WAVEより 橘猫工業 イクスクレア の紹介です。
発売日2020年4月下旬 発売価格2,000円(初回特別価格版)
こちらは初回特別価格版!
通常価格は2,600円なんですが、初回生産分のみ特別価格2000円とかなりお安くなっております。
パッケージにはこのように箔押しで「初回版」と文字が入っていますね。
橘猫工業(ORANGE CAT INDUSTRY)は中国のプラモデルメーカーで日本ではWAVEからの発売となっております。
一部中国語表記になっていますが、パチモンや海賊版キットではないのでご安心ください。
接着剤不要のスナップフィットキットなので、ニッパーだけあれば組み立てが可能です。
が、一部パーツの嵌まり具合が悪い箇所やパーツの接続が緩い部分があるので気になる場合はパーツを接着しながら組み立てることをおすすめします。
こちらが説明書。
操作マニュアル風のデザイン。
残念ながら一部ランナー番号と説明書の表記に間違えがありますので、その点は慎重にパーツリストを確認しながら組み立ててください。
次回生産以降、誤植や表記が直るんじゃないかなーっと思います。
では組み立ててみましょう。
イクスクレア (ExCreR)
後ろ姿。
イクスクレアは橘猫工業の「SUPER ROBOT HEROES」シリーズ第一弾!
さまざまなキャラクターロボットをプラスチックモデルとして製品化していくシリーズで今回は「あまとき」氏デザインのオリジナルロボットとなります。
SDキットながらもパーツ密度と情報量、各部は恐ろしいほどシャープな仕上がりです。
価格を考えるとかなり安いくらいのパーツ数とボリュームだと思います。
頭部デザイン。
頭部センサー部にはクリアパーツが採用。
アンテナなどの先端部は指に刺さるほど鋭いパーツ成形になっています。
頭部後ろ。
やっぱり部分的に隙間が出来てしまうので、接続軸を少し削ったりしながら作ったほうがいいかも。
ボディ。
写真はパチ組の状態なんですが、見ての通り非常に細かなパーツ分けで複雑なボディカラーが再現されています。
腕部のデザインは左右対称。
肩横の白いパーツはただ嵌め込んでいるだけなので、少し触るとポロリと取れやすいので何かしらの対策が必要。
背中の推進ユニット。
ウイングは接続基部から上下に位置の調整ができます。
脚部。
全体的にかっちりとした仕上がりですね。組み心地は初期のコトブキヤ系キット(ヒュッケバインとかデモンベインとか)に近い感じです。
腰横のスラスターユニット。
リアアーマー。
頭部の可動。
胴体側に顎がめり込んだデザインですが、頭部を少し持ち上げると頭を左右に動かすことが可能です。
首がボールジョイント。
顎が胴体にめり込んだ状態。
腕部の可動。
肩、手首がボールジョイント、肘は90度ほど曲げられます。
ちなみにこちらのキットはポリキャップレスとなっております。
プラスチック同士の摩擦であまり動かすと肩のボールジョイント接続部などが緩くなりがちです。
腰部は胴体で分割。
軸接続で左右にロール可能。
脚部の可動。
股の付け根はボールジョイント、膝上で少し後ろに倒すことが出来ます。
足首もボールジョイント接続です。
パチ組でも十分見栄える細かなパーツ分けと「あまとき」氏のシャープでかっこいいメカデザインが市販のキットで楽しめる点が非常にいいですね。
組みにくい箇所があったり、強く嵌め込みすぎるとパーツが白化したりと気を使うポイントが多めなのでガンプラ感覚では作れないかと思います。
可動に関しても関節部がゆるく、肩や背中の推進ユニットがすぐ外れてしまう為、軸を太らせる等の加工をしないと正直動かしては遊べないレベルです。
組み立てた後だとパーツ分解が大変なのでやっぱり組み立てながらの調整が必須。
橘猫工業以外のメーカー(KAINARとか)もですが正直、組み心地は中国企業のキットだなーっと言った感想。
ただ組み立てるだけでかっこいいし、デザインがいいだけにキットの粗だけはほんと惜しいなーっと。
付属武器の装備。
ハイエンドライフル。
センサー部など部分的にクリアパーツ部が見える設計。
ガントレットシールド。
こちらには付属のエフェクトパーツを接続可能。
レーザーブレードとレーザーカッターの2種あります。
エフェクトパーツは3種類付属。
もちろん説明書通りのカラーを使わなくてもOK。メインカメラ部のパーツもあるのでカスタムが捗る嬉しいボーナスパーツだと思います。
他武器としてサーベル。
先端が棒状のサーベル。
こちらもボーナスパーツなので使用しなくてもOK。
ちなみに無色透明クリアパーツは初回限定特典とのこと。
にしてもクリアパーツの発色がよく、かなり見栄えますね。
プラモデルのサイズはこんな感じ。
思ったよりも大きめで、コトブキヤのSDスパロボ系キットあたりに近いかも。
アクション!
スカート周りが窮屈なのと各部のパーツ干渉でそれほど動かして遊べる感じではないんですが、やっぱりポージングさせるとかっこよさが更に引き立ちますね。
ワンフェスではカラーパターンが公開されていたのでもしかしたら、成型色を変更したカラバリキットあたりが発売するかもしれません。
2弾以降はもうちょっとパーツ接続が強くなっていればいいなーっと思います。
こちらがSD体型のイラスト。
リアル体型。
こっちのキット化があるのかな?
リアル体型は現在「あまとき」氏のディーラーでガレージキットのほうが販売されているようです。
以上「ウェーブ 橘猫工業 イクスクレア」レビューでした。
関連
・ウェーブ 橘猫工業 イクスクレア