
バンダイより Figure-riseLABO 初音ミクV4X の紹介です。
発売日 2019年12月21日 価格 6,600円

バンダイ独自の成形技術によって生まれた美少女プラモデルシリーズ「Figure-riseLABO(フィギュアライズラボ) 」より「初音ミクV4X」が新登場!!
第二弾となる今回は「グラデーションによる色彩の表現」を開発テーマとし、レイヤードインジェクションなどの成形技術をフルに活かしたキット内容となっております。

初音ミクV4X

後ろ姿。

こちらは付属するデカール、シールを使用せずキットをそのまま組み立てた状態。
組み立てにはニッパーとデザインナイフを使用、各部パーツにゲート跡が汚く残らないよう慎重にパーツを切り離して組み立てましょう。

ちなみに組み立て時間は50分ほど。
第一弾の「ホシノ・フミナ」と比べるとパーツ数が多く組み立ての構成が複雑になっておりますが、それでも最近のHGUC(ガンプラ)より簡単に組み上げることが出来ると思います。

顔はFigure-riseBust等で培ったレイヤードインジェクション技術の結晶。
目や眉はもちろん頬のチーク部分もプラスチックの成型色だけで自然な色合いが再現されております。

こちらがフェイスパーツ。
オレンジ部が頬、眉毛、まつげと色分けされています。

「ホシノ・フミナ」の皮膚表現と同じくパーツの薄さを利用した二層構造で濃淡を表現。
裏を見ると構成が変わりやすいですね。

目のパーツ
瞳はクリアパーツと通常パーツを重ねることで濃淡を表現。

パーツ裏。

改めて、組み立てた状態で見てみましょう。

タンポ印刷とは違ったプラパーツの光沢を生かした表現がバンダイの持ち味ですね。

技術的には凄いんですが、肝心な顔の造形は少々のっぺりとしているので好みが分かれそう。

正直正面顔よりも横顔のほうが可愛いかも。

透明感のあるツインテールは半透明パーツの表面と成形層の厚みによってグラデーションをコントロール。

うねりのある髪の動きも非常に美しいですね。
ただゲート処理だけは丁寧にやらないと跡が目立ちやすくなってしまうかと思います。

キャンディ塗装のようなテカリ感。

ある意味、人間ではないバーチャルの初音ミクだからこその表現法かもしれませんね。

ボディ。

ネクタイはクリア成型、ネクタイピンや胸元の色分けなど細かなパーツで再現されています。

背中。

衣装のアームカバー部分。
こちらには偏光パール素材が採用されており、見る角度によって色の質感が変化します。

スカート部
黒い部分は偏光パール、フリルは3層になるパーツ構成です。

脚
ソックスも同じく偏光パール。ぴっちりでツルッとした見た目の質感がよく出ていると思います。

ブーツの一部も色分け済み。

太ももは通常の肌色で、フミナみたいな二層構造ではありません。

アップで見るとゲート跡とパーツの分割ラインがやっぱり気になりますね。
ちゃんと作るなら接着しながら組み立てたほうがいいかと思います。

ちなみにパンツは白。

スカートは取り外し可能です。

ベース台座。
クリアグリーンカラーで2パーツ構成。

PVCのフィギュアとは違うので本体との接続も簡単で済んじゃうんですよね。

大きさ。
全高は台座を含めて21.5センチ位。ホシノ・フミナよりも全体的に一回り小さめかなっと言った印象です。




付属のマーキングシールとデカール
では、シールを貼って少し手を加えてみましょう




マーキングシールは薄手のもの。
デカールはドライデカールなのでこすりつける感じで転写します。

顔
頬は少しチークを追加、口や目の周りを少し塗装し、肌の部分はトップコートのつや消しで仕上げております。

アップで





ドライデカールは曲面が多いので貼り付ける際にちょっと不安になりますね。

位置取りもなかなか難しい。

ボディ





脚


以上「Figure-riseLABO 初音ミクV4X」レビューでした。
関連
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