NECA パンサー・エイリアン の紹介です。
(NECA Alien 7 Scale Action Figure Kenner Tribute Ultimate Panther Alien)
パッケージ裏。
発売日 2022年1月 価格8,030円
表紙は旧ケナーをオマージュしたデザイン。
ボックスタイプのパッケージで見開きにはマジックテープが付いています。
パンサーエイリアン (Panther Alien)
後ろ姿。
1990年代にケナー社(Kenner)から発売されたオリジナル玩具を元にNECAの独自解釈でリメイク、アレンジを加えた「Kennerトリビュート」シリーズ。
当時の面影を残したままリアルを追求、さらにプロポーションや造形が現代風にアップグレードされております。
パンサーエイリアンはその名の通り「ヒョウ」を宿主とするエイリアン。
四足歩行タイプでエイリアン3に登場した「ドッグエイリアン」と親和性のあるビジュアルになっているかと思います。
頭部造形。
頭には大きなフードがあり、シルエット的にはやっぱりドッグエイリアンに近い雰囲気がありますね。
元になっているケナーの玩具は口や首回りの造形が大雑把だったので、今回の立体化では情報量がかなり増えています。
新規造形部分を見て楽しむのも醍醐味ですね。
フードは濃いオレンジ色のクリア成形。
内部はおそらくシルバーで塗装が施されていると思います。
前回のライノエイリアンではフードパーツの取り外しが出来ましたが、今回のパンサーは完全固定です。
パンサーエイリアンはフードは見た目が結構個性的で歪な形状になっていますね。
口の開閉。
インナーマウスの伸縮。
口の開閉とインナーマウスの引き出しはもはや定番のギミック。
インナーマウスは他のエイリアンよりもやや短めといった感じです。
頭部後ろ。
首の付け根のデザインなど新しい解釈で造形されている部分がやっぱり注目点だと思います。
首の後ろに張り付くように配置されている謎のクリアパーツ。
これは後ほど詳しく紹介します。
ボディカラーはヒョウをイメージしたメタリックなイエローとゴールド。
ヒョウの毛並みのような上品な色味がとても魅力的だと思います。
胴体。
上半身は新規造形。
下半身は見たところドッグエイリアンと同じデザインなので部分的に使いまわしているのかもしれません。
前足。
通常のドッグエイリアンを持っていないので比較はできないんですが、肩なども新規造形になっていると思います。
指は4本で爪部分はシルバーの塗装。
元になったケナーの玩具は6本指なので、ここはドッグエイリアン側に寄せている感じです。
後ろ足。
エイリアン特有の管的なデザインが少なく、しなやかなフォルムになっています。
後ろ足は5本指。
こちらもちゃんと爪まで彩色されていますね。
尻尾。
付け根から計って約25センチとかなりの長さ。
尻尾先端。
スプーンのように窪んでおり、内部にもディテールがあります。
先端には赤いツメが付いていますね。
頭部の可動。
頭の付け根にジョイントがあり・・・
ぐっと頭が下がります。
さらに首の付け根からお辞儀をするように下方向へ可動。
二段階動きを付けられるといった感じですね。
胴体はボールジョイント接続。
腕部の可動。
肘にあたる部分の2ヵ所がジョイント可動。
コの字になるように腕を曲げることが出来ます。
前足は全体的に関節が弱く、変に力を加えるとパーツが折れてしまいそうでちょっと不安です。
手首にジョイントがあり前後に可動。
さらに中指2本がジョイントで可動します。
後ろ足。
パンサーエイリアンは股関節はボールジョイント接続になっています。
膝にあたる部分も2か所のジョイントで可動。
足の付け根など、基本的にドッグエイリアンと同じ構造。
尻尾はベンダブル仕様。
ネカのエリアンフィギュアではおなじみですが、尻尾はグネグネと動きを付けて遊べます。
背中に付いた謎のクリアパーツ。
こちらは磁石ギミックなっており脱着可能。
こちらは「パラサイト」と呼ばれている謎の生物。
パンサーエイリアンとの関係性は特に設定されておりませんが、全身クリアでなんだか気味が悪い生き物です。
裏面。
フェイスハガーがモチーフになっているんでしょうか・・・細かな足みたいなモールドがあり昆虫のようにも見えます。
元になったケナーの玩具だとスプリングギミックでパラサイトを発射することが出来ます。
脱着は窪みに嵌めこむ方式かと思いきや、まさかフィギュア内部に磁石を埋め込んでくるとは予想外でしたね。
パラサイトを取り外した状態のパンサーエイリアン。
ネカの新解釈部分になるんですが、首元が爛れて赤くなっており生々しい表現に。
アクション!!
久々のエイリアンですが、関節は相変わらず緩かったり硬かったりと個体差がありますね。
関節部まで塗装されているので塗膜の影響で動かないほどガチガチになっている部分もありました。
中腰。
二足立ち。
足の接地面が少ないのでスタンドを使うか、尻尾の位置でうまくバランスを取らせてみてください。
フィギュアサイズは足を伸ばした状態で大体22センチくらい。
一見小ぶりに見えますが大きさ的には通常サイズのエイリアンと同じくらいあります。
・・・・。
磁石なので、パラサイトは磁石内蔵のフィギュアに寄生させることが出来ます。
かえして・・・・。
ケナー(1993年)とネカ(2022年)の比較。
後ろ姿。
まさにリアルな姿へとアップグレードされた感じですね。
緩い造形のケナー版もこれはこれで味がありますし、おもちゃとしてはどちらも魅力的です。
頭部比較。
デザイン的に一番変化を感じる部分は、頭部のフードと寄生生物の造形。
パラサイトの比較。
以外にも大きさはあまり変わらず。
ケナー版はスプリングギミックの影響で後部にプラスチックの軸パーツが付いているんですが・・・
ネカはその軸パーツ部分を尻尾として見立てたデザインになっています。
裏面。
こちらもディテールが結構違いますね。
大きさがほとんど同じなので、ケナーのパンサーエイリアン側にネカのパラサイトを寄生させるといった荒業も可能。
ケナーとネカを並べると体格の違いから、まるで親子の様に見えるところがなんとも微笑ましい。
パッケージの比較。
ネカのパッケージイラストはブリスターに入ったフィギュアをオマージュたデザイン。
イラストの比較。
パラサイトはケナー版だとチェストバスターに近い雰囲気ですが、ネカ版は昆虫のようなビジュアルになっていますね。
以上「NECA パンサーエイリアン」レビューでした。
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