、柔軟な可動ができるよう考えられた設計になっているんですが・・・
やっぱり、かなりパーツが干渉するので無理に動かして破損させないように注意してください。
右腕部とガンドレッド
右手は完全に機械化されています。
細かなメカディテールとカーキ色の塗装が非常にいい味を出しています。
左腕とガンドレッド
ハンドパーツの付属がないのでハンド部はどちらも付け替えて遊ぶことができません。
後ろ髪はまさにスパイクドテイルのアイデンティティ。
プレデター特有のドレッドヘアーは1本の髪へと編み込まれた造形になっています。
そして先端部にはスパイクの造形。
おそらく髪を尻尾のように振り回して武器として使用するんじゃないかと思います。
髪は一体成型なのでこれといった可動はありません。
脚部
左右ともゴテゴテとしたメカアーマーでヒザ下から覆われたデザイン。
足。
シリンダーのような造形が所々になりますね。
背中に装備された プラズマ・キャスター。
多くのプレデターが装備している自動制御プラズマ砲ですが、背中の取付基部から砲の形状まで通常のプレデターが使用しているものとは大きく異るデザインです。
まぁ見るからに「強そう」ですよね。
プラズマ・キャスターのギミック。
キャノンは一部スライドさせることで少し位置が高くなり、更に砲身を前方向に曲げることでプラズマ砲として使用可能となります。
一連の可動はNECAが独自の解釈で付け加えた要素で元のケナーの玩具ではこの様なギミックはありません。
プラズマ・キャスターは背中から取り外して左腕のガンドレッドと接続可能。
高出力なアームキャノンになります。
これは元の玩具をモチーフにリスペクトした要素。
可動として首がボールジョイント。
初期頃の素体と比べるとかなりよく動くんですが、スパイクドテイルは後ろ髪や肩アーマーなどの部分が干渉しがちなので動きが制限されてしまいます。
腕部は肩の上げ下げと開きに加えて、肘が二重関節で可動。
手首は通常のボールジョイント接続です。
脚部は股の開きと膝が二重関節で可動。
アクション!!
付属品「マスク」
もちろん元ネタであるケナーの玩具をモチーフにブラッシュアップされた造形。
スパイクドテイルは酸素マスクよりも上を覆う感じになりますね。
マスクは脱着式。
パーツロックが甘いので少々取れやすい所が難点です。
左右非対称なデザインで左側には標準器のような造形があります。
目に当たる部分はライン形状のセンサーアイになっている感じでしょうか。
マスクデザインが独特すぎて・・・装着したことで更にプレデター離れしたビジュアルになりましたね。
マスク裏の造形。
付属品「手裏剣」
映画「エイリアンvsプレデター」でプレデター側が使用していたディスクに変わる投擲武器。
造形はAVPシリーズに付属していたものと同じだと思います。
付け替え用のハンドパーツがないので左手にしかもたせられません。
手裏剣は左肩に取付可能。
元になったケナーの玩具と一緒に並べてみました。
プラズマ砲のパーツ配置など見事なリスペクト。
後ろ姿。
飛ばして遊ぶディスクパーツが手裏剣に見立てられている所が特に良いアレンジだと思います。
マスク部。
くり抜かれた目の部分は、覆うタイプのバイザーに変更。
プラズマ砲はサイズダウンしてしまいましたが、ディテールを見るとびっくりするほどそのままですね。
マスクオフ姿。
額の部分がだいぶプレデターらしくなりましたね。
こうやって並べるとなんだか親子みたいで微笑ましい。
以上「NECA スパイクドテイル・プレデター」レビューでした。
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