石皮原型スタジオ(@l4562378 )さんのガレージキット「ヒラメガンダム」の紹介です。
こちらは2019年8月開催の「C3AFA TOKYO 2019」にて購入させていただきました。
キットは3Dプリンター出力による立体造形となります。
本体は全7パーツ構成。
びっしりとサポート材の跡が付いていので、こちらを切り離し表面を紙やすりで仕上げます。
組み立て図
大変ありがたい事に素人でも比較的簡単に制作できる程度の組み立て要素。
やっぱり手の出しやすさが一つ魅力だと思います。
パーツを切り離し、軽く洗浄、サフを吹いて塗装、仕上げを施して完成です。
ヒラメガンダム。
ネタでもギャグでもオリジナルでなく、実際にアニメ「機動武闘伝Gガンダム」に登場したガンダムです。
ボディはライトブルーで塗装。
ヒラメガンダムは詳しい設定があまりないので、配色の方はガレキ制作の「石皮原型スタジオ」さんのサンプルと数少ない資料を元に考えてみました。
ヒラメガンダム
— BROKEN C3AFA 2019 C3マーケット 桌番J-02 (@l4562378) August 25, 2019
シャチホコザクレロ
このふたりとも完売しました!
ありがとうございます! pic.twitter.com/GLkOF05Q0M
裏面
ネオデンマーク製ということで、マーメイドガンダムのようなブルー系のボディカラーを彷彿とさせる色合い。
フェイス部。
ガンダムの要素は顔だけなのでよりガンダムらしいホワイト、そしてツインアイはグリーンを採用。
アンテナ部は一体成型になっているので顔周りの塗装が少々大変でした。
あとアンテナの先が折れやすいかと思うのでパーツの切り出しや、ヤスリ掛けをする際は慎重に。
前部
上ヒレ部分にはセンサーカメラ。そしてヒラメガンダム前部の口(?)が神秘的。
尾ビレ
付け根部分が上下するジョイントのような造形になっています。
ヒラメガンダム(SD顔)
本キットは顔パーツの換装が可能になっております。
SD顔はツインアイ部の面積が大きめでなんだか可愛らしい外見ですね。
むしろデザイン的にもこっちのほうがしっくりきそうな・・・
ツインアンテナはイエロー、ツインアイはリアル顔よりも明るめな色合いにしてみました。
SDガンダムの顔がそのまま張り付いているみたいで面白い。
フェイス部の比較。
本体、フェイスパーツにはネオジム磁石を仕込んだのでスムーズな脱着が可能。
改めまして、ヒラメガンダムとは。
アニメ「機動武闘伝Gガンダム」の第48話に登場するネオデンマーク製ガンダム。
クジラ型の母艦ホセフィーナから出撃するシーンで確認することが出来ます。
クジラ型母艦ホセフィーナ参考資料。
一応マーメイドガンダムのプロトタイプ、試作機といった設定になっているんですが・・・
このビジュアルを見ると、おそらくネオデンマークがかなり初期の段階で開発したガンダムになるんじゃないかと思います。
細かな設定がないのでスペックは謎に包まれているんですが、口(?)からのビームとかヒレがカッターになっているとか・・・・
この外見を見る限りだとそれくらいの武装はありそうですね。
他にもカニガンダム、エビガンダム、カッパガンダム、タコガンダム、エイガンダム、アンコウガンダムなどの魚介類系ガンダムが登場。
参考資料(MS大全集98)より
アニメ第48話の出撃シーン。
ぱっと見た感じだとエイガンダムのゆるきゃら感がすごすぎて・・・あれ、ヒラメガンダムは一体どこに??
答え。
ひらめG。
近年ではガンダムビルドダイバーズの15話でまさかの再登場。
Gガンダム本編よりもしっかりと描かれたヒラメガンダムの姿を見ることが出来ます。
ガンダムビルドダイバーズ第15話「ロータス・チャレンジ」にて。
相当地味な色してますねヒラメG。
SD顔。
かなりマイナーなMSなのでSD化が確認できるのはとある1枚のカードのみ。
新SDガンダム外伝 黄金神話 騎士マーメイドガンダム
文字で顔が隠れているんですが、こちらのヒラメガンダムはブルーカラーでイエローのヒレ。
ボディカラーはこちらを参考に塗装しております。
MIAマーメイドガンダムと一緒に。
MIAと並べるとこのサイズ感。
結構大きめですね。
ネオデンマークの試作機たちを見ると、可変可能なマーメイドガンダムは本当に完成形なんだなーっとしみじみと思いました。
以上「ガレージキット ヒラメガンダム」レビューでした。
関連
・MIA マーメイドガンダム
・ガレージキット ヒラメガンダム(石皮原型スタジオ)
というかここまでマイナー極まれりしMSがガレキとはいえ立体化されていたとは…