バンダイより KERORO FIX FIGURATION #6001 ケロロ軍曹 の紹介です。
価格2,700円 発売日 2006年10月28日
パッケージ裏。
こちらはケロロランドにて連載されていた「KRRWAR(ケロロウォー)」に登場するケロロ軍曹専用機を精密な造形で立体化したハイクオリティフィギュア。
発売は2006年10月28日でこちらのケロロ軍曹はシリーズ第一弾の商品となっております。
パッケージは当時同時期にシリーズが進行していた「GUNDAM FIX FIGURATION」のセルフパロディ。
「KERORO FIX FIGURATION」(K.F.F.)という商品名だけではなく、内部のブリスターや針金が多い梱包などほぼ同じ仕様です。
裏面も同様。
デザイナーはもちろん「カトキハジメ」氏が担当。
ガンダム寄りのオマージュがまさに「ケロロ軍曹」という作品らしくていいですね。
ケロロ軍曹
後ろ姿。
こちらのケロロ軍曹はどちらかと言うと漫画に近いイメージでしょうか。
GFFシリーズ同様フィギュアは完全塗装品なので商品によって彩色のズレや汚れ、色落ちなどの個体差があります。
顔が曲面なのでフィギュア化されるとのっぺりとした印象になってしまうんですが、KFFシリーズでは目や口などのスジ彫りがしっかりとしており全体的に立体感があります。
胸元や頭の星マークもちゃんと凹凸のある造形になってますね。
可動は両腕と首のみ。
基本的にアーマーに乗せた状態になるので可動は最小限。特に付け替え用のパーツ等はありません。
付属品「専用台座」
フィギュアは自立可能ですが、足の接地面が小さいので専用台座を使用しないと基本的にディスプレイできない感じです。
「こんなに小さいのに我輩とそっくりでありますな。」
ケロロ軍曹は大体4センチくらいの大きさ。カプセルトイ程度のサイズ感ですが非常に精密な造形だと思います。
ケロロ軍曹とケロロメカ。
では乗せてみましょう。
まずケロロアーマーのフロントパーツを取り外します。
ケロロ「パイルフォーメーション!」
中央の空洞部にケロロ軍曹を収納。
先ほど取り外した、フロントパーツを再度取り付けることで。
「KA-006s ケロロメカ 出撃であります!」
後ろ姿。
ケロン人がペコポン侵略作戦の為に開発したケロンアーマーシリーズ。
KA-006sは隊長専用としてカスタマイズされており、指揮官機としての機動性、高い指揮通信能力を備えています。
上部のフロントバイザーとディスプレイはクリアオレンジパーツが採用。
デザイナーカトキハジメ氏によるメカ造形。
本家GFFシリーズ並みのマーキングが随所にタンポ印刷されています。
メカ上部。
隊長の証である「ケロンスター」のマークと KOO01 等のアルファベットがかなり特徴的ですね。
バックパックの大型スラスター こちらは「高機動型ザクII」がモチーフ。
ブースターノズルとノズルサイドのパーツがボールジョイント接続になっているので可動します。
腕部の可動。
肩と肘に当たる部分で大体90度ほど曲げる事ができます。手首はボールジョイント。
脚部の可動。
股、膝、足首が可動。膝はあまり曲げることができないんですが、股のロールと足首のダブルボールジョイントのお陰で接地性はなかなかいい感じ。
足裏の造形。
当初は子供向け玩具として企画されていた「ケロンアーマー」シリーズなんですが、パーツの組み換えやリアルロボット的な設定を再現するにあたり、各部のパーツや部品が細かくなってしまった為、大人向けアイテムへとシフトされることになりました。
代わりに子供向けとしてスタートしたのがプラキットの「ケロロロボ」シリーズとなります。
こんなおすわりポージングも可能。
メカメカしいのに可愛らしさも感じられるいいデザイン。
サイズが近いフィギュアと並べてみました。
アーマーの大きさはだいたい9センチくらいでしょうか。
近年では小さいスケールのフィギュアが増えてきてるので、逆にこの程度のサイズ感のほうが手軽でいいですね。
発売当時よりも今遊んだほうが玩具の持つポテンシャルを最大限まで引き出して遊べるんじゃないでしょうか。
「武装装着であります!」
シールド。
ケロンスターマーク付きのシールド。
こちらのシールドは2枚が重なった状態になっており分離も可能。
おそらく「GFF ガンダム+Gアーマー」のオマージュです。
伸縮ギミック。
シールドは2パーツ構成でパーツを付け替えることで長さを短くすることができます。
「GFF ガンダムGP01」、「GFF ガンダムMk-II」にも同じギミックが採用されています。
コマンダーバスター。
手持ち武器としては最大クラスの後継を誇る2連装ビーム砲。
フルアーマーガンダム、パーフェクトガンダムが装備している武装を彷彿させますが、兵器としてシンプルなデザインにまとまっております。
ビームサーベルラック。
こちらはシールドと腕部を繋ぐジョイントパーツにサーベル基部が2つ収納されています。
ビームサーベル。
ビームエフェクト部は別途で付属しており、基部に差し込むことで使用。
ハンドパーツとして「平手」と「握り手」が左右とも付属しています。
二刀流!
もちろんサーベルラック収納状態からエフェクトを取り付けても良し!
バックパックの換装。
上部アーマーとバックパックは本体から取り外すことが可能。
付属のパーツと差し替えることでバックパックを「ノーマルタイプ」へと換装することができます。
上部パーツの換装。
こちらは中央からブロック分割可能。
KA-006s ケロロアーマー キャノンタイプ
バックパックとアーマー上部パーツを変更したケロロメカのバリエーション機。
メガキャノン
射界が限定されますが、強力な一撃を与えることができます。
砲身は上部に可動。
フルアーマーガンダムやパーフェクトガンダムを意識した武装だと思うんですが・・・
ずんぐりなフォルムを見ると宇宙の戦士の「パワードスーツ」を彷彿させますね。
フル装備!!
大型スラスターとキャノンを取り付け形態。
通常の3倍近いスピードで機動することが可能ですが、最高出力を維持した場合の行動時間は約2分の1となるため、使用は限定的となります。
付属の台座。
可動支柱やベース部はGFFシリーズと共通のデザイン。
ケロロ軍曹が分離した状態でもそれぞれディスプレイ可能。
バックパックにはハードポイントが設けられており、他のケロンアーマーに付属する武装を装着することが可能。
ギロロメカの武装を取り付けてみました。
3ミリ軸ではないので使い勝手が悪いんですが、オリジナルの形態を作って遊べる所が良いですね。
ケロロアーマーで遊ぼう!
ということで、デスクトップアーミーを乗せてみました。
上部アーマーを取り外さないと搭乗できないんですが、色合い的にも結構いい感じ。
フチ子ロボ
もはや戦いは避けられないのでありますか・・・。
「最大級のパワフルボディであります!」
以上「KERORO FIX FIGURATION #6001 ケロロ軍曹 」レビューでした。
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