
MOBILE SUIT IN ACTION!! ウォルターガンダム の紹介です。
発売日2003年1月 価格4179円(国内版)
それでは、ガンダムファイト!レディーゴー!!

パッケージ裏。
今回のレビューはアメリカで発売された「US版」。

US版は「MIA ウォルターガンダム」、「MIA ノーベルガンダム (ダークバージョン) 」、「グランドマスター用 合体パーツ」がセットになった内容となっております。
なお、国内でリリースされた商品にはノーベルガンダムではなくライジングガンダムが付属。
今回はセット内容から、MIAウォルターガンダムのみの紹介です。

笑傲江湖 ウォルターガンダム

後ろ姿

ウォルターガンダムは アレンビー・ビアズリー が搭乗するデビルガンダム四天王の1機。
水中戦を得意とした機体で決勝大会ではノーベルガンダムに偽装して登場。
ライジングガンダムによって一度撃破されるが、その後はDG細胞に侵された「グレートウォン」が搭乗しゴッドガンダムを襲撃します。

ウォルターガンダムは可変機でこちらは三足歩行形態の「スタンディングモード」
口には「ウォルターファング」と呼ばれる牙を隠し持ち、蛇腹状の腕部にはビーム砲「ウォルターテンタクル」を備えている。

バストアップ
今回はUS版なのでスミ入れとダクト部等の塗装が一部省かれております。
成型色も国内版とは少し異なるんですが、実際に並べて比較しないと違いがわからないかと思います。

頭部はすべてPVC成形。
額のイエローは別パーツ構成で、ツインアイやフェイス部周りは塗装による再現。

フェイス部はシャッフル同盟含む各国のガンダム達よりも正統派なガンダム顔といった感じですね。
少々丸顔で頭部横のダクトが多いところが特徴的。

ツインアンテナはシャープな造形で、マスク部に関しても比較的よく再現されている方だと思います。

頭部後ろ

胴体部は大まかに左右と中央で3分割された構成。
四天王の中では唯一デビルガンダム系らしいフジツボのような黄色い突起が付いています。

背中部
ブースターノズルが下向きに3基。こちらは固定されています。

下半身はかなり特殊な形状
関節強度を上げるために足の接続部には金属パーツによる軸が埋め込まれています。

下側。
ブースターノズルの造形があります。

腕部
胴体から直接蛇腹状の腕が生えています。先端の黄色い爪は開閉可能。

こちらのシェルパーツはプラスチック成形です。

脚部はまさにカメラの三脚といった感じ。
細い脚はプラスチック成形で3本とも同じ造形です。

足。
こちらはPVC成形。

足裏造形。

頭部の付け根はボールジョイント接続。
首は胴体の付け根から前後に可動するジョイントが設けられております。

腰部は左右にロール可能。

白いアーム部分は3パーツ構成でそれぞれボールジョイント接続。
マンダラガンダムやジェスターガンダムのような1パーツずつの接続ではないのでフレキシブルな動きは再現されておりません。

クロー部
それぞれPVCパーツによる接続で若干パーツが反発してしまう為、綺麗に閉じた状態にすることができません。

クローはこのように展開可能。
国内版だと内側のシリンダーと中央のビーム砲が塗装されています。

脚部は腰からの接続から上下に可動。
中間の関節は一体成型なので動きません。足首はボールジョイントです。

アクション!!

ガンダム離れした異型のフォルム!
アンバランスな図体なのでバランスを取らせることが難しいんですが、アクションポーズもバッチリですね。







付属品「クロー(固定)」

こちらは無可動のクローパーツ。
変形させるときに使用します。

付属品「頭部パーツ(開口)」

頭部を差し替えることで、ウォルターファングが再現可能。

見た目がさらに凶悪に!!
四天王の中だとやっぱり一番デビルガンダムの影響を受けますよね・・・

アクション!


ウォルターガンダムの全高はスタンディングモード時で約17センチ。
小柄なイメージがありますが、脚だけで通常サイズのMIAと同じくらいの高さがありますね。

では変形させてみましょう。

下半身を取り外します。
これで変形完了・・・?
かと思いきや、まだ工程がありました。

胴体部。

左右のパーツを外側に引っ張ります。

胸のダクトが上部に位置するようにパーツを少し動かします。

再び胴体を押し込んで固定。

シェルパーツを胴体側に寄せることで、アタックモードに変形完了!

後ろ姿。

ウォルターガンダムと言ったらこっちのビジュアルのほうが馴染み深い感じがしますよね。



蛇腹の腕を取り外しクロー(固定)パーツを胴体側に取り付け。
シェルパーツを本体にかぶせると・・・

ディフェンスモードに変形!!

まさに攻防一体の姿!
デビルガンダムの黄色いフジツボこと「大口径ビーム砲」が殻の隙間から見えるように配置されているところがポイントですね。

横から。

もちろんこの状態から蛇腹の腕を取り付けることも可能。

3モード変形による恩恵もあって様々なパーツの組み換えが楽しめます。


シェルなし

MIAウォルターガンダムも未だに高額値が付きやすいイメージがありますね。
そしてMIAライジングガンダムはセットを買わないと手に入らないので・・・シリーズで揃えるとなるとUS版を買うか国内版を買うか非常に迷いどころです。

以上「MIA ウォルターガンダム」レビューでした。
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