バンダイより ガンダムユニバース ウイングガンダムゼロ(EW) の紹介です。
(BANDAI GUNDAM UNIVERSE XXXG-00W0 WING GUNDAM ZERO(EW))
パッケージ裏。
発売日2020年7月23日 価格3,300円
XXXG-00W0 ウイングガンダムゼロ(EW)
後ろ姿。
「ガンダムユニバース (GUNDAM UNIVERSE) 」より、「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」に登場するウイングガンダムゼロ(EW)がラインナップ!
こちらは世界標準の約6インチというサイズ感で統一された塗装済み完成品フィギュアで今回はシリーズ第3弾となります。
ウイングガンダムゼロ(EW)は昔から人気が高く比較的立体化が多いMSですよね。
今回は低価格のアクションフィギュアと言うことで値段を抑えた分のしわ寄せや、翼のボリューム等がやっぱり気になる点だと思います。
GUNDAM UNIVERSEシリーズはメインフレームが共通なのでMSによってプロポーションにアレンジが加えられております。
シリーズ全体的に上半身のパーツが大きくマッシブな印象を受けますね。
バストアップ
アンテナと頬横のブルーのパーツはプラスチック成形。
ボーイズトイ的な立ち位置のフィギュアですが思ったよりも各部がシャープな造形になっています。
アンテナ、ツインアイ、各センサー部はメタリックな塗装が施されております。
やっぱりWガンダム系はゴールドカラーのアンテナがよく似合いますね。
基本的にPVCパーツ、プラパーツの成型色による色分けになっておりますが、ウイングゼロ(EW)は他のフィギュアよりも比較的塗装箇所が多め。
ブルーのボディにはパールっぽいラメが入っており思った以上きれいな仕上がりです。
近年のウイングゼロ(EW)の中ではシンプルな外見なので、新しいフィギュアですが昔の1/100キットを彷彿とさせるような懐かしさを感じます。
ウイングガンダムゼロ(EW)ではなくウイングガンダムゼロカスタムって感じなんですよね。
ボディ。
PVC成形ですが各部は結構エッジが効いています。メタリックカラーの発色も綺麗です。
バックパック部。
翼の接続はそれぞれ付け根でボールジョイントになっています。
残念ながらバックパックと翼をつなぐアーム部分は無可動です。
スタビライザー。
プラ成形でパーツの薄さが少々気になりますが、翼の先端はシャープな仕上がりですし面積は広く取られていると思います。
大きな翼は大まかに3パーツ構成。
写真から見て上側の翼と下側の翼で別パーツ化。
こちらも非常にプラが薄いので・・・強度面を考えると、一番破損しやすい箇所になるんじゃないかなーっと。
写真じゃ分かりづらいんですが、ホワイトの部分の若干パールっぽい色合いになっています。
バックパックは取り外し可能。
3ミリ軸接続になっています。
腕部。
肩アーマー、腕部アーマーの先端部は翼を意識した造形アレンジ。
腕部アーマー。
飛び出した赤い部分は別パーツ構成でこちらもプラ成形ですね。
腰回り。
サイドアーマーも先端部が少しカールしたアレンジになっています。
脚部。
PVC成形がメインでアンクルガードと関節のみプラが使用されております。
アンクルガードは上下に可動。
後ろから。
真っ白なので少し味気ない感じはありますね。
足裏のディテール
首の根元、頭部の付け根がボールジョイントで可動。
頭は上下左右へと角度をつける事ができますが、動きの幅はかなり狭め。
肘は二重関節が採用で120度ほど曲がります。
二の腕は左右へロール可能で手首はボーイズトイ的な簡単なボールジョイント接続になっています。
胴体の接続、肩アーマーの接続はボールジョイント。
肩関節は基本的にシリーズ共通パーツなのでアーマーの大きさ、機体デザインの違いで可動範囲が制限されてしまいます。
腰内部はジョイントの組み合わせで構成されていますが、腰の捻りに関しては不向き。
サイドアーマーとフロントアーマーは受けのキャップと軸による接続でガンプラに近い構造です。
膝の可動。
旧MIAのような関節であまり曲げることが出来ず、片膝立ちなどのポージングは取れません。
足首のパーツ構成。
ボールジョイント接続なので足に角度がつけられるため接地性は良好。
翼はボールジョイントで可動。
ボリューム不足でペラペラではありますが、見た目の面積では申し分ないかと。
アクション!!
各部関節の渋みは個体差になるかと思いますが、ウイングゼロ(EW)は腰部のジョイントが若干緩め。
やっぱし背負いものがある分、負荷がかかって後ろ方向に引っ張られてしまいますね。
アクションフィギュアと言われるとやっぱり可動面でだいぶ劣りますが・・・
造形やボリュームに関しては値段を考えると十分よくできているんじゃないかなーっと思います。
付属武器「ツインバスターライフル」
ライフルは単色ですがセンサー部のみメタリックな塗装が施されております。
ガンダムユニバースは武器のサイズが小さめな物が多かったんですが、今回のツインバスターライフルはちゃんと長めの造形になっています。
連結側の断面も細かなディテールに。
右ハンドパーツはトリガーに指が掛かった造形。
左ハンドパーツはなぜか指が通常の握りになっています。
本来ビームサーベル用に用意されたハンドパーツだと思うんですが・・・ビームサーベルの付属はありません。
アクション!
連結!!
もちろんツインバスターライフルは断面の軸と穴を合わせることで連結可能。
確認するシェルターシールドは張っているな。
シェルターは完璧なんだな・・・了解した。
肩を前方向に引き出すことが出来ないので発射体制は少し窮屈なポージングになってしまいますね。
付属品「魂STAGE用ジョイント」
股部分に取り付けることでBANDAI系のスタンドに対応。
フィギュアサイズは頭部アンテナまで入れると17センチ。
ツインバスターライフルだけでも15センチほどの長さがあります。
モビルスーツインアクションと比較。
MIAのエンドレスワルツ系はかなり初期頃の商品なので造形のだるさが目立ちますね。
海外向けフィギュアの歴史を感じさせる。
そしてもう一つ、こちらは海外のみで発売されたアークエネミー(ARCH ENEMY)というシリーズ。
海外のMIAから派生した大型のアクションフィギュアです。
後ろ姿。
1/100スケールなので並べるとガンダムユニバースよりも大きめ。
アークエネミーはカトキハジメ氏のデザインに結構忠実な再現になっていると思います。
以上「GUNDAM UNIVERSE ウイングガンダムゼロ(EW)」レビューでした。
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