ROBOT魂(Ka signature)
発売日 2014年1月 価格5,775円
後ろ姿。
機動戦士Zガンダムに登場したティターンズ主力量産MS「バーザム」が、劇中基準のデザインでついに立体化!
Ka signature(ケー・エー・シグネチャ)シリーズなので、デザインはカトキハジメ氏によってアレンジが加えられております。
バストアップ。
バーザムはその外見や内部フレームが同期の機体とは異なった構造で、影が薄いながらもかなり個性が強いMSだと思います。
頭部はモノアイタイプメインカメラと鶏冠状の大きなアンテナ。
ティターンズの象徴である「イーグル」を象ってデザインされたといわれております。
頭部の外装部分を取り外す事で、モノアイ位置の調整が可能。
モノアイ部分はメタリック塗装。
表面やモノアイ周囲にも細かなディテールがあります。
胴体。
腰とバックパックが一体化されているため異様に胴体部が大きく、メタスやズサのような可変機的なデザイン。
股間部分。
バーザムの謎の1つとされている股間部のデザイン。
錯覚から生まれた誤解ですが、ビームの発射口のような凹んだ形状で描かれることが多いようです。
バックパック。
バーニア部分がボールジョイント接続になっているのでグリグリと向きを調整することができます。
下半身。
シリンダーが剥き出しになっていて、露骨なメカ的な感じがまたいいですね。
脹脛裏のスラスターは足の動きに干渉しないよう上下に可動。
カカト部のヒール構造、ヒザ部強化スラスターは「ガンダムTR-1[アドバンスド・ヘイズル]」から受け継がれたものと言われております。
足の可動。
膝関節は90度以上屈曲、動きに伴って太もものシリンダーとスネ中央部のユニットが連動して可動します。
つま先をまっすぐ伸ばすことが可能なんですが、足首はほとんど動きません。
片膝立ち。
ギミック面でもこだわりを感じバーザム。
パーツの歪みや塗装のはみ出し、ムラもなく非常に綺麗な仕上がりです。
バーザムはティターンズの一般兵向けに開発された汎用量産型モビルスーツ。
ジムⅡやハイザックに代わる新しい主力として生産されグリプス戦役ではエゥーゴとの攻防戦に投入されました。
ガンダムMk-Ⅱを参考に設計されており基本性能は高く、また汎用性にも優れ機体各部にマウントラッチを備えています。
バーザムの謎の1つである「ガンダムMk-Ⅱの量産機」設定。
実はガンダムMk-Ⅱとバーザムには共通するパーツが一切なく、これまでのジムやザクの系譜にある機体とは全く異なる外見です。
アニメに登場したのはZガンダムの番組後半から。
劇中では目立った活躍もなく、特に名がある有名なパイロットが搭乗しなかった事から物語的にもだいぶ影が薄い印象。
胴体・腰・バックパックが一体となった特異な外見は「生産性を重視した結果」と書かれた資料がありますが・・・
逆に「独特の構造のせいでに本格的な量産には至らなかった」との記述もあります。
付属品「平手」
もちろん左右とも付属。
股関節は引き出し式になっており、標準のROBOT魂よりもさらに可動範囲が拡大しています。
また、肩も前方向に大きく引き出すことが可能です。
付属品「バルカンポッド」
頭部の後ろ後頭部に接続穴があり取り付け可能。
バルカンポッドはガンダムMk-Ⅱが装備してるものとデザインが少し違うんですが、性能はほぼ同じとされています。
ちなみに劇中でバルカンを使用するシーンはありません。
前腕ギミック。
前腕にはビームサーベルを内蔵されております。
もちろん取り出すことが可能。
まさか、こんな所にサーベルが内蔵されてるとは・・・
付属品「ビームサーベル」
ビームエフェクトはクリアオレンジカラーが付属。
アクション!
もちろんビームサーベルは2本付属。
サーベルの収納スペースを活かしてこんな遊びも・・・・。
これはこれでいいかも・・・。
付属品「ビームライフル」
砲口が2本の爪のようなカバーで挟まれている独特の形状。
ハイザックやマラサイのビームライフルとは異なりEパックを使用しておりません。
ライフル後部からはケーブルが伸び、肩(あるいは上腕部とも取れる位置)のマウントラッチに接続して使用。
フィギュアでも接続ギミックが再現されています。
ラッチへの接続アームにはジョイントが設けられていて、ライフル取り付けたままでも肘を曲げることができます。
サブグリップ部分は上下に可動します。
この武器も謎・・・。
威力や他のライフルとの性能の違いはどの程度なのか、なぜこのような形状になったのか詳しい設定は未だに明らかになっておりません。
付属品「グレネードランチャー」
こちらもライフル同様のマウントラッチに接続可能。
グレネードランチャーは劇中未登場の武器。
放送終了後に発刊されたムック本に掲載されたオリジナル武器とされています。
公式の立体化はこのROBOT魂が初。
かなりマニアックな武装ですね。
アクション!
こちらのサブグリップは固定式となっています。
ライフルとグレネードランチャーの接続。
ROBOT魂オリジナルの遊び要素。
付属品「交換用 股間パーツ」
アニメ設定画稿の股間パーツを好みで交換することができます。
実はこの「蓋がある方」の股間が正解です。
少し今風にバランス調整されていますが、アニメに一番近いデザインは「ROBOT魂バーザム」だけ!
バーザム Ka Signatureオリジナルマーキングシール
好みで貼るデカールが付いてるんですが、個人的には貼らないほうが少しチープな感じでいいかも。
FIX FIGURATIONバーザム改と並べてみました。
スケールが違うのでロボ魂の方がサイズが大きめ。
後ろ姿。
見た目は似てますが、全くの別物!!
胴体の作りや肩の形状、バックパックなどバーザム改は完全にガンダムMk-Ⅱがベースになっています。
バーザムの皮をかぶったガンダムMk-Ⅱ。
バーザム改はバーザムが本来持っている魅力がやや薄れてしまっているところが残念です。
以上「ROBOT魂 バーザム」レビューでした。
おまけ
バーザム、最強の一つだ。
パシフィックリム!!
待ってろバーザム!今行く!!
!!
関連
・ROBOT魂 バーザム
・ROBOT魂 バーザム改
・HGUC バーザム
・HGUC バーザム クリアカラー
・HGBF ヴァイスバーザム
・HG バーザム (A.O.Z RE-BOOT版)