MOBILE SUIT IN ACTION!! マゼラアタック (US版) の紹介です。
発売日 2003年
後ろから。
こちらはバンダイアメリカから発売されたMIA「Zaku & Magella Attack Tank Deluxe Edition」に付属するアイテム。
日本国内では2005年3月に「MIA ジオン軍地球侵攻作戦」としてリリースされておりますが、成形色が異なります。
PVN.42/4 マゼラ・アタック
「機動戦士ガンダム」に登場するジオン公国地球方面軍主力戦車。
US版はモスグリーンの成形色がメインでコクピットなど各部に塗装が施されております。
後発の国内版とは生産時期が異なる為、メインの成形色や塗装の色味などに違いがあります。
コクピット周り。
古いので色のこすれがありますが、キャノピーの枠の塗り分けなど非常に細かな仕上がり。
後部。
ブースターノズルはグレー、スラスター等の内部はブラックの塗装になっています。
主砲「175mm無反動砲」
砲身の可動。
砲身の付け根から上下に可動し射角を調整することが出来ます。
上方向だと、直角になるまで跳ね上げることが出来ますね。
マゼラベースの車体には「D-1」のマーキング。
両側面にはジオン軍のエンブレムがプリントされています。
ちなみに国内版はマーキングのプリントが一切ありません。
照明ユニット。
マフラー。
後部。
ほぼすべてPVC成形になりますが、かっちりとした造形かつ細かな作り込みになっていますね。
底面。
履帯のディテールも精密。
3連装35mm機関砲。
付け根がボールジョイントになっているので、向きや角度を調整が可能です。
マゼラアタックはMIAやロボット魂のアクショントイやカプセルフィギュア、コレクションフィギュアなど立体物には恵まれている方だと思います。
プラモデルでは1/144スケールの旧キットと、より細かくディテールアップされた「1/144EXモデル」が発売されてますね。
マゼラアタックはジオン公国軍地球方面軍に配備される地上攻撃用の兵器。
現実の戦車よりも取り付け位置の高い砲塔が特徴で、この部分を切り離して短時間の飛行を行うことができます。
機動戦士ガンダムでは序盤に登場。
ガルマ・ザビ大佐率いるドップやザクIIとともにホワイトベース隊に攻撃を行うシーンが印象的ですね。
マ・クベの部隊でも多数使用され、オデッサ作戦では連邦軍の61式戦車隊と交戦しております。
マゼラベースとマゼラトップの分離。
もちろんギミックが再現されています。
底面。
VTOLエンジンを備えておりホバーも可能。
ウイング部の溝まで抜かりなし・・・非常に細かな作り込みになっています。
そして、トップとベースの接続部分のメカディテールが再現されており、塗装までしっかり施されています。
目立たない部分まで作り込んでいるところにMIAシリーズのこだわり感じますね。
分離機構は上空から攻撃するための機能ですが、飛行時の命中精度は極端に低下し、主砲の有効射程も600mと制限されてしまいます。
飛行時間は5分と短いながらもマゼラトップの運用の幅が広く、ジオン軍を底から支える戦力となりました。
MIAザクと並べて。
腰くらいの高さですが、横幅が大きめで結構ボリュームがあります。
マゼラトップとマゼラトップ砲。
砲身の流用という事で、玩具でも同じデザインになっていますね。
以上「MIA マゼラアタック (US版) 」レビューでした。
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