HCM-Pro SP-004 陸戦型ガンダム スペシャルペインテッド の紹介です。
発売日 2007年11月 価格 5000円
嵐の中で輝いて!
パッケージ裏。
ハイコンプリートモデルプログレッシブ 訳して「ハイコンプロ(HCM Pro)」は2004年より発売された1/200スケールの完成品アクションフィギュアシリーズ。
こちらの「HCM-Pro SP(スペシャルペインテッド)」は、さらにデカールや塗装表現を追加した豪華版となっております。
付属内容。
スペシャルペインテッドver.は陸戦型ガンダム本体と武器等の付属パーツの他に新規で「ジオラマベース」が付属しております。
注目は特徴的なパッケージ。
ハイコンプロシリーズの中では異例の大型ボックスタイプで、パッケージ内の陸戦型ガンダムはブリスターで厳重に覆われた状態です。
さらに本体には複数の針金がガッチガチに巻きつけられており・・・
万が一パッケージが逆さま状態になっても中身がグチャグチャにならないような梱包になっています。
嵐の中で輝いて!
遠近法の誤解で生まれた俗に言う「輝き撃ち」ですが、プラモデルや玩具では「陸戦型ガンダムお決まりのポージング」として定着してますね。
このハイコンプロも「輝き撃ち」に魅せられてしまった商品の1つ。
特製のブリスターと針金で強制的にポージングが固定されている事から、「輝き撃ち矯正ギプス」、「輝き撃ち養成ギプス」などと呼ばれ、ネットミーム化しております。
では開封。
RX-79[G] 陸戦型ガンダム
後ろ姿。
バストアップ。
HCM-Proシリーズは基本的にABS、プラスチックが素材として使用されているので全体的にカッチリとした仕上がり。
川口名人の作品をモデルとしたPro-Finish仕様!!
2007年4月に発売された「HCM-Pro 38-00 陸戦型ガンダム」をベースに「スミ入れ」、「汚し塗装」、「シャドウ」等の複数の塗装工程を駆使した表現が施されています。
こだわりのウェザリング塗装。
精密感を演出するマーキングはもちろん全体にウェザリング塗装を施し陸戦タイプ独特なリアルさを演出。
脚部スパイク部分の溝などの細部に錆びついた感じの汚しが入ってます。
プラスチック表面はツルッとしているので、更にツヤ消しを吹くなどの手を加えるともっと良い質感になるかもしれません。
マーキング部。
首はボールジョイント接続。
付け根部分で若干上下に動かせるようになっています。
バックパック。
ブースターノズルは発色の良いシルバー塗装。
ハイコンプロ独自解釈のメカディテールが追加されています。
ツインアイ部分はクリアパーツ構成。
光が当たればツインアイが点灯しているような演出になるんですが、ハッキリとした色合いではないので、ここは通常塗装ほうが見栄えるかもしれませんね。
肘関節は1重間接。
手首はボールジョイント接続ですが、軸が長めなのでやや見た目のバランスが悪い感じがします。
肩は前方へ引き出し可能。
大きく動かせるので、武器を構える際に効果的ですね。
膝は2重関節。
つま先には関節があり、このように跳ね上げる事が可能。
片膝立ち
股の開きが若干窮屈なんですが、当時のフィギュアシリーズとしてはよく動く方だと思います。
付属ハンドパーツは全3種類。
握りこぶしの付属が無い所が少々残念。
握り手と平手には手首部分に上下の可動軸が設けられております。 おかげでより柔軟なポージングが可能。
ハイコンプロシリーズは1/200スケール。
ガンダム関連商品だと食玩のアサルトキングダムやユニバーサルユニットと同じくらいの大きさですね。
その他の玩具と比較。
ではこのスケールサイズを踏まえた上で、ギミックや付属品の紹介です。
外装の取り外しギミック。
胸部パーツは取り外し可能で、内部のメカディテールが楽しめます。
付属品「シールド」、「マシンガン」
取り回しを考慮し小型化されたシールド。
クローが付いたシールドの先端部分は、地面に突き刺す演出から剥げたような塗装表現が施されております。
シールドはジョイントを介して腕部に接続。
可動ジョイントが設けられているので、シールドを前方向に動かすことが出来ます。
100mmマシンガンは陸戦型ガンダム、陸戦型ジムの標準装備。
小型で取り回しが良い上に、陸戦型ザクIIの胴体を貫通する程の威力があります。
後部のストックは前後に可動しますが、サブグリップは造形のみで折り畳まれた状態になっています。
マガジンは取り外し可能。
腰に取り付けられた予備マガジン。
同じサイズなので取り外してマシンガン側に装着することが出来ます。
アクション!
脚部装甲の取り外し。
内部造形とサーベルラックが再現されています。
サーベル基部はかなり小さいので持たせることが出来ないんですが、別造形のパーツが収納されています。
こちらがハンドパーツに持たせる専用のビームサーベル。
予備アンテナパーツと一緒にランナーで封入されています。
サーベルは一体成型で基部とエフェクトパーツを分割することは出来ません。
付属品「ロケットランチャー」
陸戦型ジムとの共通武装。
ロケットランチャーは密林での取り回しも考慮され、砲身が短くなっています。
マガジン部分は取り外し可能です。
付属品「180mmキャノン」
長距離支援用で僚機との連携により後方から射撃がメイン。
サイズが大きいため移動時はマガジンを含め4つのユニットに分解し携行します。
もちろん両手持ちが可能ですが、サブグリップ部分がやや短いのでポージングがギリギリ。
付属する武器にもしっかりと汚しが入ってますね。
付属品「ウェポンラック」
コンテナ内部にはユニット化した180mmキャノンやミサイルランチャーなどの大型火器を作戦に応じて分解し収納、携行が可能。
こちらはバックパックからコンテナパーツのみを取り外すことが出来ます。
コンテナハッチの開閉ギミック。
180mmキャノンはマガジン合わせて5パーツに分割。
パーツは実際にコンテナ内に収納することができます。
設定通りのギミックが再現されている所が魅力的ですね。
やっぱり陸戦型ガンダムはプラモもフィギュアもプレイバリューの高さが素敵です。
ちなみにロケットランチャーはコンテナ横にマウントすることが可能。
これはハイコンプロオリジナルギミックでしょうか?
付属品「ディスプレイ用 ジオラマベース」
本体と比べると大きく見えますが、PET素材なのでかなり軽く卵パックくらいの重さです。
ガンダムの塗装は凝ってるのに、ジオラマベースは見た目が安っぽい所がすこし気になりますね。
さらにパッケージ内の台紙を使用することで、簡単なジオラマが完成。
付属品「シールドスタンドパーツ」
こちらはPVCパーツ。
輝き盛土!!
シールドを突き立てる為だけの土パーツ・・・やっぱりOPの砲撃シーンは陸戦型ガンダムにとってのアイデンティティなんですね。
ガシッ!
ドンッ!!
砲撃!!!
やっぱり陸戦型ガンダムはこのポージングが様になりますね。
ちなみに・・・・
これが・・・
正しい砲撃シーン。
ハイコンプロで遊ぼう!
っということで、キューポッシュ轟雷に武器を持たせてみました。
実はハイコンプロとキューポッシュのブリップサイズが同じ。
「あお、私も輝きたいんです!」
デスクトップアーミーとハイコンプロ
もはや戦いは避けられないのか。
以上「HCM-Pro SP-004 陸戦型ガンダム スペシャルペインテッド」レビューでした。
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