バンダイ 1/144 MSVモビルスーツバリエーション 高速機動型ザク の紹介です。
発売日1984年5月 価格 600円
MSN-01 高速機動型ザク
後ろ姿。
こちらは2013年に組み立て、塗装した際に撮った写真となります。
「機動戦士ガンダム」のMSVシリーズはフルアーマーガンダムなどややマニアックなラインナップが好評のシリーズ。
その中でも異形のフォルムで一際人気が高かったキットがこちらの「高速機動型ザク」となります。
商品名には「高速機動型ザク」と記載されていますが、Gジェネなどのゲームでは「サイコミュ高機動試験用ザク」の名前で呼ばれることが多いかもしれませんね。
下半身の形状から「タコ足ザク」、「タコザク」という愛称で呼ばれることもしばしばだと思います。
「MSN-01サイコミュ高機動試験用ザク」はニュータイプ用MSの型式番号「MSN」を初めて付けられた機体。
大推力の熱核ロケットエンジンによる高速運用時のサイコミュ試験やメガ粒子砲の動作試験などを行い、MSN-02ジオングを開発する上で貴重なデータ収集任務を果たしました。
簡単にスミ入れと部分的な塗装で仕上げてみました。
古いキットではありますが比較的簡単な組み立てで、大きさの割に価格が安いところもいいですね。
頭部。
モノアイ部分は付属シールを貼っています。
首は少しですが上下可動。
モノアイの可動。
内部が別パーツ化されていて、黒いモノアイレール部分だけ動かすことが出来ます。
MSVシリーズにはそれぞれ個性的なデカールシールが付属。
定期的に再販されていたキットですが、当時品はもうシールが劣化して使えなくなっているかもしれませんね。
頭や腕などに施されてる「2」のマーキングは「サイコミュ試験型ザク(MS06Z)」の2号機という意味。
3機製造された「MS06Z」の2号機が改修され「MSN-01」となりました。
↓
肩の可動。
接着剤を使用して組み立てるキットなので可動箇所は少なめですが、まぁ腕と首が動けば十分ですね。
設定ではジオングのように腕を有線で飛ばすことが出来るんですが、キットだと肘を切り離す等の改造をしないと再現できません。
背部ブースター。
成形色はホワイト一色なので、特にこだわらなければブースター、スラスターなど部分的な塗装で簡単に仕上げられます。
ちなみに当時は改造の素材パーツ(ブースターノズル等)目当てでキットを購入する人が多かったようです。
確かにノズルやランディングギアがたくさん付いているので素材としてはコスパがいいですよね。
脚部。
まさに宇宙船ようなMSらしからぬメカニカルな要素が素敵。
大推力の熱核ロケットエンジンが2基隣り合った形で構成。
前後ほぼ同じデザインでどっしりとボリュームがあります。
降着用プレートギア。
脚部には多数のランディングギアが付いています。
タコ足の由来はまさにこれ。
6本の足が可動します。
ランディングギアを上下に動かすことが出来るんですが、この部分は組み立てが結構面倒でしたね。
むき出しのメカ要素がまさに試験機っぽさを醸し出していてかっこいい・・・。
武装は腕部の「有線式メガ粒子砲」のみ。
ここ最近だと「ガンダムビルドファイターズ」の第3話にて登場。
数秒のシーンでしたがアニメ作画で動いてるところが見られてうれしかった。
ビルドストライクと並べて。
同じ1/144スケールだけどこのボリューム感。
塗装前の状態。
説明書と解説カード。
こちらには「サイコミュザク」と記載されてます。
以上「1/144 MSV 高速機動型ザク 」レビューでした。
関連
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