バンダイより MG 1/100 ガンダムF90 の紹介です。
価格4,400円 発売日 2019年11月
F90 A to Z PROJECT 始動!!
こちらはプレミアムバンダイ「ホビーオンラインショップ」より発売された受注限定商品。
この手の限定ガンプラはパッケージに色がなかったり説明書は簡易的な物が多いんですが、今回発売された「ガンダムF90」は一般販売されているMGシリーズと同様のカラー仕様になっています。
更にキットはホビーオンラインショップ初の完全新規パーツによる構成で今後のシリーズ化を見据えた意気込みを強く感じさせますね。
ホイルシールと水転写式デカール。
水転写デカールは説明書の表記で使用しないオリジナルマーキングが含まれており、好みで貼り付けられるようになっています。
ホイルシールはかなり少なめ。
リード線とメッシュパイプ
今回付属している特殊パーツ。脚部に組み込む「動力パイプ」を作る際に使用します。
では、早速組み立ててみましょう。
ガンダムF90
後ろ姿。
こちらは各部にスミ入れを施し、付属デカールの一部を貼り付けた後、トップコートとしてつや消しを吹きかけた状態になります。
後に「ミッションパックの換装」を行う機会が多くなると思うので、ギミックを重視したい場合はあまり作り込まずにパチ組するくらいが丁度いいかもしれません。
ガンダムF90は1990年に1/100シリーズとしてすでにキット化しているんですが、今回は初のMG化ということで、スタイルや全体的なバランスが現代風にブラッシュアップされております。
当時のキットを購入していないので比較はできませんが、MGは各部にメリハリのあるデザインでかっちりとした印象ですね。
頭部デザイン。
特徴的なマスク部の造形はそのまま、当時デザインされたF90よりもかなりイケメンになっていると思います。
一番目立つ変更点はツインアイ部分の露出具合でMGは思ったよりも細目な感じ。
目の大きさやひさし部分のバランスは、F90への思い入れが強いとなかなか好みが分かれそうな気がします。
ツインアイと頭部センサーはクリアパーツ成形、付属のホイルシールを貼ったほうが目立っていいですね。
アンテナ周りはもちろん細かなバルカン部まで色分けされています。
ボディ
トリコロールの細かな配色がパーツによる細かな色分けでほぼ再現されています。
基本的にシールは各部の「三角マーク」のみ。
胴体横のスラスターまで見事に再現。
ほんとこの細かさには驚かされますね・・・。
ショルダーアーマー、腕部
肩部スラスターのグレー、イエロー、ブラック部分もきっちりと色分けされてます。
ショルダーアーマーには「F90」のデカールを使用。
ガンダムF91を意識したようなオリジナルシールなんですが、せっかくなので貼ってみました。
バックパック部。
脚部
リアアーマー部。
武器をマウント可能するためのフックが3つ設けられています。
足。
アンクルガード部のみ一部シールです。
太腿裏側 脚部フレームに装甲を取り付けていく構造。
脚部は一部グレーのフレームが露出したデザインになっています。
さり気なく組み込まれているのでわかりにくいんですが・・・こちらが動力パイプ部。
メッシュパイプ内にリード線を入れて長さを調整、形状を整えてから脚部へ組み込むといった感じ。
足の動力パイプはアンクルガードで隠れてしまうためほぼ見えないんですが・・・あえて再現しているところにこだわりを感じました。
ガンダムF90は15m級MSなので他のMGシリーズと比べると全高サイズが小さめ。
リニューアルした「MGガンダムF91」や「MGクロスボーンガンダム」あたりに合わせたサイズ感になっているかと思います。
コクピットハッチの開閉ギミック
もちろん内部にはパイロットが乗っています。
コクピット周りはクリアパーツで造形されているんですが、実際に組み立てるとパーツが全部隠れてしまいますね。
バックパックはビームサーベルラックとブースターノズルが可動。
ショルダーアーマーは跳ね上げ可能。
肩はボディから前方にスイング。
肘には二重関節が採用されています。
ハンド部は親指のみボールジョイント接続で可動。
ほか4本の指はパーツを差し替えることで、「握りこぶし」、「ビームライフル持ち手」、「ビームサーベル持ち手」の3種に対応。
付け替えが簡単な所はありがたいんですが少々保持力が気になるところ・・・
腰の前後左右に可動し角度をつけることが出来ます。
フロントアーマーの可動。
ジョイント接続になっており、後のオプション換装等に配慮した作り。
そしてフロントアーマーを下方向に逃がす事でさらに胴を前方向に曲げることができるようになります。
膝は二重関節。
一部パーツが沈む構造になっているので非常によく動きます。
アクション!!
可動の説明に関しては大雑把でごめんなさい。
完全新規との事ですが、フロントアーマーの引き出しやハンド部の構造はリニューアルされたMGガンダムF91とほぼ同じ感じですね。
ポーズもなにもただ立たせとくだけで十分満足。
シールド
腕部に接続、またはグリップを握らせることで保持可能。
シールド裏の上部には「Eパック」をマウント。
もちろん取り外し可能です。
バックパックのカバーを外すことで背中に取り付けることも出来ます。
シールドの表面の細かな色分けも完璧ですね。
「F90」も文字はデカールになります。
ビームライフル
センサー部はシールでの再現。
フォアグリップが左右に可動します。
ビームライフル後部のEパックの取り外し。
Eパックはシールド裏に取り付けられているものと同じでもちろん交換も可能。
ウェポンラックにマウント。
リアアーマーのフックを展開しライフルを引っ掛ける形で懸架させます。
アクション!!!
ビームサーベル
こちらは背中から基部を抜き取り、サーベルエフェクトを差し込むことで再現。
クリアブルーのエフェクトが独特でいいですよね。
確か昔のキットはサーベルと基部が一体になった造形だったかと思います。
もちろんビームサーベルは2本分付属。
ハードポイントギミック
ガンダムF90最大の特徴はミッションパックの付け替えによる汎用性。
MGでは元の設定通り 肩、腕、腰、サイドアーマー、足 のカバーが取り外し可能で各ミッションパックを装着できるようになっております。
現在では同時発売された「Eタイプ、Sタイプ」の他 「Fタイプ 、Mタイプ」の販売予定。
ペーパープランだったりビジュアルが公開されてないパックもありますが全27種類すべてキット化予定とのことなので、ガンダムF90シリーズは長い期間で楽しめそう。
「これは俺の力だ!」
ミッションパックだけではなく、F90(2号機)、F90(火星ジオン)・・・ゆくゆくはF90IIまで企画が繋がってほしいですよね。
以上「MG ガンダムF90」レビューでした。
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