MOBILE SUIT IN ACTION!! ガルマ・ザビ専用 ザク の紹介です。
発売日 2004年1月 価格1500円
パッケージ裏。
MS-06FS ガルマ・ザビ専用 ザクⅡ
後ろ姿。
ガルマザビ大佐機 高上と現る。
ガルマ専用ザクは2000年にハイパーホビー限定版として発売されましたが、こちらは一般発売で完全リニューアルされた商品となっております。
2002年発売の量産型ザク(セカンドバージョン)がベース。
単にカラバリではなく専用機の特徴的な部分がしっかり再現されているところが大きなポイントだと思います。
バストアップ。
頭部は量産型ザク、シャア専用ザクとは違い完全新規造形。
MS-06F型の特徴である「バルカン砲(30ミリ機関砲)」が再現されています。
モノアイはプリントになっているので可動はありません。
4門あるバルカン砲は内部まで塗装されており、かなり細かな作りになっていると思います。
正面から。
フィギュアの個体差ですが、頭部ブレードアンテナが少し斜めに接着されていました。
PVC成形なので、正位置で接着されていて曲がりやすいパーツではありますね。
胸部。
量産型ザクよりも色が淡いグリーン、グレーの成形色になっています。
腰回り。
スミ入れは部分的にブルーが使用されています。
左腕部。
肩にはスパイクアーマーを装備。
右肩にはシールドを装備。
シールド裏のメカディテールまで細かな表現です。
さらに腕部を外すと、胸部側面の塗装やディテールが楽しめるようになっています。
MIAシリーズは低価格ながらも各パーツ抜かりない造形になっているところがいいですよね。
バックパック。
こちらは恐らくシャア専用ザクⅡと同じ造形だと思われます。
セカンドバージョンから採用された着脱ギミック。
内部メカディテールを見て楽しんだり、他のザクとバックパックを交換して遊ぶことが出来るようになっています。
脚部。
淡いオレンジの成形色。
後ろから。
足裏。
塗装もしっかりと施されています。
頭部可動。
首の付け根はC字ジョイントでパチンと挟む込む構造。
左右の回転はもちろん、前後に頭を動かすことが可能となっています。
腰は軸接続で回転。
干渉することなく1回転回すことが出来ます。
肩はC字ジョイント接続で多少ですが前後にスイングできるような作りになっています。
肘は二重関節を採用。
セカンドバージョンは可動範囲が広いのでアクションフィギュアとしては申し分ない作りだと思います。
膝は二重関節。
脚部のパイプは軟質素材なのでスムーズに可動。
腰回りのアーマーもすべて軟質なので、足を曲げるとこのようにパーツが撓ります。
足首はボールジョイント。
つま先後ろ側に接続されているスリッパ構造になっているため接地が良好です。
セカンドバージョンだと片膝立ちも出来ますね。
アクション!!
ガルマ・ザビ専用 ザクIIは「MSV」に登場するザクFS型のカスタムタイプ。
地球攻撃軍司令のガルマ・ザビ大佐の地球侵攻作戦以前からの乗機でパーソナルカラーである濃淡ブラウンのカラーリングになっています。
ガルマ専用ザクはHGUC、MGでプラモ化もされていますし、ゲームでも割と頻繁に登場しています。
個人的にはPS2ソフト「機動戦士ガンダム」での印象が強いですね。
付属品「ザク・マシンガン」
通常のザクⅡと同じものですが、成形色が濃いブラックに変更されています。
前方のストック部分が左右に可動。
ハンドパーツ「握り手」が付属しているのでしっかりと保持できます。
上部のドラムマガジンは取り外し可能。
マガジン裏部分までディテールがあります。
劇中では主に一年戦争時にMS-06F、J、Sが携帯するメインウェポン。
120mmマシンガンの俗称でザク系列が使用していたことから通称「ザク・マシンガン」と呼ばれています。
付属品「専用ヒートホーク」
通常のヒートホークよりも大きく、そしてゴールドカラーの豪華な彩色になっている専用装備。
元々は式典用、儀礼用そして装備されてた武器かもしれませんね。
こちらもグリップサイズに合わせた専用の握り手が付属しています。
専用ヒートホークはギレンの野望あたりからグラフィックとしてあったような気がしますね。
2002年発売のHGUCの時点ですでに立体化しています。
専用ヒートホークはサイドアーマーに取り付け可能です。
付属品「ザクバズーカ」
通常のザクⅡに付属している物と同じですが、成形色が濃いブラックになっています。
前方部、スコープ、後方部の3パーツ構成になっており、グリップやスコープ位置の調整が可能です。
元々対艦用に開発された口径280mmのバズーカ砲でマシンガン、ヒートホーク同様ザクの標準装備。
一体成型だったMIA初期のザクバズーカと比べると、だいぶ取り回しが良くなっています。
付属品「バズーカマウントラッチ」
後部にバズーカを懸架することが出来ます。
フル装備。
付属品「ガルマ専用ドップ」
ザクだけでも十分遊べるのにドップまで付属するというサービス精神。
ドップ自体は「MIA ジオン軍地球侵攻作戦」、「Zaku & Magella Attack Tank Deluxe Edition」と同じ造形です。
キャノピーはクリアパーツ成型で内部が透けて見えるようになっています。
PVC成形がメインですがコクピット周りはプラスチック成形ですね。
そして内部にはちゃんとガルマのスーツカラーを意識したパイロットが載っています。
これはかなり芸が細かい。
武装はコクピットの下横にある「6連装ミサイルランチャー」と「30mmバルカン砲」。
ウイング部分はパーツが薄めなので曲がり癖が付きやすい感じです。
底面。
小さいながらもハイディテールなアレンジが加えられているので見た目の情報量が増しています。
ジェットノズル。
ハイパーホビー限定だった「ガルマ専用ザクⅡ」(2000年発売)と比較。
後ろ姿。
以前のガルマ専用ザクⅡは単なるカラバリだったので頭部のバルカンは再現されておらず中途半端なフィギュアになっています。
セカンドバージョンとしてリメイクされてほんと良かったと思いますね。
ドップ比較。
後ろから。
やっぱり注目はパイロットですね。
これはほんと良くできていると思います。
ガルマ隊出撃。
以上「MIA ガルマ・ザビ専用 ザクII」レビューでした。
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