HG 1/144 レオス の紹介です。
発売日 2021年9月 価格 1980円
こちらはプレミアムバンダイ「ホビーオンラインショップ」より発売された受注限定商品。
パッケージはカラー印刷で説明書も通常キット同様のMS解説等が記載されている仕様となっております。
ホイルシール。
シール量はかなり少なめで、メインカメラに貼るシールは選択式。
OZ-06MS-SS1 レオス
後ろ姿。
コミックボンボンで連載されていたコミック作品「新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT」に登場するMS。
リーオーのカスタム機でパイロットはOZプライズ所属、星屑の三騎士のリーダー「ロッシェ・ナトゥーノ」が搭乗しております。
プロジェクト「新機動戦記ガンダムW DUAL STORY G-UNIT Re:OPERATION」
Gユニット作品に登場するMSを再構成、完全監修のもと立体化するといったプラモデル企画となります。
ジェミナス01、02と順に発売されましたが、今回のレオスは初のキット化になりますね。
バストアップ。
写真は付属シールを貼りスミ入れを施した状態となります。
大きなトサカが特徴的で西洋の騎士甲冑のような高貴で美しいフォルム。
元がリーオーとは思わせない外観でトールギスⅡやメリクリウスとはまた違ったデザインラインですね。
トサカ部のセンサーはホイルシールですが、側面のピンク色部分などすべてパーツによる色分けとなっております。
メインカメラ部はクリアグリーンパーツを採用。
メインカメラ用のホイルシールも付属しているので好みで選択可能。
頭部の分割。
メインカメラとマスクパーツを取り外すと、内部にはリーオーのカメラアイが再現されています。
トールギスっぽくて面白いギミックですね。
頭部は全8パーツ構成でHGシリーズとしてはかなり細かなパーツ分割。
故に側面のピンクパーツやゴールドのトサカパーツなどやや外れやすい箇所があるので、組む際に接着したほうがいいかと思います。
頭部後ろ。
胸部。
エングレービング部は別パーツによって色分けを再現。胸下のピンク部分はシールです。
キットは2018年発売の「HGAC 1/144 リーオー」がベースになっておりますがほぼ新規パーツによる構成です。
腰回りのパーツ構成や股関節の構造も見直されており、リーオーとは異なりしっかりと可動します。
背部。
リーオー同様で中央の丸い蓋の取り外しが可能。
カスタム用の3ミリ穴が隠されております。
腕部。
二の腕から下はリーオーと同じ造形。
肩アーマー。
OZプライズの制服にデザインされてる装飾がMSにも反映されています。
肩に付いている5枚のひらひら装甲が個々に可動。
さらに独自のパーツ設計、構成によって組立工程を大幅に簡略化、ストレスフリーで組み立てられるような配慮がされています。
リアアーマー。
トールギス系に似てますね。
脚部。
リーオーよりも脚部が長くよりスリムなデザインになっています。
後ろから。
太ももパーツ、膝関節はリーオーと共通。
足。
アクション!!
肩の接続、肘と膝関節はFine Build(簡単組立)であるHGACリーオーと同じなのでやや緩めといった印象です。
マンガやGジェネ等の映像をみると、手に動きがるポージングをしているのでせめて平手だけでも追加してほしかった。
手ごろなところで、ジェミナス付属の平手パーツを代用するのがおすすめです。
付属品「ディフューザー・マント」
大まかに3パーツによる構成となっています。
後ろのマントは3ミリ軸接続でレオスの背部に取り付け。
左右のマントパーツは、肩飾りの下に設けられている接続穴に取り付けます。
ディフューザー・マント装備完了!
これで見慣れたレオスのビジュアルになりましたね。
マントはブラッドレッドのような濃い成形色で波打つようなシワを施した形状まで再現されています。
サイドのマントは肩の可動に合わせて動かせる他、接続部から少し角度と向きの調整が可能です。
後ろのマントはジョイントで跳ね上げることができます。
BB戦士等のマントをそのまま大きくしたみたいな作りですね。
レオスは「OZ-06MS リーオー」のバリエーション機で、頭部や肩部の装飾をはじめ、中世の騎士をモチーフにした改良が施された総合強化仕様。
ロームフェラ財団代表代行デルマイユ・カタロニアの直轄組織「OZプライズ」の所有機。
同部隊の中核チームである「星屑の三騎士(スターダストナイツ)」メンバー、ロッシェ・ナトゥーノの専用機です。
レオスは機体後部を完全に覆うディフューザー・マントが最大の特徴。
マントにはビーム拡散物質が塗布されており、着弾時に熱荷電エネルギーを拡散させます。
ただし、高出力ビームや格闘用ビーム兵器の突きなど一点集中攻撃には弱い。
「わたしはOZプライズのロッシュ・ナトゥーノ、オマエたちは星屑の三騎士の獲物だ!!」
付属品「ビームマスケット」
マスケットはグレーとゴールドの色分けで持ち手の装飾はシールでの色分け。
専用のハンドパーツが付属しています。
マスケット銃をデザインモチーフにしたビーム射撃兵器。
リーオーのノーマル型ビームライフルの強化版で連射性能よりも一撃の攻撃力重視の調整になっています。
「参る!!」
付属品「ビームデュエル・サーベル」
独特な形状の柄パーツを再現。
ビームエフェクトはクリアグリーンで出力高めな波形になっています。
接近戦用の高出力ビームサーベル。
カップヒルトがあり鍔迫り合いにおいてもマニピュレーターを保護できます。
「スターダストナイツの命にそむく者は敵とみなす!よいな!!」
この大出力エフェクトがGユニット系らしくていいですよね。
当時のHGシリーズを彷彿とさせます。
順当だと次はアスクレプオスやLOブースターであろうキット化でしたが、予想を反してレオスのリリース!
こういう流れになると、やっぱり同じ部隊のレオンとレオールの商品化も期待したいですね。
「キミの負けだよガンダム 命ごいするなら聞いてあげよう。」
「楽に殺してあげるよ! しねっ」
うーんやっぱり平手が必要ですね・・・とりあえず手持ちの30MMのハンドパーツを使用しています。
「このガンダムはわたしの獲物だ!!勝手に狩ることは許さん!!」
ビームデュエル・サーベルは2本付属。
付属品「ビームデュエル・サーベル(マウント用)」
ビーム展開時のサーベルとは別途に付属しており、こちらは腰アーマーに取り付ける事ができます。
ほぼ新規造形ながらも一部リーオーのランナーを使いまわしている為、かなりたくさんの余剰パーツがついています。
さらにランナーの都合上、レオス側の新規パーツもすこし余りますね。
説明書のパーツリストを見るとこんな感じ。
レオスのC1ランナーは2枚組で頭部とボディの一部に×印。
リーオーのランナーはほとんどが×印。
かなり豪快な使い方をしてますね。
レオス付属の余剰パーツとリーオーのパーツを組み合わせてみました。
後ろ姿。
ニコイチリーオー。
レオスと比較するとだいぶ背丈が高くなっていますね。
こうしてみると共通パーツ部分がわかりやすいかと思います。
レオスとリーオーの二体のキットを組み合わせれば、真っ赤なリーオーを組むことも可能です。
これはこれで、別部隊のリーオーっぽくていいですね。
胸部パーツの接続ピンや襟周りを少し改造すれば、ロッシェ専用リーオーを作ることもできそうな気がします。
30MS + ディフューザー・マント
レオスポーン
パチ組み状態。
以上「HG レオス 」レビューでした。
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