figma ツタンカーメン DX Ver. の紹介です。
発売日 2022年9月上旬 価格13750円
パッケージ裏。
こちらは触って遊べる芸術作品をテーマとしたfigma「テーブル美術館」シリーズ。
ツタンカーメンは「テーブル美術館-分館-」に属しており、モアイ像、兵馬俑に続き今回で第三弾ラインナップとなっております。
2種同時発売で
通常Ver.は「ツタンカーメン本体のみ」(価格9900円)
D X Ver.は「ツタンカーメン本体 + 黄金の棺」(価格13750円)
付属内容と価格が異なるので購入する際は検討してみてください。
ツタンカーメン(トゥトアンクアメン)
後ろ姿。
カイロのエジプト考古学博物館に収蔵されているツタンカーメンの黄金マスクを忠実に再現。
マスクだけではなく、ミイラのアクションフィギュアが付いているところがまさにfigmaならではの要素だと思います。
美術品シリーズなのでやっぱりメインは黄金マスク。
世界で最も有名な芸術作品で金、ラピスラズリ、紅玉髄、黒曜石、ターコイズなど様々な材質で構成されています。
マスク全体は上品かつ発色のいいゴールドカラーで装飾部分はカラフルな塗装が施されています。
首回りの赤、紺色、コバルトブルーは手塗り表現なので、アップで見ると塗料のはみ出しや歪みがやや目につきますね。
横から。
本物のマスクは耳部分にイアリングの穴が開いているんですが、さすがにフィギュアでは開口されておりません。
ただ穴の部分には窪みがあるので、ちゃんと本物を意識して造形されていると思います。
上部にはコブラの装飾。
やっぱり細かな塗装部は公開されているグッスマの商品写真よりも精度が落ちています。
引きで見た時に違和感がないので、塗装に関しては許容範囲内といった感じになりますね。
首回りのデザイン。
触ってみたところマスクはすべてPVC成形。
後ろ側。
縞模様はラインが均等なのでプリントによる表現だと思います。
象形文字の刻印。
こちらはすべてモールドでヒエログリフも可能な限り本物に近い表現。
胴体。
ぐるぐる巻きにされたミイラという事で、全身古びた布のようなデザインになっています。
腕部。
布の巻き方や朽ちた造形は左右非対称。
関節部はfigma共通のジョイントパーツで色はブラウンカラー。
通常のfigmaと変わらず関節が露出した構成です。
ハンドパーツは「グー」、「持ち手」、「平手」、「開き手」の4種類付属。
背中。
腰の部分にスタンドを取り付ける接続穴が設けられております。
脚部。
ミイラという事でなかなかの細身体型ですね。
後ろから。
ライトブラウンの成形色に細かな汚しや赤く焼けたような塗装がほぼ全身に施されているので結構見映えがいいです。
付属品「ミイラ頭部」
マスクを外したミイラヘッド。
顔は布で隠れていますが、目のくぼみや鼻筋などが見て分かるように立体的な造形になっています。
頭部の交換はパーツの差し替え方式。
内側にはどちらもfigmaジョイントが付いています。
脱着方式だと擦れて色が移ったり剥げてしまうので、交換方式の方が気がれなく遊べますね。
本体のミイラはほぼfigma素体と言っても過言でないくらいシンプルな作り。
故に可動範囲が広いのでガシガシ動かして遊ぶにはかなり適しているフィギュアだと思います。
付属品「ヘカ」
付属品「ネケク」
こちらは王権の象徴とされている装飾。
冥界の神であるオシリスが持っている杖でファラオが死ぬとオシリスになると考えられています。
付属品「交換用腕パーツ」
両腕部の肘下を取り外しパーツを差し替えます。
差し替えるとこのように胸下で腕をクロスさせたポージングに。
こちらは固定パーツなので可動はありません。
胸をクロスさせるオシリス神のポーズ。
ファラオのミイラはオシリスと同じ格好で棺に入れられるそうです。
では、動かして遊んでみましょう。
よく動く、ファラオ。
基本的にシュールな絵面になりますが、やっぱりマスクがあった方がインパクトがありますね。
黄金の棺。
こちらはDX Ver.にのみ付属しております。
黄金マスク同様、エジプト考古学博物館に展示されているツタンカーメンの黄金の棺。
マスク同様のメタリックゴールド塗装で全身に彫刻された細かなディテールが再現されています。
