
モデロック アイドルマスター XENOGLOSSIA iDOLシリーズ インベル の紹介です。
発売日 2009年1月 価格880円
超流星破壊ロボ プロメテウス01 待望のロールアウト!

パッケージ裏。

こちらはアトリエ彩とコトブキヤが協力し製作販売を行った「MODELOCK(モデロック)」シリーズ。
「BJPM」シリーズの5mm径ボールジョイントが各部に採用されており、組みやすさとアクション性、さらにコレクション性を備えた簡易プラキットとなっております。

インベルはモデロックシリーズの第6弾ラインナップ。
初の立体化という事もあってモデロックの中で非常に注目度が高く、当時は大きな話題になったかと思います。

他のiDOLの立体化やアタッチメントパーツの再現など、初期段階では企画されていたみたいですが・・・
残念ながら商品化はインベルのみで早々とシリーズが終了してしまいました。

モデロックは「簡単組み立て」「コレクションしやすい」「低価格設定」が主なコンセプト。
今までに立体化されたことのないメカ、乗り物、人間などさまざまなキャラクターをリリース予定との事でした。

一般発売はインベルが最後になってしまいましたが、後にWF限定で「インフィニティ」が特別に販売されております。
当時模型誌で発表されていた「デモンベイン」と「ガンバスター」は世に出ることなくお蔵入りに。

ランナーは2枚組で全40パーツほど。
ソニックダイバーやアームスレイブとは違い完全新規ランナーなのでかなり気合が入っています。

説明書。
各パーツ番号は説明書左端の一覧にしか記載されておりません。
説明書自体も結構小さいので見えづらく少々組み立て難いところがあります。

PROMETHEUS1 IMBER インベル

後ろ姿。

iDOLはドロップ(地球に落下する隕石)を破壊する為の隕石除去人型重機。
インベルはジャパンアイドルマスター課に配備されたプロメテウスシリーズの1機となります。
マスターは作品の主人公である「天海春香(cv井口裕香)」が担当。

各部に採用された5mm径ボールジョイントはアトリエ彩が発売していたBJPM、ジェネブロックから継承。
ジョイントをつなぎ合わせることで組み上がるため、さわり心地はプラモデルと言うよりもブロックトイに近い感覚です。

モデロックシリーズは基本的にどれも単色でシール等の付属はありません。
塗装必須なんですが、素材がABS樹脂なのでメタルプライマーを吹きかけないとパーツが割れる可能性があるので要注意。

頭部アップ。
残念ながら目にあたる部分は再現されておらず、モールド等がありません。

胴体。
胸部パーツはダークブルー、ピンクどちらの色で塗っても楽しめそうですね。

腕部。
ブロックトイ感覚で取り付けられる「ファウストシュラーク」があれば良かったんですが・・・

見送られてしまったみたいです。(企画時の画像)

肩や腕部の内側は大きな肉抜きになっています。
本格的に完成させようとするとかなり手間がかかりそうですね。

背中。
上半身と下半身を繋ぐモジュールが特徴的。

腰回り。

脚部。
パーツ内部にジョイントパーツを噛み合せた構成。
大きな隙間が出来てしまうので、気になる場合は接着したほうがいいかと思います。

後ろから。

足裏。
ボールジョイント受けが付いています。

アクション!!

各部がボールジョイントということで保持力や強度面の問題はありません。

見ての通り色がかなりさみしいので、パチ組の状態で遊ぶとなるとやや厳しいですね。

もちろんドロップ破壊用のアームは展開可能。



あのアイマスがアニメ化!!
という事で大きく話題になりましたが、蓋を開けてみるとサンライズオリジナルのロボットアニメだったという衝撃。

本家アイマスとは全く異なる世界観、声優キャストの変更など、当時はバッシング等もありましたが・・・
それでもアイドルマスターゼノグラシアは根強い人気があり、今現在でも愛され続けている作品だと思います。

インベルの立体化はモデロックが唯一無二!!
と言いたいところでしたが、現在グッドスマイルカンパニーのメカスマからプラキットがリリース予定となっています。
変形の再現とインベル用の強化パーツ「ファウストシュラーク」が付属するみたいなので期待したいですね。XENOGLOSSIAファンの皆様お待たせしました。
— 田中ヒロ @メカスマ (@gsc_hiro) January 15, 2022
お待たせしすぎたかもしれません。
『#MODEROID インベル』商品化決定です!
✨画像右側にもご注目✨#メカスマ #メカスマインパクト #ゼノグラシア pic.twitter.com/WhzQ4R0wn5

余ったランナーは一部パーツを切り出すことでディスプレイスタンドを作ることが出来ます。

飾るこんな感じに。
無いよりはマシですが、股下に3ミリ穴が開いているのでちゃんとしたスタンドを用意したほうがいいかと思います。

玩具サイズは全高約15センチ。

以上「モデロック インベル」レビューでした。
っとここで終わろうと思ったんですが。
数年の間ずっと積みっぱなしで、せっかく今回インベルを組み立てたということで・・・

塗装してみました。

後ろ姿。

肉抜きはそのまま残して部分塗装のみで仕上げております。
配色は序盤のインベルカラーで少しアニメを意識してパッケージ等のCGよりも明るめ色合いにしてみました。

癖がかなり強いキットですが、塗装をすればちゃんとかっこよくなりますね。

モデロイドが発売されたらもう一生モデロックの方は組む機会が無くなってしまいそうなので・・・
いいきっかけになりました。





アーム展開!!





発売当時の13年前に作った天海春香カラーのインベル。

数年経ってプラの成形色が少し黄色く変色してしまったんですが、これはこれでいい味になってるような気がします。

白い成形色を活かして千早インベルにするのもありだと思います。

新しく出るモデロイドの方も塗装パターンを変えて楽しめると思うので発売が待ち遠しいですね。






以上「モデロック インベル」でした。
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そういえばモデロイド新作でインベル出るみたいですね!
いつか購入されたら是非レビューをお願いします