
バンダイより LM 1/144 RB-79K 戦闘ポッド ボール の紹介です。
1996年8月 価格 700円

パッケージ裏。

こちらは1995年から1997年にかけてリリースされた「LM (リミテッドモデル)」シリーズ。
簡易金型を用いたプラモデルシリーズでガンダム系の他にも エヴァンゲリオン、エスカフローネ、ラムネ40炎、覚悟のススメ、FF7 など幅広い商品ラインナップとなっております。

説明書。
機動戦士ガンダム第08MS小隊の第一話で大活躍した「ボールK型」ですね。

封入されたランナーは2枚。
中身は必要最低限のパーツ数で組み上げることが出来る簡易キット的なパーツ構成です。

組み立て図。
説明書を見た所、2パーツ張り合わせの本体に各部のパーツを取り付けていくといった作りになってます。

付属の水転写シール。
では組み立ててみましょう。

戦闘ポッド RB-79K ボール

後ろから。

成型色は濃いオレンジ1色。
本体以外はパーツ分割されているので、LMの中では割と塗装しやすい方だと思います。

ヘッドライト。
ボールK型はMGとHGUCでリリースされていますが、LMシリーズが初組み立てキット化になりますね。

横から。
2005年発売のMGでは「RB-79K ボール 第08MS小隊版」、2010年のHGUCでは「ボールK型(第08MS小隊版)」という名称になっています。

マニピュレーター
一体成型なので関節やクロー部などの可動はありません。

ウインチ
巻かれたワイヤーのディテールが再現されています。

ブースターノズルは別パーツ構成。
こちらも塗装する際にパーツの付け外しが出来るのでLMシリーズにしてはかなり親切な作り。

下面。
どこから見ても肉抜き穴が一切ないので見た目は非常に良く出来ていると思います。

フィフティーンキャリバー(2連装キャノン砲)

砲身部がかなり細くなっているので破損には要注意。
砲口は塞がれた状態です。

各部可動。
マニピュレーター接続部の根本でボールジョイント可動。

キャノンは基部で左右にロール。

さらに砲身はそれぞれ上下に可動。

リミテッドモデルは生産管理コストを抑えるために簡易インジェクションという簡易金型で製造されたキット。

通常のプラモの金型よりも型が脆いため、こちらのシリーズはどれも再販が不可能な「絶版商品」となっております。

合わせ目は本体のみですし、ヒケを削ってしっかりと塗装すれば今でも十分見栄える仕上がりになるんじゃないかと思います。



HGUCボールK型と並べてみました。

後ろ姿。

各部のバランスが異なりますが、1/144スケールなので見た目のサイズ感は大体同じですね。

比較してみると、LMの方が胴体が大きくコクピット部の面積が広め。

HGUCはマニピュレーターとキャノンが大きく造形されれています。

以上「LM 戦闘ポッド RB-79K ボール」レビューでした。
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