実際に公開されてる棺の写真と比較してみたら、figmsの棺は手に持っているヘカの向きが間違っていることに気づいてしまいました。
意図的に変えたのではなく、おそらく商品写真の段階で組み間違えたと思われます。
一番最初の原型ではヘカの向きもちゃんと本物通りだったのでテーブル美術館シリーズとしてこれは少し残念ですね。
別造形になっていますが、がっちり接着されているので簡単に向きを直すことは出来ません。
棺の色味に関しては実際の商品の方がゴールドが明るめです。
これに関してはグッスマさんの写真の撮り方だと思うので何とも言えません。
後ろには3mm穴。
スタンドや専用のディスプレイパーツを取り付けるための接続穴となります。
下側。
棺の造形とヒエログリフの細かは文句なしの仕上がり。
側面まで余すところなくディテールが彫られているのでかなりの情報量だと思います。
特に驚かされるのは棺の足底部分。
細かな象形文字と豊穣の女神であるイシスが刻まれてます。
付属品「ディスプレイパーツ」
枕木のような造形で棺を寝かせて飾る際に使用します。
棺の中身。
figma ツタンカーメンを収納可能でシンプルな造形のフィギュアなら中に入れられると思います。
こちらも商品写真とは違い一部仕様変更されています。
いつの間にか固定用のダボ穴が追加されたので見た目が少し安っぽく見えますね。
フィギュアの事を考えての修正だと思うのですが、テーブル美術館シリーズと謳うならもう少し外観にも気を使ってほしいところ。
最近のfigmaは実際に商品が届いてみないと分からない部分が結構あるので、商材写真を見て購入を判断しずらいのが本音です。
子ネタですが、棺は余っているハンドパーツ等を補完するのに役立ちます。
フィギュアサイズ。
棺は17.5センチと結構大きめで、ツタンカーメン本体は女の子サイズ。
では、遊びましょう!
ゲットライド!
「波に乗れ!」
・・・・。
!?
!!!
和む光景。
「ありがとうございます。」
「気づかれないように…後ろからそーっと…」
!?
「暴れるな!!!」
「捕まえました。」
「これ、少し炙って食べると…」
「美味いんだよなぁ~」
古代エジプトのロボット。
君、かわいい壺持ってるね。
「これ、カノプス壺。」
「かわいいでしょ…私の臓器がはいっているんだけどね…。」
!?
「これは古代エジプトの神造形師が作ったネフェルティティの胸像」
「すごいよね。」
「これはエジプトのIKEAで買ったスカラベ抱き枕。お腹の上に乗せて棺に入ると気持ちよく眠れるんだ。」
ゲームの歴史。
それは遥か五千年の昔古代エジプトにまでさかのぼるという。
古代におけるゲームは人間や王の未来を予言し運命を決める魔術的な儀式であった。
それらは「闇のゲーム」と呼ばれた。
今、千年パズルを解き闇のゲームを受け継いだ少年がいた。
光と闇二つの心を持つ少年。
人は彼を「遊戯王」と呼ぶ。
バイクでき来た。
フロシャイムの日常。
「あ、買い物ありがとう カーメンマン君。(あれイメチェンした?)」
マクファーレンのマミーフィギュア。
アメリカのミイラはかなり好戦的。
そういえば顔ない(包帯巻き)ミイラフィギュアは結構珍しい気がしますね。
マクファーレン コナンシリーズのエジプトフィギュア。
屑ヤミー。
せいやー!!
対談。
いつものアクア様。
「目覚めた。」
「ん?」
!!
ネオエジプト代表のガンダムファイター
ガンダムファイト!
レディ・・・ゴー!!
復活したファラオガンダムIV世。
首の軸がfigma共通なので、他のフィギュアと差し替えて遊ぶことも可能です。
その逆も然りで、ミイラ化も可能。
ファラオ風。
ファラオマミさん。
こじらせすぎ。
あまりお勧めできませんが、部分的なパーツ交換も可能でした。
マミーさん。
ねんどろいどニトクリスと並べて。
でませい!
やっぱり一番親和性が高いですね。
ニトクリスはfigmaでも発売してほしいところ。
いい子、いい子。
!?
少し喜んでる。
ウアス杖を持ったツタンカーメン。
以上「figma ツタンカーメン DX Ver.」レビューでした。
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