SDガンダムフォース SD-FLEXTiON 09 グリフォントールギス の紹介です。
発売日2004年5月 価格2750円。
パッケージ裏。
SD-FLEXTiON（SDフレクション）はSDガンダムフォースの塗装済み完成品アクションフィギュアシリーズ。
こちらはまさにDXセットといった内容で、「嵐の騎士トールギス」と四聖獣「グリフォン」の合体分離を再現した大型商品となっております。
嵐の騎士トールギス
後ろ姿。
ラクロア王国の騎士。
騎士ガンダムを憎しみ、ダークアクシズと手を組んでラクロアを恐怖のどん底に陥れた張本人。
高慢でナルシストな性格で美しい物が好きだが、翼の騎士ゼロとは価値観が異なるようです。
機体モチーフは「トールギス+トールギスⅢ」ですが、元ネタはSDガンダム英雄伝に登場した「迅風騎士トールギス」。
頭部、腰回り、武器の形状や見た目のプロポーションなど、部分的によく似たデザインになっています。
バストアップ。
プラモ化もされておりますが、ガンダムフォースはフィギュア主体の展開だったので完成度はこっちの方が圧倒的ですね。
頭部。
バイザーの可動などといった細かなギミックはありません。
騎士甲冑とトールギスが合わさったデザインがとてもよく似合っており、顔もアレンジもめちゃくちゃかっこいい。
大きなトサカと正面のツノ飾りはPVC成形で、若干曲がり癖が付きやすいところが欠点。
あと顔横の鎧は白のPVCなので、劣化すると色が黄色く変わるので保管や扱いには要注意です。
ボディ。
実は騎士メリクリウス、騎士ヴァイエイトと共通デザイン。
背中のマント。
マントは取り外し可能です。
腕部。
アメリカで発売された玩具やアニメCGを見るとトールギス、ヴァイエイト、メリクリウスは共通パーツが多めになっています。
腰アーマー。
足の可動に配慮してPVC成形になっています。
脚部。
足裏。
可動として頭部と腰が左右に回転。
腕部は肩の可動と肘の90度曲げ。
二の腕と手首が回転するので上半身、腕部はSD-FLEXTiONの中でもよく動く方だと思います。
脚部は股の付け根と足首が可動。
前方向に足を上げることは出来ますが、横と後ろは範囲が狭め。
付属品「ダークネス・ドーバーソード」
鞘から剣を抜くことが出来ます。
剣もPVC成形なので保管するときは鞘に納めた状態にしておかないと徐々に曲がってしまいます。
付属品「ダークネス・アレストシールド」
シールドはグリップで保持。
シールド裏のアタッチメントを使うと、腕部に取り付けも可能です。
恐怖は我が喜びとなり、憎しみは我が糧となる・・・
我こそは、嵐の騎士トールギスなり！！
せっかく剣用の鞘パーツが付いているのに、トールギスには装備できないので少しもどかしい気持ちになりますね。
SD-FLEXTiONは元々アメリカでの商品展開を前提に作られたシリーズ。
残念ながら「轟雷の騎士メリクリウス」、「暴風の騎士ヴァイエイト」、「ポーンリーオー」は日本未発売となっております。
「よい、よいぞ！ 弱者が恐怖におびえる姿のなんと美しいことよ！」
必殺技は剣を振り下ろした時の衝撃波で相手を切り裂くダークネスドーバー。
「いでよ！グリフォン！！」
四聖獣 グリフォン
後ろ姿。
ラクロア城四神獣の一体でドラゴンの次に位置する高位の精霊。
操られており普段はトールギスの盾の中に閉じ込められています。
ボディはほぼすべて塗装による仕上がり。
上品で深みのあるゴールドカラーでなかなか高級感がありますね。
頭部。
ガンダム問わず、グリフォンがモチーフのおもちゃって結構珍しいような気がします。
正面から。
全身ゴールドだからかグリフォンだけど「ラーの翼神竜」みたいなビジュアルに見えますね。
横から。
翼。
翼は一段階開きます。
尻尾。
付け根部分で前後に可動。
首は左右にロール。
前足は付け根部分で回転します。
後ろ足は腿の付け根がロール。
膝下がボールジョント、足首はピン打ちで軸可動します。
細かなパーツの分割と翼などの大型パーツの重みがあるので、基本的にグリフォンは動かして遊ぶ玩具といった感じではない感じ。
聖闘士星矢で例えるとグリフォンはまさにクロス側。
敵ながら男の子玩具らしさ満載なところが素敵ですよね。
トールギスと一緒に。
見ての通りトールギスよりも大きめで、単体で見てもボリューム満点。
「暗黒の闇より出でしダークネス・マナよ！我に悪の力を与えたまえ！」
グリフォントールギス
後ろ姿。
神々しいトールギス。
グリフォンのパーツを全身に纏った姿でかなりのボリュームです。
ただ背中の翼が重すぎるので、翼の位置や角度によって自立が困難になりますね。
「フッハッハ！ラクロアの４神獣の1つグリフォンが、いまは私の召還獣だ！」
トールギスがグリフォンと融合合体した姿。
グリフォンが認めた正当な契約ではなく、トールギスが魔法により操り強制的に合体した状態になります。
可動は元のトールギスと変わりありませんが、足の爪パーツが取れやすく扱いにくくなりますね。
アクション！！
必殺技は巨大な爪で切り裂く「ダークネス・グリフォンスレイヤー」！
余りパーツ。
合体後はグリフォンの本体とトールギスのマント、武器、肩アーマーが余ります。
付属品「グリフォンランサー」
メイン武装となる巨大な槍。
全パーツPVC成形になっております。
武器サイズ約18センチとかなり長いので、装備させるとさらに見た目のボリュームアップ。
ポージングが制限されますがかなり満足度の高いフィギュアです。
大きな翼と長いランス、そしてモヒカン。
今見ると「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光」に登場するウイングバインダーを装備した「トールギスF EW」と親和性を感じますね
せっかくなのでドーバーソード、アレストシールドも装備。
以上「SD-FLEXTiON 09 グリフォントールギス」レビューでした。
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