アトリエ彩 デュエルメイドDX パンテーラ~セラフィックフォーム~ の紹介です。
発売日 2008年11月30日 価格 3500円
――冷徹なる熾天使
パッケージ裏。
デュエルメイドはアトリエ彩が発売したトレーディングアクションフィギュア。(写真は第3弾シリーズ)
2007年から2009年くらいまで続いたシリーズで、ちょうどトレフィグブームと可動フィギュアブームの間で話題となっていた商品です。
今回紹介するのは「デュエルメイドDX 」。
トレフィグ版をさらにアップブレードした豪華版デュエルメイドで、ブラインドボックスではなくブリスターパックで販売された商品となります。
パンテーラ セラフィックフォーム
後ろ姿。
銃を操るデュエルメイドでエスパーダのリーダー的存在。
ベルリネッタの「絶対防御」を打ち破るため仲間の力を吸収し「究極体」へと進化した。
この形態では、自身の全リミッターを解除し最大の戦闘力を発揮することが出来る。
デュエルメイド2で初登場した「パンテーラ」のパワーアップ姿。
メイドながらも魔法少女的なローブ、ややメカっぽい要素も含まれており、なかなかオタク好みなキャラクターだと思います。
キャラクターデザインはシリーズ通して「きみづか葵」氏が担当。
トレフィグ版よりも全体的に塗装が綺麗で艶やかな赤い瞳がよく映えます。
ちなみにトレフィグ版のパンテーラはブラインドボックス仕様でしたが1つ840円という価格。
さすがに3500円のDXシリーズになると彩色の精度や色味などクオリティがだいぶ違いますね。
後ろ髪。
立体的な造形でかなりボリュームがあります。
このマブラヴ感。(御剣冥夜っぽい)
ヘッドギアや前髪のインテーク、後ろ髪のデザインなど・・・今見ると結構時代を感じさせる容姿ですよね。
スタビライザー(髪留め)はクリアパープル成形で一部透けた状態。
トレフィグでできなかった要素を取り込んだ感じがします。
スタビライザーは軸可動。
外側に開くことが出来ます。
ボディ。
宝玉部分はメタリックな塗装。
下半身は前が開いたタイプのロングスカート。
メイドよりも魔法少女的なイメージが強いような気がします。
後ろから。
脚部は光沢質なブラック。
パワーアップ前はガーターベルト姿でしたが、ニーハイに変更されてますね。
靴はヒール形状。
接地面が狭いのでやや不安定。
首はボールジョイント。
胴体は軸接続で左右に回転します。
肩関節はジョイントパーツで可動。
大きな関節パーツですが服装のデザインもあってそれほど違和感はありません。
肘は軸による可動で約90度曲がります。
さらに二の腕と手首が回転。
股はボールジョイント接続で太ももの分割部で回転。
膝は軸可動で約90度まで曲がるんですがロングスカートと干渉する為、可動域が制限されてしまいます。
スカートは取り外し可能。
スカートを外した方が股の可動域が広くなりますね。
ちなみに足首はジョイント接続です。
パンツ丸出しですが椅子にも座れるようになります。
アクション!!
デュエルメイドシリーズはパーツ規格が基本的に同じなので他のメイドとパーツ交換が可能。
オリジナルのカスタマイズが出来ます。
ただ、逆に言えばDXシリーズもトレフィグの関節と同じなので・・・
DX版はもっとしっかりとした関節パーツを仕込んでほしかったと思いますね。
付属品「ハンドパーツ」
武器等に合わせたハンドパーツが付属しております。
付属品「エターナルウイング」
セラフィックフォーム最大の特徴で、背中の穴に取り付ける巨大な翼パーツ。
ホワイト一色ではなくパープルのグラデーション塗装が施されております。
翼は左右に展開可能。
付属品「デュアル・ファング」
先端部が可動。
付属のビーム刃を取り付ける事でソードになります。
ライフルとソードの2モード変形可能な武器といった感じですね。
デュアル・ファングはクリア成型でパーツの上から塗装が施されています。
ファンタジーな外見、やや禍々しい色合いなどちょっと厨二臭いデザインがツボです。
ハンドパーツの差し替えですが、接続軸がかなり細いので差し替える際の破損には要注意。
すぐ軸がねじ切るのでハンドパーツ側の穴をあらかじめ広げておくか、軸側の削るなどの加工をした方がいいかもしれません。
付属品「デュアル・ファング」
こちらはロングバレルの銃タイプ。
銃身にデザインされたクリアパープルが綺麗ですね。
2丁銃。
これがフル装備状態です。
デザインは凝っていてかっこいんですが、アクションポーズが不向きな作りなので・・・
せっかっくの武器が活かしきれてない感じがもったいない。
デュアル・ファング(大型銃モード)
なんと2丁は連結可能。
背丈ほどのボリュームのかっこいいロングライフルになります。
ただ手首と腕に負担が大きく掛るので持たせて武器を構えるだけでも一苦労。
「全リミッター解除。」
「目標を駆逐する。」
付属品「ベース台座」
一部エフェクトのようなクリアパーツになっており、足裏の接続穴に差し込み固定します。
フィギュアサイズ比較
という事で同じ時代で戦ったライバルたちと並べてみました。
全高は約12.5センチで他の可動フィギュアよりも低身長、そして顔が小さめにデザインされています。
デュエルメイド付属の武器はややオーバースケール気味なので、1/12スケール系のフィギュア、プラモに持たせても結構様になると思います。
当時も武器はfigmaに持たせて遊んでいる人が多かった印象がありますね。
figmaブラックロックシューター。
以上「アトリエ彩 デュエルメイドDX パンテーラ セラフィックフォーム」レビューでした。
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