NECA ライノ・エイリアン の紹介です。
(NECA Aliens: Rhino Alien 7 Inch Action Figure)
パッケージ裏
発売日2020年4月
パッケージは縦長のボックスタイプで見開きにはマジックテープ付き。
国内での販売価格は大体7000円からそれ以下くらいの価格帯だと思います。
ライノエイリアン(Rhino Alien)
後ろ姿。
こちらは1990年代にケナー社(Kenner)から発売されたオリジナル玩具を元にNECAが独自の解釈でリメイクした「Kennerトリビュート」シリーズ。
当時の面影を残したままリアルを追求、さらにプロポーションや造形が現代風にアップグレードされております。
ライノエイリアンはその名の通り「サイ」を宿主とするエイリアン。
実際のサイと同様で四足歩行、筋肉質なボディと頭部のツノが特徴です。
頭部造形
ツノは思ったよりも小さめ、口周りのデザインは元の玩具よりもかなり細かな造形アレンジ。
正面から
角が生えてますが頭部はエイリアン・ウォーリアーに少し似てますね。
発達した顎と複数の牙
アップで見ると昆虫のようにも見えます。
頭部側面の管造形。
ライノエイリアンはほぼ全身クリアオレンジ成形。
その上から塗装、各部のグラデーション塗装が施されております。
フード部分。
クリア成形で薄っすらと中身が見えるようになっています。
フードは取り外し可能。
後部のツノを引っ掛ける穴が空いている所が面白いですね。
フードを取り外した状態。
中身は蛍光色のような明るめな塗装。フードのスモーククリアと合わせて絶妙な濃淡となります。
ニュー・ウォーリアーエイリアンのような生々しさ。
口の開閉ギミック。
インナーマウス 。
口の開閉とインナーマウスの引き出しはもはや定番のギミック。
他のエイリアンよりもインナーマウスが長めですね。
口を開けた状態で正面から。
この力強さ・・・もはやエイリアンと言うよりも鬼のクリーチャー。
前足。
肩部分
後部に突起があります。
腕部
前足。
元ネタの玩具は足が蹄状になっているんですが、NECAでは通常のエイリアンからアレンジされた造形になっていますね。
背中の管。
ブラックの塗装とクリアオレンジの色合いが相まってまるでマグマのような見た目に。
背中
色鮮やかなクリアオレンジ。
胴体部。
腰回りから尻尾にかけてのパーツは軟質のPVC造形。
尻尾
後ろ足
太もも部。
通常のエイリアンよりも太くたくましい造形。後部が突起になっています。
脚部
後ろ足。
前足とは造形が異なり、こちらは蹄を意識したデザインになっています。
胸部
鎧のような強靭な胸板。よく見るとメタリックレッドの塗装が施されております。
胸のスリットから見えるクリアレッドの色合いがキレイですね。
デザイン的にもこれは他エイリアンには見受けられない大きな特徴だと思います。
四足歩行のポージングが基本。
前足の肘にあたる関節パーツが軟質なので少し強度が心配です。あとフードパーツが取れやすい所がちょっと問題点。
首下にはジョイントが設けられており、頭を大きく前後に動かせるようになっています。
首下のジョイントと頭部の付け根で左右にロール。
肩関節はジョイント可動。
前腕の肘に当たる部分は二重関節でジョイント接続部でロールする作りになっています。
ハンド部。
手首にジョイントがあり前後に可動。
さらに中指2本がジョイントで可動します。
胴体は胸下部分でパーツ分割。
中がどうなっているのかがよくわからないんですがおそらくクリック付きの大きな関節が仕込まれているんじゃないかと思います。
股関節
基本的に今までのエイリアンと構造の違いはありません。
膝は二重関節。
クリック付きでかなりしっかりとした強度になっています。
足首もクリック付きの関節です。
アクション!!
正直なところあんまりサイっぽい外見ではないような気がしますが・・・
サイのエイリアンというキャラクター性を無視しても十分なかっこよさですよね。
ちなみにライノエイリアンは本編やゲームには登場しない完全オリジナル。
バックストーリーがないので自由に遊んじゃっていいと思います。
二足直立。
四足歩行スタイルがメインですが、通常のエイリアンのように立たせることが可能。
後ろ姿。
前足がエイリアンタイプに近い形状ですし、もしかしたら二足立ちを想定してデザインされているのかもしれませんね。
元ネタ抜きにしても相当かっこいですよこいつは・・・!!
ちなみに同スケールのプレデターと並べるとこんな感じ。
立たせると29センチくらいの背丈があるので、プレデターだとアサシン級の大きさですね。
さすがにプレデターもドン引き。
元ネタであるケナーのライノエイリアンと比較。
後ろ姿。
ケナーはデフォルメが効いたデザインなので、それがそのままリアル姿になったといった感じ。
ケナーもケナーでめちゃくちゃいい味がありますよね。
ほんとどちらも捨てがたい。
一緒に並べると親子みたいで可愛いので、元ネタの方を揃えるのもありです。
パッケージ比較
ボックスパッケージなのにブリスター風のパッケージアートになっている所がこだわりポイントですね。
実際に当時品と並べるとオマージュもわかりやすい。
パッケージ裏。
こちらは付属のコミックス
ケナーに付属していたそのままコミックスが再現されています。
中身はこんな感じ。
コミックスのナンバーは12なんですが、NECA版ですべて復刻する日が来るんでしょうか・・・
ライノエイリアンを倒せそうなプレデターを連れてきたぜ!
こちらはプレイアーツ改のオリジナルプレデター。
討伐!
以上「NECA ライノエイリアン」レビューでした。
関連
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・Kenner ライノエイリアン (Rhino Alien)
・NECA ライノエイリアンver.2
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