MOBILE SUIT IN ACTION!! ガンダムNT-1 アレックス の紹介です。
発売日2001年10月 価格1575円
パッケージ裏
RX-78NT-1 ガンダムNT-1 (アレックス)
後ろ姿。
こちらはMIAシリーズがセカンドバージョンへと移行し始めた頃にリリースされた商品。
まだ二重関節は採用されていませんが、造形や塗装は初期のフィギュアよりも洗練されており品質が高くなっています。
バストアップ
ツインアンテナなどシャープな造形とはいい難いんですが、塗装に関しては全体的に細かな塗り分けです。
ツインアイ部は若干大きめにアレンジされており、元のデザインとは少し雰囲気が異なるような気がします。
正面顔よりも横顔の方が見栄えが良く見えますね。
ボディ。
各スラスター部や胸部のダクトなどしっかりと彩色。腰回りはスミ入れが施されおります。
バックパック。
ブースターノズルはそれぞれ別パーツ構成。サーベルは2本とも引き抜き可能です。
腕部
二の腕部分でロール、肘はMIAシリーズ共通の関節で90度ほど曲げることが出来ます。
肩アーマーの取り外し。
アレックスの特徴である関節部のカバー造形が見事MIAでも再現されています。
脚部
足首はボールジョイントで接地性も良好。
脚部の可動
股とフロントアーマーが干渉してしまうので、足は少ししか上げられません。
膝の曲げはこんな感じ。
片膝立ちは無理ですね。
足裏造形。
ノズル部分までしっかりと塗装されてます。
PVCフィギュアなのでプラモデルのようなカッチリとした見栄えではありませんが、それでも十分見劣りしないクオリティ。
ガンプラとはまた違った完成品フィギュアとしての魅力が見えてきますよね。
付属品「ビームサーベル」
サーベルエフェクトを取り付けることで再現。
エフェクトは付け根部分が太めになっており、同時期に発売されたガンダム系とはビームサーベルと形状が異なります。
肩のビームサーベルは引き抜くことが可能ですが、サーベル展開時の物とは別パーツ。
ビームサーベルは2つ付属しております。
型式番号 Blash XB-B-09
バックパックのコネクターがブラッシュ社製であるため、形状や装備配置を変更され本機では内側に移設されています。
付属品「シールド」
プラモデル等の立体物ではおなじみのシールドですが、実は劇中未登場。
表面は「ALEX」の文字がプリントされています。
グリップはハンドパーツに握らせることで保持。
グリップパーツは取り外し可能で上段、中段、下段とシールド位置の調整が可能です。
型式番号:RX C-Sh-05 UBC/S-0003。
後述するチョバムアーマーの構造を流用し耐ビームコーティングを施した防御兵装。
付属品「ビームライフル」
こちらも本編未登場。付属の専用ハンドパーツを使用することで保持します。
型式番号:Bauva Norfolk XBR-L Type-3。
ボウワ社のビーム発振器に、ノーフォーク産業の収束装置とハウジングが採用され、高い出力と貫通力を発揮。
付属品「ガトリングパーツ」
こちらは一部パーツを差し替えることで再現。
NT1アレックスといったら腕部装甲カバー内に格納されている「90mmガトリング砲」が印象的ですね。
射撃時の肘の曲がり具合が絶妙で劇中のポージングがバッチリと決まります。
通常は砲身が隠されていることから敵の意表を突くことが可能だが、振動や装弾数の点で課題を抱えていた。
この兵装の採用にはフィールドモーター技術の向上によって関節部の小型化が可能となり、スペースに余裕ができたことが契機となっている。
ガトリングパーツは左右ともに付属。
劇中ではありえないツインガトリング発射ポーズを取らせて遊ぶことも出来ますね。
付属品「チョバムアーマー」
後ろ姿。
チョバムアーマーは全てプラパーツで再現されています。
取り付け方はHGUCと似ており、2パーツ構成の装甲を挟み込んで纏わせる感じです。
脚部
チョバムアーマーはシールで固定された状態でパッケージングされているため、高い確率でこのようにベトベトとしたシール跡が残ってしまいます。
全身を覆う装甲パーツのボリュームとその驚きのコストパフォーマンス!!
当時のMIAシリーズからするとチョバムアーマー分300円ほど値が上がっていますが、これだけパーツが付属して価格1600円程度だとなんだか逆にお得な感じがしますよね。
一年戦争末期に連邦軍内で進められていたフルアーマーオペレーションの一環として開発された複合装甲。
ルナ・チタニウム合金とハニカム素材のシートを積層した構造をもち、装甲が破壊されることで衝撃を吸収し、機体本体へのダメージを最小限にする。
また、偽装用装甲としての意味合いを持っており、敵機に対して能力を見誤らせるための効果も発揮します。
この状態でもビームサーベルやライフルをもたせることが可能ですが、可動はかなり制限されてしまいます。
チョバムアーマーと似た装甲を持つジムキャノンⅡと一緒に。
・・・・・。
!!!
装甲パージ!!
ちなみに海外版(US版)との違いはスミ入れの有無くらいで付属内容等は同じだと思われます。
300体以上の機体がラインナップされているMIAシリーズですが「ポケットの中の戦争」からの商品化は「ガンダムNT-1」と「ケンプファー」の2体のみ。
ジオン水泳部の出来がかなり良かったので、その流れでハイゴッグやズゴックEも商品化されてほしかったところですよね。せめてザクⅡ改だけでも。
以上「MIA ガンダムNT-1 アレックス」レビューでした。
関連
・MIA ケンプファー
・MIA ガンダムNT-1 アレックス
シールドの「ALEX」のデザインがオサレでいいな