バンプレスト ガンダム0083 GPシリーズフィギュアコレクション ガンダム試作4号機 の紹介です。
リリース日 2002年
こちらはバンプレストからリリースされたアミューズメント景品。
OVA「機動戦士ガンダム0083」に登場するGPシリーズのガンダムを固定ポーズで再現した商品となります。
ラインナップは。
・ガンダム試作1号機(ゼフィランサス)
・ガンダム試作2号機(サイサリス)
・ガンダム試作3号機(ステイメン)
・ガンダム試作4号機(ガーベラ)
の全4種類。
今回はこの中からガンダム試作4号機の紹介です。
RX-78GP04G ガンダム試作4号機(ガーベラ)
後ろ姿。
アナハイム・エレクトロニクス社が「ガンダム開発計画」の発展として設計していた機体。
高機動、航続距離の延長を目指したが地球連邦軍の許諾が下りなかったため、計画から外され基礎フレームが完成した段階で開発が中止された幻のMS。
後に、基礎フレームと内装が裏取引によりシーマ艦隊へと譲渡され、外装を偽装したガーベラ・テトラへと生まれ変わることとなります。
初出は1992年12月発行のホビージャパン「GUNDAM WEAPONS3」。
設定上存在するMSでしたがメカデザイナー「明貴美加」氏によってイラストが公開され、本誌にそれを元にしたフルスクラッチ作例が掲載されています。
バストアップ。
フィギュアはすべてPVC成形でホワイトのボディに各部塗装が施されているといった感じです。
頭部。
ダクトが4つある特徴的なフォルム。
アンテナの中心はレッドカラーになっており、近年のゲームやフィギュア、プラモデルのRE/100とは配色が異なります。
GジェネレーションF、ギレンの野望、PS2「めぐりあい宇宙」などの当時のゲームでは額がレッドになっていましたね。
ボディ。
胸部ダクトやコクピットハッチなど、プライズながらもしっかりとした色分け。
腕部。
丸みを帯びた肩アーマーのデザインがいいですね。
横から。
肩のバーニアノズルはやや小さめな造形。
シュツルムブースター。
後部に突き出た3本の高機動ユニット。
梱包されているパッケージよりも横幅が大きくなるので見た目のボリュームがかなりありますね。
3本ともバックパックに接続されています。
塗装はされておりませんが、シュツルムブースターの先端にはスラスターの造形があります。
もちろん取り外しも可能。
腰回り。
サイドアーマー部分も一部彩色されています。
下半身。
後ろから。
脹脛部分が塗装されています。
足裏のディテール再現は無くフラットな状態。
ロングレンジライフル。
ハンドパーツに持たせるだけで、ライフルを構える事はできません。
センサー部が塗装されています。
ライフルの造形も近年の設定とは異なりメカディテールが簡略化されていますね。
PVC造形ですし、MIAシリーズに近しい素朴な外見に味を感じると思います。
ブースターとライフルは取り外し可能。
後ろから。
GUNDAM FIX FIGURATION ガンダム試作4号機と一緒に。
後ろから。
脚部はソール部分の配色が異なります。
ちなみにGPシリーズフィギュアコレクションとGFFの試作4号機はどちらも同じ年にリリースされた商品です。
ガレージキットの販売もありましたが、どちらも当時はかなり貴重な立体物でしたね。
MIAシリーズと並べて。
GP01はすこし小さめなんですが大体MIAシリーズに近いサイズ感。
グリップサイズもちょうどいいので、ロングレンジライフルはMIA側に装備させることが出来ます。
ガンダム開発計画。
MIAシリーズでGP04はラインナップされなかったので一緒に並べる代用品ならこれが一番ですね。
MIAの関節を移植すればアクションフィギュア化もできそうなので、素材としての需要もあるかと思います。
古いフィギュアですがプレミア価格にはなっていないのでお勧めです。
説明書。
全4種共通になっています。
以上「バンプレスト GPシリーズフィギュアコレクション ガンダム試作4号機」レビューでした。
おまけ
関連
・ハイパーガンダム3 ガンダム試作1号機
・GUNDAM UNIVERSE ガンダム フルバーニアン
・バンプレスト マグネットロボ ガンダム試作3号機
・GUNDAM FIX FIGURATION #0010 GP-04G ガーベラ
・バンプレスト GPシリーズフィギュアコレクション ガンダム試作4号機