GUNDAM FIX FIGURATION #0006 ウイングガンダム [アーリータイプ] の紹介です。
発売日 2002年02月01日 価格 3,480円
XXXG-01WE ウイングガンダム [アーリータイプ]
後ろ姿。
GUNDAM FIX FIGURATION(通称 G.F.F.)シリーズは、2001年よりスタートしたガンダムのフィギュアブランド。
デザイナー「カトキハジメ氏」プロデュースによる精密なディテール、多彩なマーキングなど細部までこだわり尽くした大人向けハイクオリティフィギュアです。
現在でも GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE(メタルコンポジット)や・・・
GUNDAM FIX FIGURATION NEXT GENERATION(ネクストジェネレーション)として引き継がれ細々とシリーズが継続されています。
バストアップ。
TV版ではなくOVA版を基準に逆算したデザインでGFFではカラフルな翼の彩色やバード形態への変形が再現されています。
ガンダムW番組終了後にカトキハジメ氏が書き下ろした幻のMS。
当時は「アーリータイプ」や「Ver.Ka」と呼ばれておりましたが、近年では「EW版」として名称が統一されていますね。
「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇」劇場パンフレットで公開されたイラストを基にGFFシリーズで初の商品化。
後にデザインや配色が少しづつ変更されますが、デザイン、プロポーション、ギミック、カラーリングはこのGFFで固まったと言われております。
頭部。
ウイングガンダムゼロカスタムが準拠ということで頭部にはバルカン砲が装備されておりません。
首元の赤いラインまでしっかりと再現されています。
GFFシリーズは製造工程の多さから品質にばらつきがあり、同じ商品でも印刷のズレや塗装、接着に個体差が発生してしまいます。
遠目で見るとかっこいいんですが、アップだとパーツの歪みがかなり気になりますね。
頭部後ろ。
胸部のレンズにはクリアブルーパーツを採用。
色鮮やかなトリコロールでミリタリーではなく、全体的にポップなイメージで配色されております。
腕部。
随所にオリジナルデザインのマーキングがプリントされています。
腕部クロー。
こちらは上下に可動。
ハンド部。
ハンドパーツはサーベル、ライフルなど保持する武器によって差し替え可能です。
肩アーマー。
パーツ裏までディテールがありしっかりと塗装まで施されております。
腕部のセンサーなど。
腰回り。
フロントアーマー裏にはメカディテールの再現があります。
背部。
バックパックを基部として両サイドに大きなウイングが取り付けられています。
ウイング。
一体造形なので可動ギミック等はありませんが、特徴的なパネル塗装が綺麗に再現されています。
脚部。
各部PVC樹脂成型でMIAシリーズよりも全体的にガッチリとした仕上がり。
大人向けという事でスミ入れ等も上品です。
後ろから。
足裏。
頭部はボールジョイント接続。
腰は軸接続で左右にロール可能です。
肩は軸接続で回転。
腋は少しだけなら横に広げることが出来ます。
肘は二重関節のような作りになっているんですが、実際に動かすと90度ほどしか曲がりません。
二の腕でパーツ分割されており左右にロール、手首は軸接続です。
フロントアーマー、サイドアーマーはそれぞれ上下に可動。
こちらも動きの幅は狭くあまり無理に動かすと接続部が折れそうで少し怖いですね。
膝は1軸で残念ながらあまり曲がらず。
股はボールジョイント接続です。
つま先は変形の都合上、動かすことができます。
足首はボールジョイントです。
ウイングパーツを付け根が軸接続でグッと上げることができます。
さらにヒンジで左右のウイングを大きく開くことが出来ます。
パーツが重いのでバランス調整が難しいですね。
アクション!!
これでも当時のGFFシリーズの中ではトップクラスの可動範囲。
だけど全体的に関節が固く動かすとバキバキっと壊れる可能性があるため動かす際は慎重に。
GFFシリーズは基本的に鑑賞用のディスプレイモデルですね。
アーリータイプは念願の立体化だったので当時はかなり売れたんじゃないかと思います。
付属品「シールド」
バード形態時の機首を兼ねるガンダニュウム合金製シールド。
それ自体の強度に加え、表面に施された特殊コーティングによって実弾、ビームを問わず堅固な守備力を有しています。
先端部は鋭利で、そのまま打突武器としても使用可能。
シールドはマウントパーツを介して腕部に取り付けます。
ビームサーベルはシールド裏にマウントされており取り外し可能。
付属品「ビームサーベル」
シールド裏に収納されているサーベルとは別途で付属しています。
こちらはクリアピンクの一体成型でグリップ部はホワイトの彩色で再現。
GFFのサーベルエフェクトは濃い目のピンク色ですが、後に発売されたMG、RG、ロボット魂ではエフェクトが緑色に変更されています。
シールドに1基格納された接近戦用武装。
耐久性に優れたガンダニュウム合金製部材の採用により、水中でも一切減衰しないほどの高出力を発生させる。
付属品「バスターライフル」
ウイングゼロのツインバスターライフルを基に開発された携帯ビーム砲。
EW版では機体の身長ほどライフルが長くなっており、後部にはバード形態時に頭部を覆うフェアリングパーツが追加されています。
フェアリングパーツ。
エネルギーカートリッジポッド。
こちらは別パーツ化されておりますが、カートリッジだけの取り外しできません。
ウイングガンダム最大の威力を誇る兵器で、光輪を中心とする半径150mに激烈なプラズマ過流と数十Kmに及ぶ灼熱の奔流を巻き起こすほどの威力を持つ。
エネルギーを物質化寸前まで縮退化させて詰め込んだ専用カートリッジを銃身に3つ装着しており最大出力で発射した場合弾数は3発。
ヒイロ「目標補足・・・破壊する。」
発射されるビームは貫通力の高いビームの中を低速かつ高破壊力のビームが貫通する構成になっており 防御できる物質はガンダニュウム合金以外に存在しない。
ライフルを持たせると腕の関節がヘタレてしまいなかなかうまく保持することができません。
でも長物武器は迫力があっていいですね。
付属品「予備カートリッジ」
片腕に3発、左右合わせて6発分の予備カートリッジを収めた専用ラック。
こちらもカートリッジ単体での取り外しはできません。
バード形態。
後ろ姿。
高速移動用の巡航形態。
変形後は尖った機首、鉤爪状のランディングクローなど、まさに鳥を彷彿とさせるシルエットになります。
頭部を覆うフェアリングパーツ
シールドとバスターライフルは本体に接続するロック軸が付いているんですが、それでも保持が上手くいかずかなりパーツが外れやすい状態です。
見た目はかなりかっこいいのに満足に触れないもどかしさ。
おまけ。
1998年公開「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇」の劇場パンフレット。
こちらにカトキ氏の描き下ろしのイラストが収録されています。
これが立体化の元になったイラストで実際り立体化された商品と比べると肩アーマーや腰回り、頭部などカラーパターンが異なります。
イラストはもう少しウイングゼロカスタム側に寄っている感じがしますね。
書籍「GUNDAM FIXギャルーション」のウイングガンダム アーリータイプ。
こちらはGUNDAM FIX FIGURATIONの関連企画でスタートした明貴美加氏デザインのMS少女シリーズ。
今となっては、AGPMS少女ウイングガンダム(EW版) のご先祖様みたいな存在です。
以上「GUNDAM FIX FIGURATIO #0006 ウイングガンダム [アーリータイプ] 」レビューでした。
関連
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