HGBD:R 1/144 エルドラドートレス の紹介です。
2020年2月中旬発送 販売価格1,430円
DT-6800EL エルドラドートレス
後ろ姿
こちらはプレミアムバンダイ「ホビーオンラインショップ」より発売された受注限定商品。
ガンダムビルドダイバーズRe:RISEに登場したヒトツメの機体「エルドラドートレス」が完全新規造形で立体化。
付属ホイルシール
主に頭部、シールド、武器。シンプルな配色なのでシールを貼るだけでほぼカバーできるようになっています。
説明書
プレバン系キットは簡易的な説明書が多いんですが、今回はカラー印刷で解説等のインストもしっかり記載。
やっぱりエルドラブルートよりも登場シーンが少なかったので今回はプレバン限定という販売方法になってしまったんでしょうか・・・
まだアニメが終わってないので、今後の活躍やさらなる後継機が用意されていることを祈ります。
バストアップ
写真は付属するシールをすべて貼り付けて、部分塗装と各部に墨入れを施した状態となります。
頭部はドートレスとドートレス・ネオの中間のような形状。
敵を意識しているからかメインカメラが少々ツリ目になっていますね。
頭部はグレーの成型色のみで、メインカメラ、顎、上部のライン、赤いスリットの色分けはすべてシールによる再現となります。
こちらがシールを貼る前の状態。
各部のディテールはしっかりとしてますが、パーツの分割が極端に少ないので塗装を考えるとかなり手間がかかりそう。
せめてメインカメラ部分だけでもクリアパーツ化してほしかった。
頭部の組み立て図がこちら。
なんと2パーツ貼り合わせによる簡単構造。
ガンダムX放送当時の1/144キットを組んでいるかのようなノスタルジーを感じてしまうほどざっくりとした作りになっています。
ボディ。
胸には縦線のスリット造形。
腰部はボールジョイント接続で左右への回転と前後のスイングが可能。
首はおなじみのポリキャップジョイント。
背部
バックパック等はなくボディと一体になっています。背中にジョイント穴がないのでカスタム要素が少々薄め。
腕部。
肘は1軸による曲げ可動。
肩はボールジョイント、二の腕部で左右にロール。
腰回り。
脚部。
少しスマートなアレンジですが、脚部、膝下のパーツやダクトの位置など通常のドートレスとほぼ同じデザインになっていると思います。
後ろから。
膝の曲げ可動
足底パーツがかなり独特な形状で足裏のフィンが地面と接地している感じです。
アンクルガードはボールジョイント接続で可動します。
足裏にはダクトの造形。
肉抜きはありません。
HGリーオー、HGマグアナック、HGデスアーミーと同じようにシンプルで必要最低限のパーツ数による構成。
組み立てるだけなら30分位で作り終わるほどお手軽です。
後々通常のドートレスが出せるように共通パーツ以外は部分的に取り外すことが可能になっているんですが・・・
ランナータグはすべて「エルドラドートレス」になっているのでちょっと期待薄。
アクション!
「機動新世紀ガンダムX」に登場したドートレスをベースにカスタマイズを行った全地形対応モビルスーツ。
エルドラアーミーと比較して基本性能がアップした新型機だが、ヒトツメの機体らしく生産性に優れた機体であり本機も多くが生産されている。
「ヒトツメ」ということでデスアーミー系のバリエーション機がメインなのかと思いきや、唐突に登場するドートレス。
エルドラドートレスをベースとした改造機の存在がほのめかされておりますが、今のところは登場するかどうかは不明です。
付属品「マルチプルバレルライフル」「シールド」
シールド表面の六角形のモールドと黒いライン部分はすべてシールでの色分け。
シールドは腕部のハードポイントとハンドパーツの2点で保持。
グリップ部が可動します。
変形ギミックが内蔵された大型火器「マルチプルバレルライフル」
砲身が4つあり、それが一つにまとまった状態。
銃口部分は塗装が必要となります。
今までのガンダム作品にはなかった独特な外見の武器ですね。
バレット部の変形。
マルチプルバレルライフルはパーツの差し替え無しで展開可能。
それぞれのパーツがジョイントで接続されており、各部が可動し砲身が四方に展開します。
内側を見ると肉抜き箇所がかなり多いんですが、おかげで大きさの割に重量が軽めです。
アクション!!
エルドラドートレス専用の大型携行火器。
4連装の砲身はフレキシブルに展開させることが可能で、通常時のビーム収束モードの他、広域拡散ビームの発射が可能。
砲身部を回転させての高速発射など様々な射撃モードを有しております。
わざわざ新規造形でエルドラドートレスをキット化したということは・・・やっぱり同じランナーを使ったキットが今後出るんじゃないかと思います。
通常のドートレスへとバトンが繋がってくれたら嬉しいんですが、このままだとバリエーション機のみで終わってしまうんじゃないかとちょっと不安です。
以上「HGBD エルドラドートレス 」レビューでした。
関連
・LEGENDBB ガンダムベース限定 飛駆鳥大将軍 [クリアカラー]
・HGUC ディジェ [クリアカラー]
・HG ジム・インターセプトカスタム(フェロウ・ブースター装備)
・HGBD エルドラドートレス
頭部の色分けは赤い部分はともかくとして、カメラのパープル部分のいくつかは出来てるものとばかり…ライフルもバレルの内側を肉抜きして軽量化はわかるけど、せめて銃口のパープルのシールくらいつけてよ…