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バンダイ 1/100 ゲイルストライクガンダム の紹介です。
発売日 2009年08月 価格 2,750
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LG-GAT-X105 ゲイルストライクガンダム

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後ろ姿。

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ASTRAYシリーズの第6作「機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY」に登場するMS。
プラモデルはマンガ連載が始まる前から発売されており、基本的に1/100ガンダムSEED系キットをベースに新規パーツを加えた構成となっております。

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ゲイルストライクは見ての通り「1/100ストライクガンダム」を本体の主軸として使用した流用キット。
「既存の商品 + 新規パーツ + 成形色の変更 」という構成なので、今で例えるところのビルド系キットに近い感じだと思います。

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バストアップ。
写真は付属のシールを貼り、スミ入れと部分的な塗装を施した状態です。

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デュアルアイ、頭部センサーのグリーンとフェイス回りのホワイトはシールによる色分け。
新造されたフェイスパーツと配色の影響で通常のストライクよりもだいぶ悪人面に見えますね。

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設定だと謎の組織「ライブラリアン」がストライクを独自改修・再設計した機体で「ゲイル」は英語で「疾風」を意味しています。
搭乗しているパイロットは叢雲劾の戦闘能力を付加されたカーボンヒューマン「ND-HE(エヌディ・ヒィ)」

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頭部センサー及びコンピューターの高性能化、大型化にともない廃熱処理を効率よくする為、マスク部のガス冷却スリットを廃止。
ペルチェ粒子による小型冷却装置に変更されています。

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ホイルシール
頭部に使用するシールだけなのでかなり少なめ。

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マーキングシール。
こちらは説明書の指示に従い機体各部に貼り付けます。

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胸部。
本体はストライクとまったく同じパーツ構成。
ボディの青白い成形色が綺麗だと思います。

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腕部。

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ショルダーユニット。
肩アーマーは新規パーツとエールストライカーのパーツの組み合わせによって構成された癖が強めのデザイン。

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エールストライカーで採用された推進システムを改良し肩アーマーへと移植。
側面方向に配置したことで、全方位への急激な加減速・旋回機動が可能になり、これまでにない運動性を得る事となりました。

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肘のアタッチメントには、アーマーシュナイダーホルダーが取り付けられております。
本来はストライクガンダムの腰に配置されているパーツなので、ここはかなり強引なパーツ構成になってますね。

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もちろんハッチ部分が開閉可能。
まさに流用の都合上出てしまう余剰パーツを強引に組み込んだビルド系的な発想。

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腰回り。
フロントアーマーはストライクと同様ですが、腰には新たに「ウイングソー」が取り付けられております。

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対艦刀「ウイングソー」
アーマーシュナイダーと同じ振動剣の一種で、刃部分が敵装甲素材にあわせた周波数で微細に振動することによって高い切断能力を得ています。
直訳すると「翼のノコギリ」

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腰のポリキャップに直接武器が取り付けられているので、こちらもだいぶ強引なパーツ構成になってます。
ウイングソーを手に持たせるとポリキャップが丸見えになり、やや見た目が貧相になってしまいますね。

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脚部。
膝に新規パーツが追加された事によって、通常のストライクよりも足が長くなっています。

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ニーアーマー。
関節駆動系に大幅な見直しが行われた結果、瞬発的な関節可動への対応力が向上。
スリット構造の膝アーマーは負荷がかかる機動を行う際に空冷されるため、非常に速い発熱効率が得られます。

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後ろから。
膝パーツ以外は通常のストライクと同じパーツ構成かと思いきや・・・

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なんと膝上の裏には本来ストライクの肩アーマーとして使用されるパーツが組み込まれています。
パーツの使い方がかなり独特ですが、それによって見た目の変化が楽しめるところがこのキットの面白いところだと思っています。

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足。

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足裏。

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シールドストライカー。
エールストライカーを軸に新規パーツが取り付けられております。

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上部のシールドはアームによって可動。
防御したい方向へシールドを向けることが出来ます。

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シールド自体はストライクが装備しているものと同じですね。
本機ではスラスター推力制御翼の一部として運用しています。

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バーニアユニット。
接続部からポリキャップで可動します。

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もちろんストライカーは取り外し可能。
ストライカーパック対応の1/100スケールSEEDキットと互換性があります。

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首はボールジョイント軸で可動。
胴体は軸可動で左右にロールします。

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肩は少し前方向に引き出し可能。

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腕は軸接続で肩アーマーと干渉する為、水平まで上げることが出来ません。

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肘は一軸関節で90度まで曲がります。

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膝も同様、一軸関節で90度ほど曲がります。

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足首はパーツを介してボールジョイント可動。

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アクション!!

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元のキットが2002年製なので可動範囲に関しては最低限といった感じです。
追加パーツの影響で肩が重かったり、股の間接がやや緩かったりと欠点も多いかと思います。

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販売の都合上、成形色を変更し新規パーツを加えたことによって生まれたストライクの派生機ですが・・・
プラモデルオリジナルではなくアストレイの世界観、設定に組み込まれているところがかなり独特ですよね。

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VS ASTRAYシリーズ発売当時は正直あんまり評判が良いとは言えず・・・
特に前半に発売されたゲイルストライク、ヘイルバスター、レ-ゲンデュエルあたりは売れ残りの定番になっていましたね。

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VS ASTRAYは数年単位で再販されているんですが、ヴァンセイバーとアストレイ系は現在でも再販された後に売り切れる程度の人気があります。

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動かしていて一番気になるのは、頭部横のビームサーベルグリップですね。
アングルによって目元が隠れてしまいます。

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ウイングソー!!

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大半が新規パーツですが、エールストライクのウイングの一部をここで使用しているところが面白い。

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付属品「アーマーシュナイダー」

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折り畳み式の小型の実体剣。
刀身はシルバーで塗装してみました。

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ゲイルストライクは火器の代わりに敵に投げつけて使うなど、運用法に違いがみられます。

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付属品「ビームサーベル」

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そのまま流用なので、設定もエールストライクに装備されているものと同じだと思われます。

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付属品「57mm高エネルギービームライフル」

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こちらも通常のストライクと同じ。

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連合が開発に成功したモビルスーツ用のビーム兵器。
この時代では標準的に装備されており戦艦に匹敵する攻撃力をもたらします。

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ゲイルストライクは格闘戦に特化している為、使われる機会が少ない。

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ストライカーを外して、通常のストライクに近いパーツ配置にカスタムしてみました。

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やっぱりシールドは腕についてた方が落ち着きますね。

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この配色でエールストライクを作ったらそれはそれでカッコ良さそうな気がします。


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パチ組。

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シールを貼らないと顔が真っ青。


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設定。

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以上「1/100 ゲイルストライクガンダム」レビューでした。



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