バンダイ HGAC ガンダムジェミナス01 の紹介です。
発売日 2020年5月発送 価格2,200円
OZX-GU01A ガンダムジェミナス01(地上用ユニット)
後ろ姿。
1997年に発売された「HG1/144ガンダムジェミナス01」が、2020年に完全新規造形、現行のHGシリーズと同様の最新フォーマットが採用されて新登場!
こちらはプレミアムバンダイ「ホビーオンラインショップ」より発売された受注限定商品となります。
新プロジェクト「新機動戦記ガンダムW DUAL STORY G-UNIT Re:OPERATION」始動!!
メカデザイナー「阿久津潤一」氏の手によりG-UNITシリーズのデザインを再構成、完全監修のもと作品に搭乗するMSや換装ユニットを再度立体化するといった企画となります。
プロジェクト第一弾の「ガンダムジェミナス01」は、よりWガンダム作品のつながりを意識させる現代風のアレンジ。
新規デザインとのことですが、各部のディテールやプロポーションは2014年に発売された「ROBOT魂」版を踏襲しているように見えますね。
写真は付属のシールを貼ってスミ入れと一部塗装を施した状態。
当時のキットでシールが目立っていた部分はほぼパーツ分割による色分けで再現されております。
頭部はツインアイとセンサー部がシール。
ツインアイ部分はディテールの影響で若干シールが浮き気味になってしまい、パーツをはめ込む際にシール位置がズレるので気をつけましょう。
頭部デザインは鶏冠のサイズや頬のパーツのバランスが変更されてだいぶ小顔でイケメンな顔つきに。
でもマスク部はウイング系ではなくストライクガンダム系に少し似ちゃっているような・・・
頭部後ろ。
センサー部がシールでの色分け。
こちらが付属のホイルシール。
センサー等は無理に塗るよりもシールを貼ったほうが部分的に光沢感が出て見栄えがよくなりますよね。
付属するマーキングシールは当時のキットを意識したデザイン。
ナンバー①、⑥、⑦しか使わないので、余ったシールは機体の好きな箇所に貼りましょう。
胸部。
ダクト部はパーツによる色分け。グリーンの「質量感応型索敵システム」はシールになります。
バックパック。
スラスターはボールジョイント接続で可動。
左右のサーベルラック。
サーベル基部は前後に動かせるようになっています。
腕部。
全体的にスリムになっているため、Aショルダーユニットも以前のキットより小型化。
アーマー横のダクトはパーツによる色分け。
肩のブルー部分といいダクトといい、この部分の再現はまさに念願ですね。
腰回り。
各部のメカディテールが増えて情報量が増しています。
脚部。
「リニアロックボルト」の部分が一部パーツによる色分けに。
以前のキットは太もも裏のパーツ「Aレッグユニット」の換装ギミックがありましたが、今回はすべて一体の造形。
「宇宙用ユニット」の取り付けは、おそらくロボット魂と同じで脹脛部分は挟みこみ太もも側面の溝に固定する感じになるんじゃないかと思います。
肘関節はリーオーなどの簡易キットと同じくジョイントによる接続なので90度ほどしか曲げられない構造。
肩はポリキャップで少し前側に引き出せるようになっています。
こだわりは肘のパーツ分割で肘を曲げると肘上に装甲部が残るように可動します。
元のデザインを踏まえての新しい解釈ですね。
膝は二重関節。
つま先部にも可動が設けられているので上下に角度を付けることがでるようになっています。
付属品「スタンド接続パーツ」
ジェミナス01の股に取り付けることで、3mm軸のスタンドベースに対応可能。
デザインのこだわりか本体にはスタンド穴が開いておりません。
付属品「平手(左)」
一見シンプルに見えますが、いつものHGシリーズよりも構成パーツ数が多め。
今後のバリエーション展開を視野に入れているということもあってかなり気合が入ってます。
アクション。
「新機動戦記ガンダムW」の外伝作品「新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT」に登場するMS。
テストパイロットは主人公の「アディン・バーネット」で機体名のジェミナスは「双子座」が由来となっています。
特定のコンセプトに特化した他のガンダムタイプと違い、リーオーなどと同じく汎用性を重視した設計で追加装備を搭載することによって様々な状況に対応することが可能。
独自の機能として高出力モード「PXシステム」を搭載しているのも大きな特徴です。
付属武器「ビームソード」
バックパックの基部を取り外しサーベルエフェクトを差し込むことで再現。
以前のキットではサーベルエフェクト部が太く見るからに出力が高そうな演出になっていましたが・・・
今回のHGは通常のエフェクトパーツといったところですね。
もちろんサーベルエフェクトは2本付属しています。
付属武器「アクセラレートライフル」
ライフル本体は2パーツの張り合わせで銃口、サイドのホワイト部分が別パーツ構成。
センサー部はシールとなります。
OZ内部の量子物理学研究所が開発した試作型ビーム兵器。
螺旋型粒子加速器によりミューオンを高速射出するビームライフルで電磁コンデンサーが内蔵されており、「ハイパーショット」と呼ばれる溜め撃ちが可能。
付属武器「G-UNITシールド」
中央のホワイト部分はパーツ分割による色分け。
シールド裏。
上下に溝がありシールド取り付け位置を変えることが可能。ライフルのマウントギミックは今回採用されておりません。
ガンダニュウム合金製でEMフィールド(電磁場)発生装置を装備したハニカム構造の盾。
実体弾とビーム兵器の両方に効果があります。
武器の色分けもほぼ完璧ですね。
当時のキットはグレー1色成形だったので、ホワイトの部分が完全にパーツ分けされている所にちょっと感動しました。
リニアロックボルトの再現ということでジェミナス01はパーツの換装ギミックが再現されています。
パーツの取り外しはショルダーユニットのみで換装はこちらのパーツをすげ替える形となります。
1997年発売のHGジェミナス01と比較。
見ての通り各部のパーツバランス、全体的なプロポーションが大幅に変更されてます。
確かに新ジェミナスはカッコいいんですが・・・
ずっしり体型の旧ジェミナスのほうが馴染み深いのでどちらも甲乙つけがたいですね。
後ろ姿。
バックパックはかなり情報量が増えてます。
新ジェミナス01に旧ジェミナス01の宇宙用ユニットを取り付けてみました。
作りが違うのでパーツがピッタリ嵌るわけではないんですが、ショルダーユニットを取り外してその上からかぶせることなら十分可能です。
後部スラスターユニットも取り付け側の軸、股は接続側の穴を少し加工すれば使えそう。
レッグスラスターも干渉する部分を削り取れば取付可能だと思います。
無理に改造する必要はないので参考までに。
説明書。
プレバン限定キットですが今回は説明書もちゃんと機体解説付き。
部分塗装、スミ入れなし状態。
後ろ姿。
G-UNITだ!
以上「HGAC ガンダムジェミナス01」レビューでした。
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何かのインタビューでG-UNITは何の外伝になるか解らなかったから既存のガンダムらにあえて似せないデザインにしたと読んだ記憶がありますね。