HG 1/144 MS-06RD-4 高機動試作型ザク の紹介です。
発売日 2016年4月15日 価格2,160円
MS-06RD-4 高機動試作型ザク
後ろ姿。
OVA「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」の第一話で活躍する高機動試作型ザクがHGシリーズで初の商品化。
こちらはプレミアムバンダイホビーオンラインショップ限定キットとなっています。
バストアップ。
上半身は以前発売されたジ・オリジンの「ドム試作実験機」がベース。
アニメに登場する高機動試作型ザクとはデザインが異なり、オリジン版として新たに書き起こされたイラストからの立体化となります。
頭部。
ジ・オリジンサクの頭部が流用。
モノアイレール部分が新規パーツになっており、よりリアルなモールドが追加されています。
モノアイは頭部下のレバーを左右に動かすことで位置を変えることが可能。
ボディ。
ドムへと引き継がれた特徴的なカラーリング。
色分けはほぼパーツ分割で再現されていのでスミ入れ程度で十分だと思います。
オリジナルマーキングシール。
赤いラインなどMSVを思わせるリアルマーキング。ホイルシールはモノアイと足の一部のみ。
バックパック
ブースターノズルがそれぞれ可動。頭部や腰のパイプは軟質プラ製です。
下半身
作りは「HGドム試作実験機」とほぼ同じなんですが、高機動試作型ザクは脛の形状が少し異なるため新規パーツが使用されています。
スカート部の可動。
ドム試作実験機と同じで、腰アーマーはフロントとサイドが可動。
足裏のモールド。
こちらはドム試作実験機と異なるパーツで再現。スラスターノズルが増えています。
腕の可動。
オリジン系共通の関節構造。肘は180度まで曲げることが可能。
肩の引き出し機構。
ポリキャップが前方に迫り出す構造です。
ジ・オリジンザクⅡの上半身と、ドム試作実験機の下半身をくっつけただけの安直なキット化に見えるんですが・・・
頭部、胸部、ショルダーアーマー、腰部、バックパック、脚部など細かな部分が新造形になっています。
ベースとなるドム試作実験機は最新キットだけあって非常によく動くので、申し分ないクオリティだと思います。
R-2型と次期主力機コンペティションを行ったMS-09R リック・ドムの、脚部熱核ロケットエンジン開発の為の試作機。
ドムのリック・ドムへの転用計画が軍主導で行なわれたために、上半身がジオニック社製の「ザクII」、脚部がツィマッド社製の「ドム」というアンバランスな組み合わせに。
第08MS小隊では第1話に登場。
「アイナ・サハリン」がテストパイロットをつとめるがシロー・アマダが搭乗した先行量産型ボールと交戦し相撃ちとなって機体は爆散。
愛称として「アイナザク」とか「ドム足ザク」などと呼ばれたりしてますね。
付属武器「120mmマシンガン」
オリジンザクⅡ付属のマシンガンとは形状、ディテールが異なる新規造形のマジンガン。
スコープ部とフォアグリップの可動とマガジン部分の取り外しが可能です。
ザクの標準装備。
上部のドラム式マガジンから給弾される。俗称はザクマシンガン。
付属武器「ヒートホーク」
1パーツ造形で刃部分は塗装する必要があります。
斧の刃部分から高温を発し敵の装甲を溶断する格闘兵器。
ガンダムのシールドを叩き割り、ガンダムNT-1を大破させるなど、まともに食らえばガンダムといえど無事では済まない威力を持つ。
マウントパーツが新規で付属しており、腰に取り付けることが可能です。
ハンドパーツ「開き手」
こちらはドム試作実験機と同じもので、左手のみの付属です。
シロー「・・・・動くなよぉ」
シロー「でやぁぁぁーー」
シロー「さぁ、動けまいッ」
シロー「はっ!!?」
シロー「もつかッ」
シロー「クソォー!!!!」
第1話「二人だけの戦争」にて、シローが乗るボールK型と交戦!!
「HGUC ボールK型(第08MS小隊版)」は高機動試作型ザクの発売に合わせて再販されています。
付属の説明書。
新規印刷の説明書なんですが、デカールの指示と組み立て方のみで機体解説等は載ってません。
付属のホイルシールとマーキングシール。
パチ組。
以上「HG 高機動試作型ザク」レビューでした。
関連
・MOBILE SUIT ENSEMBLE EX11 アプサラスⅡ
・HG 高機動試作型ザク